−第二回大会−
Back↑
<第一試合>


ドイツ
N
0−1

イングランド
M

今日の為に20近い親善試合をこなしてスタジアムに乗込んだN監督。
迎え撃つM監督は余裕の表情。
うわさではブラジルを4年間担当する事になったN監督だったが
ここは様子を見るためドイツで登場。
何でも親善試合最終戦でドイツは破壊的な攻撃力を見せたらしい。
N監督にも手応えがあったようだ。
悩まずイングランドを招集するM監督。
黄金時代を築こうと企んでいる。
試合開始からいつもリズムでパスをつなぐイングランド。
徐々に押していく。
ドイツはパスを出す前につぶされゲームを作れないでいた。
親善試合で快勝続きだったN監督にあせりが見え始めた。
スコアは0−1だったがイングランドが危なげない試合運びで
簡単に初戦をものにした。

<第二試合>


ブラジル
N
0−1
Vゴール


イングランド
M

開幕から3連敗。しかもまだ1ゴールも決めていないN監督。
「彼にはVS3はまだ早すぎた」との声も聞こえ出した。
是が非でも勝ちたいN監督はブラジルを再び招集した。
エディットでロナウドも登録済みである。
監督の意気込みが伺える。
M監督は連勝記録を伸ばすべくイングランド。
その試合の方だがさすが鍛えたブラジルチーム、パスがよくつながっていた。
それでもお互い決定打に欠け後半へ。
するとイングランドが痛恨のレッド。しかもベッカムであった。
彼にあまりこだわらないというM監督の言葉と裏腹にこの後もイングランドは
カードを連発。計3人の退場者を出した。
付込みたいブラジルだったが結局ゴールをあげられず試合は延長へと流れた。
オフェンス重視の体制で圧すブラジルだが悪夢が襲う。
サイドからこぼれたボールをオーウェンが逃さずゴールへ蹴り込んだ。
イングランドはベッカムだけでは無かった。

<第三試合>


韓国
N
0−1

日本
M

N監督には秘策があった。
前半早々、森嶋にゴールを決められたがN監督はまだあわてなかった。
必ずチャンスはある。彼はそう信じ戦況を見守った。
後半、若干韓国がペースを握り始めた場面で彼は動いた。
DFを減らし、FWを投入した。どこかで見た戦術だった。
しかし、結果は別物。
全く効果が無く、何してたの?と聞かれる始末。
N監督の苦悩は続く。


<第四試合>


オランダ
N
1−0

アメリカ
M

戦意喪失気味のN監督はVS2時代に相性の良かったオランダを集めた。
これでなんとか初勝利を狙いたいところ。
対するM監督はアメリカチームを準備、新しい強豪チーム作成にかかる。
試合は序盤からミスが目立ちしまりのない展開。
得点も守備のミスからオランダが得た。N監督の初得点はなんとも味気ないものとなった。
試合はこのまま終了。
やはり主力チームではないのがよくわかる内容だった。

<第五試合>


ブラジル
N
0−1

イングランド
M

この日の最終戦。
最後に勝った方がその日一番強いの教えに従い、両監督とも本気モードだった。
前の試合とはうって変わって非常に緊張感のある展開。
しかも5試合目ともあってお互い充分に温まった状態だった。
惜しいシュートもあったが無得点のまま後半へ。
エキサイトし始めた選手達のプレーは徐々に荒っぽくなった。
先にカードをもらったのはイングランド。
このチャンスをものにすべくオフェンス重視へとチェンジするブラジル。
あわやというシーンもイングランドが必死に防ぐ。
終了間際、試合を制するゴールを決めたのはまたもオーウェン。
ゴール正面から低い弾道のミドルシュート。キーパーの脇を抜け、ゴールへ突き刺さる。
またもオーウェンにやられた形となった。