花
自分を卑下する必要は無い
もっと陽の当たる場所へ手を伸ばしていいから
あなたの心には、優しさの芽が育っている
心の傷という、培養土へ根を生やし
いらだちの涙という雨を受け
それは確かに小さく、目立たないかも知れないけど
明るい色の優しさの花は
確かに、あたしという
彷徨って飛び疲れた蝶々を
救ってくれた
もっと太陽を感じていい
あたしを止まらせるそのことに甲斐など見い出さないで
いつか、鏡を通した自分じゃ無くても
胸を張ってあなたは太陽を見上げられるでしょう
なぜなら、あたしはあなたを愛しているから
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