とある日の日記6

前からですが、最近富富にアレだったので。
たまには身近な日記でもと。
今から書く事は事実じゃないかもしれません。
でもプライバシーの為に口調は変えておきます(…)
ヤツがココを目にすることなぞないと思いますが、まぁ一応。

読み進んで貰う前に一言ご注意が。
まず

1.人の相談なんか受けたこともナイワっちゅー方
2.むしろウザって方
3.人の相談は受けるがその内容のアレさ故に生じる疑問を他に漏らした経験のない方(重要/笑)


以上の人、危険デス。
読み終えた瞬間、ワタシを恨みかねないです。

怖い。死にたくはない。読まないで。(切実)

大丈夫。心広いわワタシって方だけドウゾ。










ある日の深夜。ソレは起こりました。
ネットに勤しむワタシの手を止めたソレの正体は電話のベル。
うっせェとか思いつつも、ガチャリと受話器を。

「………もしもし?」

「あ、もしもし〜っ、俺。俺っ」


俺じゃワカラン。

とか言いたい気分でしたが、知人の声にヨォと挨拶。

「今、忙しいんで」

速攻、切ろうとするワタシ。

「ちょ、ちょ…っ待ってや自分〜…ほんま頼むわァ…」




悲痛な声でした。
何かスッゲ悲痛。
何かあったんかとちょっと気になりだす余計なマイハート。

10代で4股かけたり、遊んだり遊ばれたりセーラー服を本気で購入しようとした(…)ヤツのコトだ。

(ちなみに、僕トコの制服も欲しがりました。モチロン気色悪いのであげてません。つか欲しがんな)

コレはまたエライ事件でも起こしたのではっとその場は踏みとどまり話を聞くことに。


内容は恋人の話でした。

確か前の電話の時もそうだった。

前の前も…その前も。

アレか、僕はレンアイ指南役か。


コッチが教授して欲しいっちゅーに!!



彼には好きな子がおりました。

何か、特に愛し合う間もなく付き合った相手だったらしいんですが。

彼には一つの恋愛パターンがありました。

本人は気付いてませんが、ハタから見てると丸分かりです。


ヤツは別れた相手にモエる…っ!!


過去にもう幾人との別れ話を聞かされましたが、いつもそう。


「で、な…結局俺がフってんけど」

「フったのか。サイアクだなお前。(どんな悪女でもフェミ)」

「……(間。その後畏まった口調に)…で、フったんですけど気になって携帯にメールとかしたの」

「アホ、気になるんやったらフんな。ほっとけ、もう終わりでええやん」

「………自分、キツイな」

「君にはね(受話器の前でにっこり)」



暫しの間の後、再開する話。



「でもなっ、やっぱ俺はその子が好きで…」


出た


出たよ


「……フゥン」

「やり直したいと思ったんだよねっ」


勝手にやり直してください。


マジで。



「そうか、ソレは良かった。ドウゾ(受話器を置こうとする)」

「あっ…まだ終わってないっての!!(かなり焦っている)」



………再開



「でも、A子すぐに新しい恋人作りやがって!」


「そうか、まーな…女は引きずらんと言うしな。」

「そーやけど、ちょっと早すぎないですか?俺と別れて一週間もたたんうちに…」

「フったくせにグダグダ言うな。キサマが悪い、フった時点でもう終わっとんじゃ

「………自分、俺のコトキライ?」

「キライ(即答)」

「…………(ちょっと泣きそう)」

「…ウソだよ、キライじゃないよ(好きでもないけど)良い友達だと思ってるよ(エセくさく)」



「ほんなら、付き合おうや」

「断る」


間。


「でな、別に付き合ったんはええねん…けど男出来てからA子俺と遊んでくれへん…」

「………へ、へぇ。つか…遊んでたんだ(上擦る)」

「しかもな、俺からのメール来るとカレシが疑うかもって言ってメールもアカンって…

 な、自分の恋人が

昔の男と2人っきりでどっか遊びに行くのってヤなもんかなァ?」

「………(絶句)」

「でもA子の恋人と俺、顔見知りやねん」

「知り合い?」

「んーんー、A子をヨロシク頼みますって挨拶に行った

「………………」

「ちょい、興奮して泣いちゃった

「……………………」


世間て何だろう…え、恋人同士ってそーゆうもの?
そうなんだ
そうなのか…



ワタシはイヤです


イヤです、こんな男


フった女のカレシに会うなーーーーーっっ!!

 



しかし彼の行動はこれだけでは留まらなかった。

「携帯メールは諦めた…返ってくるん10通に一通の割合やし」

まぁな、自主的に返したくはないだろうな

「てか携帯変えられて番号分からんくなったし…」



「電話しても居留守使われてさ」







でも気持ちは分かるよ、A子
コイツ怖い


「んじゃ、もうその子のコトも諦めたん?」

「…………」

何、何よその沈黙

まだ隠し持ってるのか
爆弾をっ



「でもどうしても気になって…A子とその男が上手くいってるのか」
「……いや、気にすんなよ…」
「(聞いてない)もし、A子を不幸にしてたらって!!」

アンタ
過去も今も、A子を不幸にしてるんはむしろ、君デス



「で…?」

「……だからな、」

「うん」

家まで行ってん





「けど、玄関先から頭だけ覗かせて…帰ってくれって」

 



あーっ、痛い!!

 



泣かれてん…」

 



ギャーーーーーーー!!!

 




その後、彼はA子さんを諦めた模様です。
むしろ、ストーカー…ストーカー並に怖い。
根は良い奴なのですが(フォロー)
彼とは何があっても付き合いたくない。
そう、思った一件でした…まる。
某アレなノリで…(…)