なみ太郎のある日の観戦記

 

6月20日(木)ミネソタ/ツインズ戦3日目

久々のシェイスタジアム。うれし〜!平日の水・木は結構良い席が取れるのでねらい目なんだけど、今回は一階内野席でもバックネットより少し3塁側寄りの一番好きな位置をゲット!ピアザも間近で見れるし、メッツのベンチも良く見える。誕生日プレゼントだと説得して、$43の券を家族4人分買ってしまったの。ふふふ。テキサス出張から帰ってきたばかりで嫌がるだんなを着替えさせ、出発〜!

球場に着くと、もうすでにアメリカ国歌を歌っているのが聞こえてきた。案内のおじいさんは、雨も降っていないのに4人分の座席を雑巾で拭き、チップを待つ。はいはい。同チームとの3戦目あたりだと、主力選手はよく休むので心配していたんだけど、ピアザもフォンジーも出てるし、マッキューイングも先発で出ていてよかった! 見渡すと老若男女、赤ちゃんまで皆メッツのT‐シャツを着ていてうれしくなってしまう。やはり一番人気はピアザで、アルフォンゾ、ペイトンもちらほら。私と二人の子供はもちろんピアザのシャツ。

前半は余裕があるので、ビール&ホットドッグを両手に持ちながら応援。今日の先発投手はトラクセルで直球も走り毎回無失点。相手投手も好投で5回まで両チーム無得点だったんだけど、6回ピアザが14号ソロホームランで1点ゲット! 主砲が打つと球場全体が揺れるくらいの大声援で、皆の興奮もなかなか冷めない感じ。ピアザさん、あなたはやっぱり大スターね。 試合中、後ろの青年が面白かった。スコアブック片手に逐一記録してゆき、打者が代わる毎に「〜の打率は現在何割、昨シーズンはどこでプレーして、〜が得意」ってな具合に隣の人に説明してくれてかなりオタクッぽい。球場ではTVの解説が聞こえないので、私の耳はダンボ状態。助かったかも。7回には恒例の「God Bless America」が歌われる。今日の歌い手はピッツバーグシンフォニーからきた白人の女性ソプラノ歌手で、乳がんからの生還者だそう。なんの脈絡もない紹介でちょっとびっくり。下の子は2回くらいからこの歌を大声で歌っていてまわりの失笑を買っていたけど、このときばかりは皆で大合唱。歌詞がわからない人も大丈夫。カラオケの画面のように電光掲示板にちゃんと出ます。

8回、フォンジーが2ランホームランで3点目追加。今日こそ勝てるな。トラクセルはあわや完封かと思われたけど、9回1人目を打ちとってから3連続ヒットをうたれて満塁のピンチで降板。でもよくやったと大きな拍手で見送られていた。そして、とうとう真打ち登場! ベニ−テスがやってきて剛速球を披露。きっちり締めてくれるのかと思いきや、1人目はフライでうち取ったものの、2人目に2ランヒットを打たれて2失点。 ひえ〜っ! あなたったらまたしてもご乱心〜! 完封勝ちを信じて早々と帰って行ったお客もいるというのにどうするんだ! 皆が青ざめている中、3人目がファウル2回をしてくれて、最後は空振り三振。 そこら中で「危ないところだった」という安堵と怒りの声が..... 私も疲れた。

結局3−2で勝ち。面白かった!

よし、ホームへ戻るぞ!