解説


【図1】

まず、外側の青色の数字で「4」に着目します。
これは「イ列」の両端の数字、すなわち「A-イ」「E-イ」の差が4になるということです。

1から5の数字の中で、差が4になる組み合わせは「1」と「5」しかありませんね。
ところが、既に「A-エ」に「5」が入っているため、「A行」にはもう「5」を入れることができません。
よって、「A-イ」には「1」が入り、その反対側の「E-イ」には「5」が入ります。

また同様に、「D行」の外側にある青色の数字「2」ですが、「D-ア」に既に「2」が入っていますから、
差が「2」となる数字は「4」しかありません。
よって、「D-オ」には「4」が入ります。



【図2】

再度、「イ列」に着目してみましょう。
「イ列」には「1」と「5」の二つの数字が入っており、残りの3マスに「2」「3」「4」のいずれかが入ります。

このうち「2」について考えると、「B行」「D行」では既に他の列で「2」が使われています。
「B-オ」に「2」があるため、「B-イ」に「2」は入りえない。同様に「D-イ」にも「2」は入らない。)
よって、「イ列」で「2」が入るマスは「C-イ」のみですので、ここに「2」が入ります。

これと同様にして「2」について着目していくと、「A-ウ」「E-エ」「2」が入ることになります。



【図3】

今度は「A行」に着目します。
「A行」はあと「3」と「4」が残っておりますが、「D-オ」に「4」が入っているので、「A-オ」に「4」は入りません。
よって、「A-オ」「3」となり、自動的に「A-ア」「4」となります。

これと同様に「イ列」について考えると、「B-エ」「3」「B-イ」「4」となります。



【図4】

だいぶ埋まってきましたね。後は時間の問題です。
どこから手をつけてもいいのですが、とりあえず「ウ列」の外側の数字「2」に着目しましょう。

先程と同様で、「A-ウ」「E-ウ」の差が「2」ということですから、「A-ウ」が「2」であることを踏まえると、
「E-ウ」「4」ということになります。

そうすると、「C行」については「4」が入れるマスは「C-エ」しかないので、「C-エ」「4」が入ります。



【図5】

ここまで来ると、もう終わったも同然!
とりあえず「オ列」についてですが、残り「1」と「5」のうち、「E行」はもう「5」が使われておりますので、
「E-オ」「1」「C-オ」「5」が入ります。

すると、「E-ア」には残った「3」が入り、「ア列」は「1」と「5」が残りますが、「C-オ」に「5」が入ったので、
「C-ア」「1」となり、「B-ア」「5」となります。



【図6】

あとは説明不要でしょう!

「C行」の残り「C-ウ」には「3」。そうすると「B-エ」「3」ということになります。
よって、「B-ウ」には「B行」の残りである「1」「D-エ」には「エ列」の残りである「1」が入り、
最後に「D-ウ」「5」ということになります。



【完成図】


ということで、おわかりいただけましたでしょうか?
コレはあくまで解き方の一つですので、方法・考え方はいくつもあります。

これをきっかけに、是非ともいろんなパズルに挑戦してみてくださいね!(^^)



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