スーパーロボット七つ目大戦α
 
 
<THE ビッグオールート2>
 
 

 
 
「HPが70000・・・原因はこれでしょうね」
 
 
ロンド・ベルに参戦を断られたのを根にもちつつも、なんらかの陰謀の線もあるかなーと作戦部長っぽく判断した葛城ミサトは、パラダイムシティーからわざわざ呼んできた腕利きの交渉人、ロジャー・スミスに間に入ってもう一度話し合おうとしたのだが。
 
 
そのロジャー・スミスに本腰を入れて本気で依頼を引き受けてもらったのはいいのだが、
第一声がこれであった。その視線は葛城ミサトがロンド・ベルに提出した「参戦申し込み戦力予定表」に注がれて、表情はむつかしくなっている。
 
 
”参戦申し込み戦力予定表”とは、その名の通り、ロンド・ベルに参加を希望する個人や集団は、自分が保有するロボットなり戦闘機械なりの戦力をざっと算定して報告せねばならないのだ。それで待遇が変わってくるわけでもないが、同じく正義のために戦う同志であるし、指揮を執る者にすれば必要不可欠な情報ではある。なんせ自分の麾下に入るとはいえ、パイロットは一般人よりも遙かに強固で強力な精神力をもち・・・、まあ、ぶっちゃけていうと癖の強い人格の、個性の塊のような連中であるし、おいそれと御せるわけでもないとくれば、その所有物である”スーパー”なロボットの力の見極めは隊全体の死活問題となってこよう。・・・よく知っておかないと指揮官の精神状態の健康に悪いわけだ。
 
そのあたりはネルフの作戦部長である葛城ミサトにはごく呑み込みやすい話であるから、否応もなく当然に従い、保有戦力を算定して、向こうに提出した。
 
通常兵器を遙かに凌駕する”スーパー”ロボットであるから、その”スーパー”な点を知っておかないと作戦のたてようもなかろうし。馴染みのロボットはともかく、新規参入してくるロボットの癖や性質や長所短所をいちいち研究しとる時間もない、というのが正直なところだろう。パイロット連中はこんなことを知らないだろうが、裏ではいろいろと苦労しているのである。
 
だが、ロジャー・スミスはその書類を見て、参戦拒否の問題点はここにあると看破断言。
さすがに有能なネゴシエイターだけのことはある。ロンド・ベルの首脳部が下した判断原因をすぐに見抜いた。それは、的中していたのだ。葛城ミサトが予想していたように、陰謀であるとか悪の軍団の策略である、というのは大ハズレもいいところだった。
事態はまんま直球であったのだ。
 
 
「なにがいけないんですか?戦力としては充分すぎると思いけど」
だが、葛城ミサトにはそれが分からない。こっちもプロであるから、戦力算定にそうサバは読めない。それとも、参戦を許可された他の連中は恥知らずにかなり大幅にサバを読み込んでいるのだろうか。うーむ、それならそうするしかないか・・・・などと考えて。
 
「おそらく、先方と認識がくい違ってしまっているのですよ・・・・いや、先方の希望というか・・・・ドロシー、例の資料を」
ロジャー・スミスは顧客の信頼を得る誠実で優しい声で穏やかにミもフタもないことを言うとR・ドロシーに持ってきたアタッシュケースから数枚綴りの資料を取り出させた。
「いいですか・・・・」
 
 
資料はロンド・ベルの極秘内部資料であろう、”参加戦力比較図”であった。
どうやって入手したのか不明だが、ロンド・ベルの現在過去所有ロボットの戦力が数字で算定してある。いわば、”参戦申し込み戦力予定表”の認め印をもらった決定版である。
 
「ど、どうやってこんなものを・・・・」
 
 
「まあ、それは企業秘密です。相手を知らねば交渉を成功には導けません。さて、この”ダイターン3”のところをみて下さい。パイロットは破嵐万丈、破嵐財閥の当首でありロンド・ベルの主要メンバーの一人です。口も金も腕も出せて、おまけになかなかの美男子で美女のアシスタントも二人おり、男としてまことに羨ましい人物なのですが」
 
