2000/3/18
固定砲台

1999年6月6日エバーグリーン縁日。私がそこで見た光景はいまだ忘れられない。
もはや何人重なっているのか判らない。鹿頭が凄い事になっている めだか組名物"固定砲台"
大勢が1箇所に集まり、遠くへはレーザーのような矢の雨を降らせ、
近づく者は例えEnergyVortexでさえも長くは存在を許されない。




そして今回、これを我々の手で実現しようというのである。

今回参加してくれたのは、

当ギルド[DIV]より
私こと隼天狗、ブレイジー・フレイム、グリーナー、瑠角
同盟ギルドFairy of Ribbon[FOR]より
ギルミスのオーロラさん、カタリナさん、アテフさん、タラさん、ソニアさん、ファイバーさん
の10名となった。

砲台の設置場所はコブトスのリッチ部屋と決定。


集合時刻間近、メンバーからの連絡が入った。
ギルド前にエティン、オーク、オークメイジが出たらしい
まぁ、そんな敵ごときにやられるメンバーはいないと思っていたのだが…
グリーナー&瑠角死亡…
今日の相手はリッチなんだが……
不安を覚えつつFORの面子と合流する。

PKじゃないデス FORの人達は何故か皆真っ赤だった。
当DIV側も4人中2人が赤い服を着用していたので、妙な赤集団になった。(センスは問わないで…)

ちょっと異様な集団かも… 皆の愛馬を一時預け、いよいよ敵地の真っ只中へゲート!

コブトスLv3リッチ部屋
多くの冒険者を惹きつけてやまない場所。
しかし、常にPKの脅威にさらされているのも事実だ。

ここには初めて訪れる者もいるので、最初は部屋内を自由に動いて狩りをする事にした。
皆ばらけたのがいけなかった…
しかし、これが大きな誤りであった………

部屋の端にゲートが開いた。
まさかとは思ったが、やはりPKが出てきた。1人…2人…3人…
…まだ出てくる……揃いも揃った計10名
UBG、009、ETC・・・PK同盟"鍵っ子家族"だ。
人数は同じであっても相手は対人戦のプロだ。スキルもPスキルも桁違いである。
バタバタと倒れていく仲間達…

こんな所で全滅するわけには行かない……せめて仲間を蘇生させなくては……
……悔しいがリコールする。

包帯蘇生が出来る"神風 鷹"にバトンタッチし、急いで現場に戻る。

現場では下階に避難できていた瑠角が応援を呼び、蘇生もほぼ終わっていた。
応援に駆けつけてくれたギルドRVNの方々に礼を言い見送る。
鍵っ子達に秘薬等をルートされた者は一時帰還。

残った者は部屋の端で待機する。
あまりの寒さに言葉を失うブレイジーフレイム氏

……暇だったので退屈しのぎに下らない冗談を飛ばしたりした。
(あまりに下らないので非掲載。知りたい人は本人にでも聞いてください)

皆が装備を整え帰ってきた。
よし、砲台設置だ!
10人固まってます! 皆吸い込まれるように椅子に集結する…
砲台完成
さぁ、何でも来いや〜。
イザとなったらゲート逃亡すんぞ〜(w
しかし砲台完成と意気込んでは見たものの……
この部屋は凸の字のような構造をしており、この椅子はその頂点に在る。
つまり、端過ぎて何も寄って来なく暇なのだ。
中央では他の狩り人達が次々とジイさんを倒している。
・・・ぼーーーっとたたずむ10名。なんだか虚しい……(TT)

痺れを切らして部屋の中央に移動!
この砲台は固定ではなくて移動式なのだ。…ということにしよう。
なにやら気合入ってるようです
誰か攻撃呪文じゃないの唱えてないかい?
これが面白いように狩れる。
爺さんは出現から10秒も待たずに地に伏す事になる。
隠密行動を得意とするカタリーは遊撃隊として活躍。
かなり狩る事が出来た。
山積みになるおぢいちゃん達。
 ↓↓↓↓
ジジ捨て山^^;
瑠角が突然謝った。「カタリナさんごめんなさい
一同「??」
瑠角「いっぱつあててしまいました
この砲台、あまり精度は良くないようだ!




今回我々は多くのリッチを狩り、多数のワンド、金銭、宝の地図2枚を入手。
PKには遭ったものの、多少なりとも満足して帰還する事が出来た。


おまけ
・・・帰還後、ご自慢の体操服を披露する瑠角に飛んで来た、無粋なお言葉。

露出狂みたい

「固定砲台」終


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