物語りの終わり、そして…

エボン=ジュを倒すと、あとはエンディングへ向けてまっしぐら。
それぞれの物語りの終わりが近付いてくる…。

エボンの寺院の祈り子たちは次々と石化していき、ガガゼト山の祈り子群も石となって消えていく。

そんな中で、異界送りの舞を踊るユウナ。
そして、とうの昔に死人だったアーロンは、それによって異界へと旅立つ。
召喚獣たち、そしてシンも異界へと送られる中…

自分も帰ると行って歩き出すティーダを慌てて追うユウナだが、すでに夢の存在であるティーダの身体に触れることは叶わず。
ティーダの身体をすり抜けてしまったユウナだが、気丈にも「ありがとう」と優しく答えるのだった。
やがてティーダはゆっくりと夢の世界に帰って行く。

決して終わることのない、ナギ節の始まり。
ユウナの最後の言葉が心に残ります。

「いなくなってしまった人たちのこと ときどきでいいから
                            思い出してください」


★戦い終わって…★
 まさか、こんなエンディングだったとは…。
 正直驚かされました。
 そして、久々に涙が出ました。

 彼らの物語りは、終わったのでしょうか?
 志喜には、まだ終わってないと思えてしょうがないのです。

 最後、夢の中で目を覚ましたティーダの姿が、今も目に焼きついてます。
 きっと、スピラから消えてしまった彼のことを思い出す人がいることで、彼もまた再び帰ってくることができるのではないかと…
 そう思うのです。