「ううむ・・・確かに。ヘアスタイルがちょっち独特だけど」
「まあ、シンジじゃあと五百年たってもこれだけの男にはなれそーもないわね〜」
パイロットの顔写真をまじまじとみる葛城ミサトと惣流アスカ。
 
同居している女性二人にそんなこと言われて楽しいと思う男はどうかしている。
碇シンジも同様であろう、たぶん。
 
「・・・・非公開だけど、碇君ちは・・・・とても、お金持ち・・・・わたし、知ってるもの・・・・だから」
碇シンジをなぐさめようとしたのかもしれないが、なんか綾波レイがこういうことを言うとえもしれぬ凄みがある。未来のことは誰にも、特に、自分にはわからないから、と。
「先のことは誰にも分からないよ・・・シンジ君がシンジ君なりの努力を続けて、シンジ君の道をゆくなら・・何者にも及ばぬ道理はないよ」
 
「・・・ありがとう、綾波さん、カヲル君」それでなぐさめられとる碇シンジも碇シンジだが。確かに破嵐万丈には百年経っても及びそうもない。
 
 
「な、なによ・・・・・ふんっっっっっっっ!」なにか面白くなかった惣流アスカ。
 
その光景をR・ドロシーが不思議そうにみていた。パラダイムシティでは縁のない光景。
 
 
「話を続けます」ドロシーを同行させたのはもしかして良かったかも知れない・・・仕事だけではなく。彼女にとっても。ロジャーはふと表情をやわらげ、またプロの顔になる。
 
 
「この破嵐万丈氏の操縦する”ダイターン3”という可変巨大ロボットの身長は120メートル以上あります。それでヒットポイント、hpはだいたい無改造強化パーツなしの状態で一万を切るのです」
 
 
「それで?」
 
 
ここまで言えばたいていの人間、いやさバカでも分かるだろう、と腹の中では思っていてもロジャー・スミスはごく当然のように言葉を続ける。作戦部長という職であろうが上役は存在するであろうし、存在する以上、それとの軋轢は当然あるはず。それともこのネルフという組織では完全にこの女性に任せきりで口だしもしなければ、気兼ねもしなくていいのだろうか・・・・・察し、ということは組織内で生きるには必要な能力だと思うが。
 
 
「そして、提出された戦力予定表に記入された、ネルフのエヴァンゲリオン初号機のhpは7万という数字は・・・ざっと、ダイターンの七倍と」
分かり易く例えると、新入社員が幹部役員の持ち歌である「昴」(谷村新二)をステージに乱入し連続七回マイクを離さずに歌い上げてしまうようなものである。
 
もちろん、ロジャー・スミスはプロであるからそんな徹底的にトドメをさすような例えは口にしない。
 
 
「だって、正直に算定するとそうなるんですもの。仕方ないじゃない」
だが、葛城ミサトにはなんの反省もない。もしかして、この女性もアンドロイドなのではないか?とてもまともな人間とは・・・・
 
 
「エヴァンゲリオン初号機の”ゼルエルの鉾”の攻撃値も少し高すぎますね・・・・・1万五千・・・5000もあればロンド・ベル内では最強力兵器のランクだというのに・・・必殺技の三倍の攻撃力の兵器など認めるはずもない・・・しかもマップ兵器とは・・・この追加オプション”ビクトリー・カープ”をつけると鯉のぼり状に影響範囲拡大なんて。しかも気力が+50というのは・・・一ターンで大勢が決まってしまう」
 
 
「だって、実際にあれはそのくらいの威力があるんだもん。仕方ないでしょ〜」
まったく反省がない。
 
 
「防御における”ATフィールド”も同様です・・・・・・この8000ポイントまで無傷というのはなんですか。おまけに”ビーム兵器は相手に向かって跳ね返します”・・・戦艦だってこんなにズル・・・・いえ、都合良く堅くはないですよ。もう少し下げて下さい」
 
