3月15日 田中屋模型店

 もはや見慣れたこの風景・・・前回の屈辱を背に私は還ってきた。

表面上は以前使っていた白と紫のスーパーアバンテに見える。
しかし、その中身は各所で現在盛んにテストや検証が行われているスーパーXシャーシ
参戦することとなった。あとの装備品はいつもとまったく同じである。
これがのちのち影響してくるとは夢にも思わなかったが・・・

前回も書いたが、ここのレースの勝利条件は少々変わっていて、
・相手に追いつく(周回遅れにする)
・相手が吹き飛ぶ
このとき、パーツが吹き飛ぶ分はカウントされない。(田宮ルールでは負け
ここら辺がローカルルールたる所以か。

しかし、今回はそんな些細なことを吹っ飛ばす事件がレース前に起こった。

店長「あー、はいはい確認終わり。つぎ車検ね。」
店長おもむろに車検ゲージ(紙製)にマシンを突っ込む。
ずぼ(引っかかる音)

ぐはっ!もともと規定ぎりぎりのセッティングをXシャーシに移行したのが
マズかったのか!!このままでは本体リムーブ(MTGネタ)の大ピンチである!
まずこの超ロングな車体長の原因となっているリヤスライドダンパーブレーキを
思い切って外してしまった。そしてそこに付いていた9ミリベアリング4個は
30ミリロングビスとともにサイドへもってきた。うむ。サイズ的には余裕である。

しかし、コースを試走してみると15秒5
ぐは。これは去年の開幕戦で107%に引っかかってその1戦のみで撤退した
ローラ
みたいではないか!(F1ネタ)
F原氏「そのサイドローラー全然効いてへんで」
あ、・・・どうも。これはありがたい。たしかにこれでは9ミリだと機能しない。
意を決してスライドダンパー(ハイマウントなやつ)を田中屋で買ってくる。
配置の関係で4個ローラーになってしまうが・・・

で、1回戦。ほぼ互角の戦い・・・
すこーん。
げ、スライドダンパーが吹き飛んだ。みるみるうちにタイムが落ちていく。ひいい。
ばちこーん。
あ、相手が吹っ飛んだ・・・
2回戦の前にF原氏に瞬間接着剤を貸していただいてもらい、ボディやスライドダンパーに
塗りたくって強化する。これで計算上は大丈夫だと思うけど・・・
2回戦。わしのマシン10秒5に対して相手は10秒1。直線では明らかに勝っているが、
コーナーがぜんぜんだめ。なすすべもなく・・・
ガッシャーン!ずりずりずり
こうして押し出された私のマシンはサンドトラップの露と消えたのでした。あれ直すの大変だぞ。
つーわけで今回も2回戦負けとあいなりました(涙)
そりゃあ、まあ、あんな場当たり的なマシンじゃあねえ・・・勝ちを期待できないよなあ。

Xシャーシではローラー配置を徹底して見直す必要が有りそう。

ここのレースではスーパー1が有利なんだなという事を実感させられるレースでした。

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