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Original Novels
光の使徒
第一章 ヴァンブリア編
人物紹介
ガラテア・ルミナンス
女 29歳
本編主人公。
COA講師。武闘部門、及び魔術研究員。
灰色がかった長い黒髪に、漆黒色のドレスを好む貴婦人。
澄んだ翡翠色の瞳を持ち、細身の美人。
両肩の上に、漆黒色の黒水晶を浮遊させている。
未婚ではあるが子供がおり、しかし現在はその子とは共に暮らしていない。
同僚のゼッツに対しては厳しい態度が多く、他人に対しては心優しい。
危機的状況においても落ち着いており、周囲にはどことなく抜けた印象を与える。
戦闘力は高いとは言えないようだが、浮遊球を自在に操る事や、
その知識はただならぬ物を持っているように見える。
ゼッツ・クリストフォード
男 34歳
COA講師。Aランク剣士兵科担任。重火器科チーフ。
数少ないガラテアの知人。
長身の中年男性。乱れたスーツを着込み、無精髭は生やしたまま。
普段は頼りない駄目教師であるが、銃の名手であり、その腕は確か。
ガラテアに好意を寄せているようだが、彼女には冷たくあしらわれている。
中年女性に割と人気があるらしい。
志雄(シオ)
男 22歳
地上区の暗黒街に姿を現した剣士。
ガラテアと認識があり、割と友好的。
非常に優れた剣客であり、今時珍しい実体剣の使い手である。
長い黒髪を一つに縛り、背中へと流している。
白いロングコートを着込み、得物である刀をその下に隠している。
愛名・ヘヴン
女 20歳(?)
地上区暗黒街の奥にひっそりと佇む、時代遅れのバーを経営する女性。
ベージュ色の髪を三つ編みお下げにしている。ゆったりとしたプレーンドレスを好む。
魅力的な容姿、肢体を持つが、その言動はかなり幼稚。
謎の言語を操り、紋章術、闇を渡る術などを知る。
性格は陽気に見えるが、その瞳は時々残酷な光を見せる。
エリシーク・ドゥーラ
女 14歳(?)
魔術師ギルドマスター。
ルビー色の瞳に、尖った耳を持ち、少女の外見を持つ。
挑発的なビスチェに身を包み、額や耳たぶには赤い宝石を取り付けている。
外見は14歳程度だが、その言動や威圧力はそうは思わせない。
他人や外界に興味はなく、その命を奪う事も厭わない。
高度な召還術を扱い、その力は魔人を呼び出せるほど。
ガラテアに何者かの面影を見いだした。
ワードナー
男 44歳。
喫茶店「コールレイン」の店主。
人柄の良い中年男性で、どこか気品のある人物。
彼の店は、自慢のハーブティとデザートが人気で、女性客が好む。
ガラテアもよく通い、ワードナーとは顔見知りである。
影
暗黒街に姿を現すようになったと言われる謎の人物。
一見、無気力な人間のように見えるが、時として通常の住人に牙を剥く。
外見の印象とは異なり、素早い動きで移動する。
死亡(?)すると、闇へと霧散してしまい、後には何も残らない。
地上区暗黒街の住人によって、複数の存在が確認されている。
爆弾魔
地上区暗黒街に姿を現した謎の爆弾魔。
正体不明の爆発物を使い、地上区の住人に犠牲を出した。
ゼッツの銃撃で倒されたが、死体も残らず、闇へと消えていった。
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