 
「だって、嘘はつけないじゃない?やっぱり仕方がないわよん」
完全に反省がない。
 
 
ぷち。
 
 
「帰るぞ、ドロシー」
交渉人をはじめる前は軍警察という攻撃的な組織に身を置いていたせいか、意外に短気なところもあるロジャー・スミスである。基本的にいい加減な人間には我慢ならんのである。
ロンド・ベルの資料を見るに、過去の戦歴を加味して考えればあの数字にはそれなりの説得力がある。それなのに、その七倍をあっさり書いて送ってそれを指摘されても反省なし。この世の中にそんな出鱈目に強力なロボットがいてたまるか!!・・・・・
 
 
ロンド・ベルの首脳部は当然のごとくにそう思ったし、ふざけんな!と怒りさえしただろう。作戦部長の職にありながら葛城ミサトにはなぜ分からないのだろうか、いや、タチの悪いことに分かってやっているのだろうか・・・・スーパーロボットのパイロットは各自自分たちのロボットが最強であると、公言はしないものの、そう腹の中で信じ込んでおり、自分が主人公であり、それゆえに、自分より実力の劣る者たちに力を貸してやろうか、ということでまとまっているにすぎない。そうでなければ、正義の御旗があろうが各自勝手に自由気ままに戦っているはず。友情と熱血という接着剤でかろうじてくっつけてある、ロンド・ベルそれ自体がひとつの巨大ロボットであり、その合体パーツといえなくもない。
 
もちろん、正義のために体を張る戦士たちに他のロボットに嫉妬するなどというそんなせこい性根は、ある、としても常人に比べてずっと小さく細いものだろう。
 
もちろん、もちろん、もちろんである。
 
だが、そういうことを考えないのが入ってくればチームワーク、隊の連帯が乱れるのは分かり切っている。スーパーロボットのパイロットは誰しも「自分が世界で一番強い病」にかかっている。また、そうでなければ正体不明な悪と戦い続けることは出来ない。
それはやもうえないが、その自覚があるのとないのとでは大違い。自覚のないままに悪い形で感染されたり、それを一般世間にばらまかれたりすると困るのだ。
主戦力ロボの一つ、巨人軍の四番にあたるダイターン3の七倍という値をつけたりするのは、自覚がまるでない証拠だろう。それではロンド・ベルも受け容れられまい・・・・。
 
 
まあ、例外があるとしたら、それはビッグオーのことだろう・・・・・・決まっている。
(そして、ロジャー・スミスも同じく病にかかっている。そして、同じく自覚がないから同じ病人を哀れむことも癒すことも治療することもできない)
 
 
プロの予感は当たった。やはり、これは大変な仕事だ。大変厄介な、仕事だ・・・
 
 
それに、これはロンド・ベルの内部情報を手に入れたロジャー・スミスも知らないのだが、伝統的にロンド・ベル内では「初登場でhp一万を越えるのはまず敵であり、はじめ友好的でも後で必ず敵にまわる」というお約束があり、そこにhp七万などと名乗れば敵対視されるのは当たり前で、パイロットが子供であり、まあそこまでされなくとも胡散臭く見られて危険視敬遠されるのは当たり前だのタイソンなのであった。
 
「だって、そのダイターンは身長120メートルなんでしょ?うちのエヴァは身長700メートルあるんだから、hpが7万あってもおかしくないわ!」
だが、葛城ミサトは席を立とうとするロジャー・スミスに敢然と言い放った。
 
