ミラージュ完結。貴月の遠吠え

 

ミラージュが終わってしまった年の高耶さんのお誕生日だし、ちょっと語ってみようかなと思ってこのページを作りました。

貴月の掲示板を読んでもらっている方はご存知でしょうが(掲示板で思いっ切り叫んでいる為)まだ貴月は39、40巻を読んでいません。
でもラストは知ってます。39巻はそろそろ読めそうかなという気もしているのですが40巻はまだ読みたくありません。
拒否してるのは多分「高耶さんの死」というのを認めたくないからです。  

最終巻が発売してまだ39巻も読んでないしとそのまましまっておこうと思ったのですがどうしてもラストだけ気になって 最終章だけ読んでしまいました。
読んだ時、「こんな事は絶対にありあない」そう思いました。 今でもラストは思い出したくありません。
なんてったって貴月はミラージュのラストはハッピーエンドだと信じ込んでいたからです。

あれが彼らの出した答でミラージュという小説の結末だけど私は納得できない。断言しますが今のところ一生無理です。
終わりだけしか読んでいないので全てを読んだらまた気持ちは変わるかもしれませんが、 今は正直なところ何のために今まで読んできたのかわからなくなりました。
高耶さんを死なせないと終われない小説だったのだろうか・・・・・と疑問で仕方がないのです。
彼らの400年の間には様々な事があり、やっと掴んだ幸せの時間も400年分のいくつと考えれば本当に些細な時間しかなく
そんな二人を見るとどうしようもなくやるせなくて切ない感情が押し寄せてきます。  

40巻は大げさな事を言えば一生読まないかもしれない。読まないというより読めないんです。
私の中で高耶さんの死を受け入れられる時がきたら読もうと思っていますがそれがどらくらい先か自分でも検討ができません。
まだ受け入れられないんですよね。どうしてもどうしても。(厳密には死んでないっていうか消えてないけど・・・いつかは・・・だし。)  

私は読者だから何をする事もできない。ただ受け止める事だけしかできません。
自分の望む終わりじゃなかったから嫌なんて子供じみてるけど、 あのラストをどうにかして欲しいという気持ちは持ち続けてしまうと思います。

こんな批判めいた事を書きながらも貴月はミラージュが本当に大好きなので これからも変わらず好きでいる事に間違いはありません。
(これでもコバルトの完結特集での水菜先生のインタビューを読んで少し気持ちが落ち着いたんですよー。(本当か?!)  

邂逅編はまだ続くみたいですのでこっちは純粋に楽しみです。
願わくば、例の30年前の信長との戦いとかも読んでみたいですけどね。 きっとドロドロなんだろうなぁ。
でもそういうドロドロがミラージュだと思いません??(なんか考えただけでウキウキ/苦笑)  

原作は幕を閉じたけれど、創作の世界では終わりがなく彼が幸せで居られるように
出来る限りそんな創作をこれからも細々と続けていきたいと考えてます。  

 

いつか受け入れられる日がきますように・・・・・・・・    

 

2004年7月23日 貴月ゆあ