ガープスルナルリプレイ
『魔の眠る砦』




出発準備(?)再びの巻
リュカ私室

リュカ 調べまーす。

GM 巨人の下顎についてはまぁ簡単に調べられるでしょう。
正確な場所が分かったよ。バドッカから北に半日進んだとこ。

リュカ 北? じゃあ遺跡といっしょのとこ?

GM うんにゃ、それより1Kmバドッカよりよ。
おそらく近く通ったけど、気づかなかったのね。

リュカ 上顎は?

GM うん、……仕方ない、その辺もお教えしましょう。

フェイ(のプレイヤー) 仕方ないのか?

エイジ(のプレイヤー) おー、鋭いツッコミ。

GM (何も聞こえなかったかのように) 巨人の下顎は、
高さ1M位の岩が乱立している所で、上顎は下顎から南に60Mぐらい
進んだとこに同じように岩が乱立している。

リュカ 「ジョッシュ、この地図写してあの方々に集合時間とか連絡してきて」。

GM 「今からですか? もう、真っ暗ですよ」。

リュカ 「行きなさい」。

GM 「うー、分かりました」。

ここで場面はエイジに

GM 裏タマです。

エイジ 「とりあえず、イールン砦についてかなぁ」。

GM 「若いの、何が知りたい?」。

エイジ 「地下道について調べる」。

GM 「まぁ、50ムーナぐらいであるが」。

エイジ 50!? 何で日当より高いの?

GM 高いよー、どうする?

エイジ 帰ります、タマット神殿(表)に。

GM タマット神殿です。
「エイジさん 言付けです。これを渡してくれと。
(と言って、ジョッシュからの伝言が書かれた紙を渡す)。

エイジ 「ありがとう、ではおやすみなさい」。

そして色物コンビ

GM リャノ神殿です。

フェイ 「♪らーらら ららら ラララー」。

アスリ 「だははははー」。

GM 「こんばんは」。

アスリ 「おう、ジョッシュ」。

GM 「今日は飲みませんよ」。

アスリ いきなり拒否られた。

GM 「これこれこういう事で、明日も宜しくお願いします」。

フェイ 「ご苦労、ご苦労」(と言いつつジョッシュの肩にてをかける)。

GM 「…………」。

フェイ (にんまりと)

GM 「うっ、いやだー」。
数時間後 ぐでんぐでんになってしまった。
(この日、ジョッシュ君は神殿に帰ってきませんでした)。

フェイ (ころころ)達成値5の歌と7の曲。

GM なんかいつもより人が多いね。

フェイ そんだけ? このリュート欲しいな。

GM あげないよ。

アスリ 交渉します。

GM えっ、でもこの場合〈言いくるめ〉だよ。

アスリ 持ってるよ。

GM じゃあ、どう言いくるめる?

フェイ 「やはり良いモノは、良い弾き手の元にあるべきなのでは?」。

GM 「私もこれ弾けるし、愛着もある」。

アスリ 「だぁ、しゃあない。30でどないや?」。

GM お前そうきたか。「たったの30とは……、
これ見てもの言ってる?」。

アスリ 「そこを何とか」。

GM 最後は泣き落としかい。「だーめ」。

そして夜は更けていく

GM では翌朝。

全員 「おはようございまーす」。

リュカ 「質問、ジョッシュは使えるの?」。

フェイ 「一応連れては来たけど……」。

GM 「鐘が、ゴーンゴーン、て」。

リュカ 「それくらいなら平気だな。じゃあこれ、荷物」。

アスリ 「ロバか……?」。

フェイ 「それでは行きましょう」。

エイジ 「『顎』ですね」。



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