「は?700?」
 
「エヴァは正確にはロボットじゃなくて人造人間だから、伸びたり縮んだりできるの・・・・・そう、できるわよね、シンジ君」
 
相手に「そんなバカな」と言われる前に「あんたバカ」と言われ慣れている碇シンジに同意を求める葛城ミサト。
 
「はい、できますよ」へろっと即答する碇シンジ。
その考えなし素直な返答に、ぐらっとくるロジャー・スミス。
そ、そうなのか・・・・パラダイム・シティーの外にはそんな技術が・・・・失われた四十年前のテクノロジーなのかもしれない・・・・恐るべき冷や汗をながすロジャー・スミスだが、この時の碇シンジの頭に浮かんでいるのが単に「屈伸運動をしているエヴァ初号機」だと知ったらどうしただろう・・・・。
 
 
「でも、まあ。それがマズイっていうんなら数値を直すわ。どうせ攻撃が当たらなきゃいいんだから、hpなんて100くらいでも問題ないわ」
 
 
「え?」
あまりに極端な数字のシフトに一瞬、ついていくのが遅れるロジャー・スミス。
「しかし、武器の数値が」
 
 
「じゃ、”ゼルエルの鉾”使用時のATバビロンで6666くらいでいいわ。あと移動後使用可能、通称丸Pマークの白兵武器、最高で”初凰”、”零鳳”、”マジックソード”、それらが2700くらい・・・いや、2300くらいかな。
渚君、四号機は近接の兵装はプログナイフで良かった?それとも、必要ない?」
 
 
「赤木博士が新式のものを造ってくれていますよ。詳しいデータはのちほど・・・」
 
 
「リツコが・・・・・なんか情念と魂こめてそうね。折角の機会だし・・・・・
で、合体攻撃の”疾風ワルツ”や”流星タンゴ”は起動条件が難しいから少し勉強して・・・・・ち・う・ち・う・た・こ・か・い・な・あ・な・た・の・お・な・ま・え・な・ん・て・え・の」
葛城ミサトはこんな調子で次々と数字をあげていく。あっけにとられているロジャー・スミスの横でR・ドロシーがそれを正確に書き留めて記録している。
 
 
「この機会にシンジ君との合体攻撃を披露しますよ・・・・ふふ、楽しみだね」
「うん・・・」
 
「いつの間に開発してんのよ!特訓もしてないくせに!!そんなの認めない、却下ぁ!!」
目と目で会話できるアイコンタクトの境地には至っているのだから、合体攻撃も可能であろう。惣流アスカが多少わめこうと、今回は先駈ける気でいる渚カヲル。
 
 
「・・・・・・」
碇シンジとの一応の合体技を持つ綾波レイであるが、口を開かない、というか開けない。
再生復活した敵を無条件で全滅、葬り去れる特殊技・・・その名も「悪霊ランダババ」。
いまいち、綾波レイのイメージにはずれたネーミングであるが、それが碇シンジとの合体技なのだからしょーがない。まあ、特訓もしてないし・・・・・使ってくれとも言いにくい。でも、たぶん、イベント戦闘なら・・・・・淡くても的確、つぼをついた願いをそっとひそかに。
 
 
「防御の要、ATフィールドもまあ、3000くらいで勘弁しときましょう。その代わり、シンクロ率の上昇によってはそれ以上の値を発揮する、ってえことで」
 
 
えらく物わかりがよくなったな・・・・不気味なくらいだ。なんか裏があるんじゃないだろうな・・・・ロジャー・スミスが警戒するくらいに葛城ミサトの弾き直した値は味気のない通常値になった。
 
 
もちろん、急に物わかりが良くなったのには理由があった。
作戦と言っても良い。
 
 
この遠い国からやってきた交渉人が巨大ロボットの操縦者であること、それにともなう、「やっぱり世界で一番自分のロボが強い病」にかかっていること。自分自身がパイロットではない葛城ミサトはきちんと見抜き、それらを利用することを考えた。そう簡単に単純に数字を減らして終わる女ではない。
 
 
 
「で、時にロジャーさん」
このレベルならロンド・ベルも納得して受け容れるだろう、という数字を弾き終わり。
何の気もない、気をいったんぬく雑談のついで、という口調で葛城ミサトが切り出した。
 
