とっても不定期な日記だけど、記録に残すのもいいかしらね?
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3月31日

とうとう下の子が空手を習い始めた。2月に6歳になったとはいえ、私にとってはいまだに赤ちゃんのようなもので、習い事をさせるなんてまだまだと思っていたけど、今日は記念すべき日になってしまった。

上の子アンドリューは5年間大山空手を習っていてすでに黒帯。 そんなお兄ちゃんの姿を見ていたとはいえ、なんとも頼りない姿。 まっさらの白い胴着に白い帯をつけて道場到着。 先生も赤ちゃんの頃から知っているだけににこにこ顔で、「とうとう来たかぁ! お兄ちゃんを追い越せよ!」と上機嫌。 妙に緊張顔のアンドリューと私が見守る中45分、まじめな顔をして正座をし、基本の動作を教えてもらったりして無事終了。 最後の腕立て伏せは20回も出来て皆から褒められ本人はすごく誇らしそうだった。 先生と握手をして駆け寄ってきて、「楽しかった! また明日も来たい!」とはしゃぐ子供を見て、我が家には赤ちゃんはいなくなってしまったな、と感慨深かった。
アンドリューだけは、「全然なってない! 家に帰って特訓だ!」と息巻いていたけど。



3月13日

3月は忙しい。子供達の両方(日・英)の学校の卒園式、発表会、春の辞令による帰国ラッシュの人々の送別会、それに加えて嫌な出来事が次々に起こり、毎日ふうふう言いながらめまぐるしく日々過ぎていく。ストレス発散の為に再開したケーキ作りだけが楽しみ♪ 毎日どんどん新しいお菓子が出来ていくよ。

3日ほど前、帰国するキルト友達が袋一杯の布をくれた。しばらくキルトもしてないなぁ、やる気が起きそうにもないけど.... なんて思ったけど、久しぶりに先生の大作キルトを見せてもらい、ムムム! 家に帰って袋の中の布を出してみると、良い布がたくさんだし。しまって置いた作りかけのキルトを取り出して眺めているうちに段々やる気が出てきてしまった。 またやろうっと♪ 



2月15日

ここ1週間減塩食というものに取り組んでいる。だんなが重症な高血圧だという事がわかり、薬を飲む前に3週間食事療法をしてみる事になったから。アメリカの本屋さんに行ったけど、糖尿病用の本は膨大なのに高血圧用の本はびっくりするくらい少ない。アメリカ人って高脂肪の食事で太るから糖尿病は割りと深刻なのに、食事自体は薄味だから高血圧の人は少ないんだろうか? 仕方がないので日系の本屋さんで本を買い込み、自分なりに減塩食作りにトライして一緒に食べてあげるものの結構つらい。健康な子供用とは別に作らないといけないから面倒だし、何よりも超薄味の食事はまずい! まるで料理のへたな人みたいで惨めになるよぉ。それなのに当の患者を励まさないといけないし。子供達はウィンターブレイクって奴で今週学校が休みでい一日中うるさいし、こっちはキッチンにいる時間が倍増するし、ごはんはまずいしでストレスは溜まる一方。 イライライラ....... Σ(—_—;)

夜子供達が寝てからほっと一息、一人で雑誌(それも成人病予防の本なんだけど)でも読もうかとソファに座ったら、となりのだんなが一言、“有難う”........ たった一言で救われる時もある。 またがんばろうっとっ♪と思う時もあるナ。


 


1月28日

あぁ、また大雪が降ってしまった。 子供の学校も閉校になり、朝から家族総出で雪かき作業。 雪の中で作業するのって本当に疲れる。家の前もちゃんと人が通れるようにしておかないと罰金取られるし、今冬の雪の多さはつらいわ。 でも子供達は大喜び! シャベルを持って、せっせと雪をどけたり、雪の中で寝てみたりと元気そのもの。学校も休みだし、子供達にとっては天国なのかしら?

夕方、スーパーマーケットに皆の新しい手袋を買いに出かけての帰り、真っ白い雪道を横断しようとする何かが見えて車の速度を落とした。ん? 犬?と思ったらなんと鹿! 母鹿が先に渡って2匹の小鹿が早足で続いて可愛いけど、こんな近くで見たのは初めてなのでさすがに唖然!車も結構通っているのに。 こっちの人は鹿を見るのはグッドラックのしるしと考えていて、知り合いも鹿を見るとカジノに直行すると前に話していたなぁ。なんか良いことありそうな予感。小鹿ちゃん達、元気に育てよ〜! 


