『たとえば…』

自分でもなんでこんな事したんだって思うときあるのな。

そりゃ時によって様々だけど例えば

好きで好きで大好きな人のとなりに座った時

話かけたい、親密になりたいて思うでしょ。

そんなときに、馬鹿だな。

自分はおまえにはなんの興味もない、だから見るな話しかけるなって

背中で語っちゃったりするわけよ。

いや本当はすっごい話かけてもらいたいし、仲良くしたいのよ。

だけどさ。

逆走ってやつ?

よくあるじゃない。

ない?少なくてもあたしにはあるのさ。

その逆走癖がさ。

あたしにとってこの癖がマイナスに働いてるかプラスに働いてるか、

それは分からない。

でも実際こんな性格の女になっちゃったけでしょ。

うまく共存したいと思うのよ。

だって今までだってあたしはあたしの他の性格と

うまくやってきたんだぜ。

口癖が悪い、深読みしたがる、涙もろい、甘え癖がある、嫉妬する

他etc…

いろいろあるけどうまくやってきた方だと思うのよ。

今まで生きてきて自分にとって損か得かってのも見分けられるようになったし

どうしたら人と上手にコミュニケーションがとれるかってのもだいたい分かったつもり。

いや、こうみえてもあたしは精神的には確立してるのよ。

隠してるだけ。

楽しげに振る舞ってるとあいつは馬鹿だ、単純だ。って思われるだけ。

私は下手な大人より大人だし

下手な政治家よりかは馬鹿な事はしない。

結構利口な女なのさ。

なのにどうして?

何であんな行動をとったんだろう。

傷ついたりしなかっただろうか。

怒りはしなかっただろうか。

悲しくなったり孤独感を感じたりしなかっただろうか。

不安、不安、不安、不安

他人や友達にはあたしは絶対こんな思いはさせない自信がある。

なのにどうして?

自分が一番傷つけたくない人をこの手で傷つけるんだろう。

なんでもっと素直な気持ちになれないんだろう。

自分でもなんでこんな事したんだって思う時あるのな。

なんつって!

 

 

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