「あんですとーー!?」

さ、気を取り直して再開
夕刻の”すかいてんぷる”に、毒舌ツインテールの声が響く


「今日休むってどういうことさ!?」

「ん?」

「ちゃんとあたしが納得する理由を言わないと、許さない——」

「ぬぁっ!」


ブツッ。と切れます

「あんのクソ虫〜〜!!」
先輩、その受話器、今月12代目ですよぉ?(レシーバープリンセス)






「……」
あづさ……話があるんだ(あづさにGO)

「……あっ?」
孝之……


昼間
水月の仕事先にやってきて、
何を思ってか石田さんに男前モード発動




「あの……」

屋上まで連れてこられた孝之

告白にしてはもう一つですが、
”伝説の木”も”あの丘”も無い以上、妥当な所でしょうか(何の話だ)


「やめたわよ。彼女」
「えっ!?」

「……」

「どういう、ことですか?」

「……」
あなた、私の他に何人と付き合ってるの?(とりあえず三人)


「話、したんでしょ? 彼女と」
いや、みんな別れてきたって!(全員、向こうから言ってきたんですけどね♪)


「……水月は、どこに?」

「あなたなら分るんじゃない?」
「こんな時、彼女がどこへ行くのか」

「分らないから!」
「……聞いているんです」

「……ふぅ」

困ったちゃんねぇ。とでも言うように、白煙を噴出す石田さん
(タバコ=紫煙ですが、これは種類が……)


「……すいません」


「会って何を言うの?」

「……」

「あなた、答えを持ってるの?」

「っ!」

「……」
「今のあなたに、何が出来るの?」
そのヘタレ根性、叩きなおしてあげようか?(ヒント:タバコ)


「……わかりません」

辛そうに、顔を背ける孝之


「でも!!」
「でも、会って話さなくっちゃ……!!」

「会って……」

「ふふっ……」
「純粋ねぇ。あなた達って」


「……ちょっと、羨ましいな」
もうすぐ40





ピンポーンピンポーン、ピンポーン

「……」

まずは速瀬家。どうやら誰もいない様子
孝之は次の場所へと向かいます
へ〜〜、こんな家なんだ


走る走る

柊町駅・近くの喫茶店と見て回りますが、やっぱりいません

もしや!
と自室に戻ってみるも……


「……」
犯人は、金目の物が無いため、飲み食いして逃げてったようです


あ、ああ空き巣!?(違います)

はっと振り返ると、流し台の上には、タコとイルカのコップが変わらずにあります


「っ!!」

不意に鳴る電話

「はい、鳴海です」

慌てて取ると——

「あ、店長……」

「……え、今日これから本社に、ですか?」

「……はぁ」

「すみません、やっぱり」
「社員の話、無かったことに——」

「は?」
「店長……犯人はあなただ!!」「……は?」(十二人の妹に掛けて!)


「俺、大事な人がいて——」
「でも、その人をいっぱい傷つけて……」
「それで、いなくなって……」

「だから俺は……」

「……」

「……」

「……わかりました」
「その大事な人を、見失っては、いけませんよ」


「……ありがとうございます!!」
おとなしく自首してください。今ならまだ……(まだ言うか)






「……」
後ろの男は探偵(慎二をストーカー中……趣味かよ!)


893? ホ○ト?
なんとなくチンピラっぽい格好に見えるのは、
前回(+オオカミさんに絡んだ時)の印象でしょうか


「……」

「……」

アニメのワンシーン気取ってます(いや、アニ……)


孝之からの電話を無視し、調子くれちゃってます状態

「っ!」

再び鳴り出す電話
今回は一向に鳴り止まないので、仕方なく取ります

「……水月から連絡無かったか?」

「……」

「あったらすぐ知らせてくれ!」

「……」

「頼む」

「頼む!!」


「わかった」

それだけ言って、切ります

「ふぅ……」

「……馬鹿野郎が」

そんなところに孝之はいません


と、カッコつけてる彼の元に近づく足音

「お待たせ〜〜っ♪」

「んっ」


「待った?」
「ごめ〜〜ん、待ったぁ?」「いいや? ほんの24時間30分ほど」(待ちすぎ・待たせすぎ)

「いや?」


で、場面転換——


って!?

え? なに? なにコイツ?
なんなの? この生き物?


本命(水月)がありながら、ミキちゃんにモーションかける

電話に出ない水月が気になり、ミキちゃんほったらかして捜索

おせっかいにも水月を助けるため乱闘

流されて水月食います

ヘタレな孝之に切れて、連続殴打

目が覚めた孝之に対し、未だ怒ってるぜってな様子


……まぁ、ラストのはね?
まだ水月だけを想ってるのならいいんですよ
(要するに、花嫁の父の気持ちってことで)


——が、なに?
自分はちゃっかり第二希望にコナかけてて?

はぁ?

「馬鹿野郎が」

むしろお前です(より悪い意味で)





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