 
「あなたのロボット・・・・メガデウスでしたね・・・・”ビッグオー”という、かなり強そうですねえ、頑丈そうだし、腕なんかぶっといし・・・」
 
 
「え、ええ、まあ・・・・ビッグオーは頼りになる相棒ですよ」
それでも、誉められて悪い気がするはずがないロジャー・スミス。
まだ葛城ミサトの魂胆に気づかない。
 
「あの腕から繰り出されるパンチで敵を負かすには十分すぎるでしょうけど、他に武装があるんですか?」
 
「もちろん。胸からはミサイルが、目からはクロムバスターという光線も出せます。
おそらく、ビッグオーに敵うロボットはないんじゃないかな」
実のところ、かなり女性には、綺麗所の女性には特に、弱いところがないでもない、ロジャー・スミスである。女好きとはいわないが、女性に親切な紳士であろうとして目が曇ることがないでも、ない。たまに。カッコマン気味なところがないわけでもないし。
 
 
「人間の 男って」
ロボットで頑丈で足が速いから、という理由で会ったばかりのころのロジャーにギャングのマシンガン攻撃の囮にされたこともある(実話)R・ドロシーが呟いた。
無表情だが、声の不機嫌。
 
 
「そうですか。hpなんかどのくらいあるんでしょうね?」
 
 
 
「そうですね・・・五十万くらいは」
 
 
 
あ。
 
 
言わされた、ということにさすがに気づいたが、口に出た言葉は消せない。ドロシーのメモリーにもしっかり記憶されてしまっただろう。碇シンジたちのあっけにとられた視線が痛い。子供の乗るエヴァのhpが七万あるなら、ビッグオーはそれくらい、とつい言ってしまった。そこまで自惚れているつもりはない、なかったのだが・・・・痛恨の一言。
ちなみにその数値は闇の帝王のhp二十万、ガンエデンの四十万をも上回る。(第二次スーパーロボット大戦αより)
 
 
「成る程ぉ!それくらいありそうですね。あのビッグオーは!」
 
冗談として訂正する間も与えるものか、と、白々らしくぱん、と手を打ってまで感心する、してみせる、してやる葛城ミサト。
 
・・・・・くくく・・・・なんという女だ・・・・・やられた・・・・
交渉役の自分のビッグオーにその数字を与えた以上、ネルフのエヴァンゲリオンにもそれ相応の数値をつけて、交渉しなくてはならなくなった。ロジャー・スミスの誇りにかけて。
最低限でも先ほど葛城ミサトが算定し直した数字よりもかなり色をつけて。
それをロンド・ベル側に納得させなければ、ネゴシエイターの仕事にならない。
ケージ使用料に恐れはしないが、これはプライドの問題だ。
 
ふふふ
・・・・これで、交渉人は全力以上の力で仕事してくれるだろう。葛城ミサトはほくそ笑む。単に数字を減らして自分たちを過小評価して、仲間にいれてくれ〜なんてぺこぺこ頼む気は毛頭ない。参加後に肩身の狭い思いを子供たちにさせるわけにゃ〜いかないの。
いっぺん袖にされたからには、それだけの重みをもっていきたいじゃないのさ。
 
 
「ま、”集中”して、”熱血”かけて、”魂”こめて、いきましょ!努力で根性ー!!」
「そうですね・・・ムム」
見えない算盤を二人で弾きつつ、片方は元気で意気軒昂、片方は苦い顔してちょと暗い。
 
 
参戦リベンジ(?)のために、現在ロンド・ベル旗艦アーガマが停泊している第二東京・お台場方面に向かうことにする一同。もちろん、エヴァもビッグオーも持参の上である。
これでロジャー・スミスが交渉に失敗したら・・・・・・どうなるか。
「脅迫も交渉のうち」、ということになるかもしれない・・・・・
 
 
次回「地球防衛企業 ダイ・ガード ルートへ」