1月16日

今日はお葬式に行った。2日前に夫の祖母が亡くなって、今日は故人を偲ぶために皆が集まるためのセレモニーの日。 アメリカでは“Gathering”と言われているんだけど、子供の喪服がないので買いに言ったりして大変だった。日本以外のしきたりは良く知らないけど、とりあえず黒服に真珠のネックレスを着けて、映画のお葬式シーンを思い出しながら行って見た。大きな「Funeral House(葬儀場)」だったのでたくさん部屋があり、玄関に今日の葬儀スケジュールが書かれていて今日は3件らしい。なんか温泉旅館のご一行様ご案内の看板みたい。該当する会場に行く道すがら見てみると、アメリカ人の子供達はなんか普段着で喪服なんて誰もきていない。 おかしいなぁ? 大人達も皆笑って談笑しているし、お国柄の違いなのかしら? 故人の死を悼むというよりも、皆で生前の楽しい思い出を語り合うのかな? 該当する会場に着いてからは神父様の長いお話にもじっと耐える子供達。歌(賛美歌なのか?)もやたらとあってちんぷんかんぷん。クリスチャン式葬儀って全然日本と違うのね。嫌な思い出しかなかった人だけど、最後に「有難う」とお別れしました。あの人の存在がなければ、夫も生まれてこなかったんだな、と思うとなんだかとても感謝したい気持ちになった。


1月5日

ぎょえぇぇぇぇ〜っ!!!
久しぶりにHPを更新して、おまけにバナ−なんかも作っちゃおう♪ なんて色々やっているうちに、間違って一番大事な入り口のページを消してしまった! とりあえず似たようなものを作ったけど、なんか変。
あ〜あ、新年早々ついてないなぁ。
新年といえば、今日から子供の学校も始まり、お正月気分(ま、アメリカにそんなものないけど)もおしまい。サンクスギビングから暴飲暴食が続いていたのでダイエットだ! 友達がダイエット用のエクササイズ器具を買いに行くと言うので一緒に着いて行って、私も同じモノを購入。 3人一緒にレジに並んでいて思ったけど、あとの二人はとても痩せていてナイスボディーの持ち主達。どうしてそんなものが必要なのかしら? 不思議だわ..... 


12月23日

今日で子供達の学校も終わり、明日から冬休みに突入。Σ(—_—;)
各所にクリスマスのプレゼントを渡さなければならず、毎日お金に羽が生えたように飛んでいく。 とほほ。。。 子供達の学校の先生、各種習い事(親子共に)の先生、学校の周りの交通整理の人々、郵便配達の人、ごみを取りに来てくれる人達、甥っ子、姪っ子達の分、云々.....今日やっと自分の子供達の分を買えたわ。 やれやれ。
そして今夜は珍客到来。「ピンポーン!」の音がしたので玄関に行くとなにやら子供達が見える。 お隣の子供達がホリデーの挨拶に来たのかと思ってドアを開けると、「メリークリスマス!」の大声と共に突然クリスマスソングの合唱が始まってしまった! 呆然とする私達親子を尻目に10人程の少年少女達の歌声は続く..... こ、これは一体どうすればいいんだろう? 何かあげなければいけないのだろうか? 3曲程歌って、「それでは、良いホリデーを!」とか言ってゆ〜っくり帰ろうとする少年少女達(中学生との事)の一人でリーダーらしき少年に直接聞いてみる事にした。
「ちょっと!」
「はっ?」
「私達、この町に引っ越してきたばかりでよく知らないんだけど、こういう時って何かあげるのが普通なの?」
「ええ、まぁ。 でも強制ではないんですよ。お気持ちだけでも」
「で、何をあげるべきなの? お金?」
「はい♪」
やっぱりそうなのね。でもいくら渡せばいいのだ? とりあえず、封筒に$5入れて渡したけど。 わからない事がたくさんあるなぁ。


12月7日

映画「ラストサムライ」を観に行ってきた。物凄い大雪の直後だし、どうだろう?って思ったけど、劇場内は満員だった。内容的には「??」の部分も幾つかあったけど、とにかく日本人俳優達が良かった!渡辺謙はすごい存在感でトムクルーズがかすむ程だし、真田広之かっこよすぎ!ハリウッド映画の描く日本人像っていつも“ああ勘違い”で、おまけに中国系俳優が変な訛りのあるへったくそな日本語をしゃべったりして腹が立ってたけど、さすが本物の人々は違うわ♪

観客達の反応はというと....前半は結構笑えるところがあり、和やかな雰囲気だったんだけど、後半になるとし〜んと静まり返ってすごかった。私は日本人の“心”に感激して目をうるうるしたままだったけど、アメリカ人は理解出来たのかしら? すごい親日家ならともかく..... 映画が終わっても誰も何もしゃべらず、良かった!とも退屈だった!とも聞こえてこなかったけどどうだったんだろう? 上の子に聞くと、「よかった! 渡辺謙すごい!」って興奮してたけど。 とにかく私は感激したぞ!


