それでは、例題をとってシミュレーションしてみたいと思います。
例題 |
セレクト問題 |
「1ケタの素数」のうち、1つをお答えください。 |
フラッシュ問題 |
「47都道府県」のうち、1つをお答えください。 |
★回答★
E-No. |
NAME |
セレクト |
フラッシュ |
1 |
Aさん |
2 |
北海道 |
2 |
Bさん |
3 |
北海道 |
3 |
Cさん |
5 |
兵庫県 |
4 |
Dさん |
7 |
北海道 |
5 |
Eさん |
2 |
北海道 |
6 |
Fさん |
2 |
神奈川県 |
7 |
Gさん |
3 |
アメリカ |
8 |
Hさん |
7 |
東京都 |
9 |
Iさん |
2 |
北海道 |
10 |
Jさん |
2 |
北海道 |
11 |
Kさん |
7 |
大阪府 |
12 |
Lさん |
2 |
神奈川県 |
13 |
Mさん |
3 |
北海道 |
14 |
Nさん |
7 |
北海道 |
15 |
Oさん |
11 |
北海道 |
16 |
Pさん |
2 |
北海道 |
17 |
Qさん |
2 |
北海道 |
18 |
Rさん |
2 |
東京都 |
19 |
Sさん |
3 |
北海道 |
20 |
Tさん |
7 |
ブラジル |
このような回答が寄せられたとします。
まずは「セレクト問題」により、チーム分けが行われます。
★「セレクト問題」チーム分け★
正解 |
2
(9名) |
3
(4名) |
5
(1名) |
7
(5名) |
メンバー |
Aさん
Eさん
Fさん
Iさん
Jさん
Lさん
Pさん
Qさん
Rさん |
Bさん
Gさん
Mさん
Sさん |
Cさん |
Dさん
Hさん
Kさん
Nさん
Tさん |
この時点で「11」と誤答してしまった「Oさん」は0ptとなり、
この後の「フラッシュ問題」には参加できません。
続いて、「フラッシュ問題」により、各チーム内でどれだけ同じ回答が
寄せられたか(意見が一致しているか)を判定し、ポイントを決定します。
まず「2」と答えた9名ですが、
NAME |
回答 |
POINT |
Aさん |
北海道 |
6名 → 66pts
(6÷9×100) |
Eさん |
北海道 |
Iさん |
北海道 |
Jさん |
北海道 |
Pさん |
北海道 |
Qさん |
北海道 |
Fさん |
神奈川県 |
2名 → 22pts
(2÷9×100) |
Lさん |
神奈川県 |
Rさん |
東京都 |
1名 → 11pts
(1÷9×100) |
と、このように、「フラッシュ問題」での回答人数が多ければ多いほど、ポイントは高くなります。
次に「3」と答えた4名ですが、
NAME |
回答 |
POINT |
Bさん |
北海道 |
3名 → 75pts
(3÷4×100) |
Mさん |
北海道 |
Sさん |
北海道 |
Gさん |
アメリカ |
0pt |
Gさんは「アメリカ」と誤答をしていますので、無条件に0ptとなります。
他3名は「北海道」と回答を一致させておりますが、チーム全体の人数は
4名で計算されますので、ポイントは75ptsとなってしまいます。
次に「5」ですが、
NAME |
回答 |
POINT |
Cさん |
兵庫県 |
100pt |
このチームは1名だけですので、「正解」さえしていれば、何を答えても
回答率100%、すなわち100ptsという状態ですね。
最後に「7」です。
NAME |
回答 |
POINT |
Dさん |
北海道 |
2名 → 40pts
(2÷5×100) |
Nさん |
北海道 |
Hさん |
東京都 |
1名 → 20pts
(1÷5×100) |
Kさん |
大阪府 |
1名 → 20pts
(1÷5×100) |
Tさん |
ブラジル |
0pt |
こちらもTさんが「ブラジル」と誤答をしていますので、無条件に0pt。
他の4名につきましては、「5名」が分母となって、ポイントが計算されます。
以上のような感じですが、なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?
キーポイントとしましては、
◆「セレクト問題」で、1名のチームができれば(「自分だけ」という回答をすれば)俄然有利!
◆「フラッシュ問題」では、みんなとどれだけ合わせられるかが勝負!
ということになります。
ただ、「セレクト問題」で1名だけのチームになり損なうと、後の「フラッシュ問題」で回答が
割れた時に、ポイントに与える影響が大きくなりますのでご注意ください。
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