12月2日

とうとう我が家にもDVDがやって来た。 そうです、我が家はかなり遅れているのです。買おう、買おうと言いながらも、普通のビデオデッキも立派に動いている事だし、なんでわざわざ、と今まで延期していたのもこれでおしまいよ♪ でも接続するのもビデオデッキと違ってなんだか複雑だわ。とうとうカスタマーサービスにまで電話して、やっと接続完了。よし、動くかどうかやってみよう!なんて思って愕然!(‾□‾;)!我が家にはDVDが一枚もないじゃないの! これでは正常に動くのかの確認も出来ませんです。うかつだったわ。

ふてくされて寝てしまった私が次の日起きると、夫が「マトリックス」を買ってきていた。夜になって家族皆でロードショー。新しい我が家は前の持ち主がかなり凝り性だったらしく、部屋中にスピーカーが埋め込まれた本格的映画鑑賞のスペースがあるのです。お菓子&ビールを用意して部屋を暗くして、スイッチオン。 すご〜い! 映画館みたいだよぉ〜! DVDよ、有難う♪


11月11日

今年も残すところあと2ヶ月、またしても大ホリデーシーズンがやってきてしまった。先週我が家に夫の家族が集まり、楽しいディナーの席で、サンクスギビングとクリスマスはどこの家庭が主催するかという重大問題が話題に出た。なぜか家族に“おもてなし好き”と誤解されている私は毎年二つの行事のどちらかを代わる代わる担当しているが、普通でいくと今年はサンクスギビングの年。しかし引越しの片付けもまだ完了してないし、七面鳥を焼くのは避けたいなぁ。

だんなは4人兄弟。義母はすでに大人数をもてなすのは勝手に引退宣言してるし、義姉、義妹、義弟、そして我が夫の4家庭があれこれ都合の良いように持って行こうとしのぎを削っていたけど、なぜか義姉が意地悪っぽく、一番若い義弟の奥さんに「あなたサンクスギビング料理に挑戦してみなさいよ。」と言い、押し問答の末、気まずい雰囲気に。Dina(義弟の奥さん)は私に「助けて」と訴えかけてくるし、もうやけくそだす! 「はいはい、私がやりますよ。」と言った途端、皆が口々に「そうそう、それが一番良いよぉ! じゃ決まりね。」。 まさか皆にはめられたのかしら?(‾□‾;)!


11月3日

引っ越して早や2週間、忙しいながらも大自然(?)に囲まれて楽しい日々を送っている私達。今日も嵐のように降ってくる落ち葉集めに精を出していると、子供達が「裏庭でうさぎとリスがケンカしてるよ!」と大興奮。やたらと綺麗な鳥も飛んでくるんだけど。

しかし夜は暗いなぁ。夜になると辺りは真っ暗になって最初の頃はちょっと怖かった私。引越し前の町は夜もあちこち明かりが着いていて、車も夜通しびゅんびゅん通っていたけど、ここは大きな木がうっそうと茂っていて本当に真っ暗! 暗すぎて雨が降っているのかどうかもよく分からない程。今日も2階の窓から外を見るとま〜っ暗。ふと見上げると白いお月様が出ていた。あまりにきれいで見とれてしまった。


10月15日

明日はとうとうお引越し。 家中ダンボール箱だらけですごい事になっとります。やってもやっても終わらない荷造りと家の売買や学校関係その他の諸手続きの為、毎日大忙しで疲労も溜まっているけど、子供達は逆に段々センチメンタルになってきた様子。 あんなに「引っ越したい! もう待てない!」って大騒ぎしていたのに、いざその日が近づいてくると友達と別れるのがつらいとか、やっぱりここに居たいとか言い始めたわ。 でももう遅くってよ。すでに歯車は回っていて、終焉に向かってるんだからね。 8年間も住んだこのタウンハウス、下の子も途中から仲間入りしてたくさんの思い出があるこの場所とも明日でさようならかぁ。 ぐっすん。

熱帯魚や金魚も引越しさせなければいけないし、引越ししながら子供達は当日学校に行くし、売りの方の契約にも行かなければいけないし、果たして明日は感傷的になる時間はあるのかな? 


10月1日

私はよそ様の家におよばれされるのが大好き♪ よその家のインテリアとかを見たりするのはすごく参考になるから、たいして親しくない人からの招待で他に知り合いがあまり居なく気乗りしなくても絶対行くのだ。それにどんな縁で知らない人と仲良くなれるかもしれないし。
中でも年上の人の家に行くと食器や飾り物も充実してていつも本当に刺激されるなぁ。今日もキルトのレッスン&送別会があって、ハドソン川からマンハッタンが見渡せる某高級アパートに(ヤンキースのソリアノ選手も住んでるよ)。ヨーロッパ生活が長かったSさんのお宅は、各国で買ったタペストリーや置物がセンス良く配置されていて、お手製ランチでもてなす食器も上級者の貫禄。かなり刺激されてしまったじゃないの。私も見習わなくては。大勢のお客さんだからって紙皿なんて出してる場合じゃないっつーの!


9月4日

とうとう現地校の新学年が始まった! 長かったなぁ。 アメリカの公立校は幼稚園と小学校が同じ校舎なので、下の子(幼稚園)と上の子(6年生)は1年間だけ一緒になれるので大喜び! 今朝学校に送って行くと、久しぶりに友達に会い、楽しそうに話している上の子に比べ、下の子は緊張で青ざめている。「がんばれ〜!」と声をかけるとこっくり頷き教室に連れて行かれた。 とうとう幼稚園かぁ、なんだか感慨深いなぁ。
午後2時50分に迎えに行くと、「楽しかったぁ!」と下の子がうれしそうに飛び出してきた。しばらくすると上の子も出てきて、弟を連れて幼稚園の担任の先生に挨拶に行ってしまった。 おっ! お兄ちゃんらしい事をしてるじゃないの! もうすぐ引っ越すからあと1ヶ月少ししか通えないけど、楽しい学校生活になりますように。 

ただ今午後10時半、子供は寝とります。 久々の静かな生活、うれしい!(泣)


8月24日

昨日からとうとう補習校も始まり、長い夏もそろそろ終盤に向かってきた。久しぶりに早起きしてお弁当を作り、子供達を起こそうとしても、「う〜ん」などと言いながらなかなか起きれない。 夏の間にすっかり遅寝ね遅起きの悪習慣が付いてしまったな。σ(^◇^;;

でも、今日は東海岸最大の規模を誇る、大遊園地“SIX FLAGS〝 に連れて行くと言っていたから大喜びで早起きしていた。 やっぱり夏は必ず行かないといけない所かな。 しかし広すぎて移動も骨が折れる。午後3時頃着いたのに、8時頃になってもまだ乗っていないものがたくさんあってあせり始める。 9時過ぎ、「疲れてもう歩けない」というだんなの声を合図に、撤退する事に。 名残り惜しそうにする子供達に「また来ようね(来年よ。(*‾m‾)プッ )」と言いながら、あんなに喜んでくれてやっぱり来てよかったなぁ、とうれしくなった。 実は私は個人的には遊園地が嫌いなのだ。 


8月9日

土曜日の今日はお客もあり、一日中忙しく過ごした。夕方から家族で出かけて、帰りの車中でなぜか私達夫婦の出会いの話になり、お互いどれくらいアホな奴だったかという事を子供達におもしろおかしく話して聞かせた。上の子も「馬鹿みたい〜!」なんて爆笑。なんかずいぶん昔のことみたい。凄く懐かしい思いで大笑いしてたら、下の子がハンバーガーを買って帰りたいと言うので「そやね」と同意してバーガーキングでお持ち帰り。食べ終わったらもう6時半で、もう夜ご飯は食べられないなぁ。

夜遅く、テレビを観ながらビールを飲んでいて日にちの話が出て愕然! 今日は結婚記念日じゃないの! あ、あれ? 記念日のディナーにハンバーガー食べちゃったよ。Σ(—_—;) デリカシーのない人間は困るなぁ。


8月2日

年に一度の夏祭りが今年もミツワであった。毎年思うけど、ニューヨーク周辺だけでもこんなにたくさん日本人がいるんだ。 行事の知名度も高くなってきたのか、今年は特にアメリカ人、中国人、韓国人、スパニッシュ系と国際色豊かで大混雑! 最初は暑くて不機嫌だった私だけど、食べ物を見ると「にへら〜」となり、いそいそと焼き鳥やカキ氷コーナーに通い続けてしまった。最後に子供達はお決まりの金魚すくいをして2匹ゲット。

帰宅して金魚水槽にちっちゃな金魚君達を放してあげた。 君達安心したまえ、お魚愛好家(もちろん私よ)の家にやってきたからにはもう大丈夫♪ 3年前からの先輩和金もいるよ。 朝起きてみると、元気に苔を食べていた。
ふふふふふ......わはははは!(*‾▽‾*)(すっかり魚のエキスパート気取り...)




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