なんてのんきにかまえてましたら、桜も散っちゃう時期になってました。
今年は昨年にも増して、花見に行く時間もありませんでした。

それはなぜかと申しますとぉ〜〜…

なんと着物を縫っていたからなんですねえ〜〜〜〜。

ちなみに、も一つ自慢は、伊耶那美の持ってる紅茶とケーキも自作ですぞ。
樹脂粘度と透明レジンで作成いたしました。見えにくいですけど。

ミシンが壊れているので、全部手縫いですよ〜〜、着物。すごいですね〜。
家庭科が、５段階評価で「かろうじて２」、の成績だった私がこんなこと出来るなんて！！

愛の力ってスバラシイ！！

友達が貸してくれた（ありがとう！！！）、高校時代の教科書を片手に、分からないところはごまかし、難しそうなところはテキトーに、なんとか縫い上げました！！

しかし実際に着せてみたところ、色々と補正をしなくては、可愛く着付けられないと判明。
これからまだまだ手を加えなくてはイケマセン。

というか、まだ帯も長襦袢も作ってません。
まだまだ先は長いものの、やっぱり一枚完成品を作ると達成感ありますねえ〜。

……ばあや今、ドレス買って上げる財力が無いんだ！！！

ごめんね、甲斐性無くて………

やっと完成したんですよお嬢さん！！

しかし、関節部分はこすれるたびに塗装が剥げ禿げになる！
時々しゅっしゅとスプレーかけて、やらんとイカンです。
組み上げるときに、あちこちこすれて大分スゴイ事になってますから。
唇はもう少し手を加えるつもりなんで、その時にでも。

でも、やっとお誕生ですよ
お嬢様！！！

しかし、
「儚げでどこか薄幸なお嬢様」
に、するつもりだったのに、出来上がってみれば
「元気でいつも楽しそうなお嬢様（ちょっとワガママ）」
になってしまいました。

やっと、念願のお嬢様が出来上がるうれしさ♪が、メイクに表れちゃったんでしょう。

でも、この子はこの子でやっぱり愛らしいなと、親バカなさるでした。

８番ヘッドに、体も腕もスタンダード。
脚はスレンダーだったかな。（もう忘れてます）
Ｈ−５の手に、Ｆ０−０１の足
肌の塗装はタミヤカラー（ラッカー系）ＴＳ−１レッドブラウン艶消し。
死ぬほど臭い。
メイクは水性ホビーカラー。水性と侮っていたがこれまた臭い。

などと表記してるヒマがあったら、早いトコ服を調達しようじゃないかジブン。

「可愛いアンヨでしょ？」

と自慢したところ

「……そんな足だけ並べて見せられたって、猟奇な構図にしか見えない…」

とのご意見を頂きました。

頭の中に、出来上がってるお嬢様の姿を思い浮かべている私と、ごろりと並べられた足パーツ二つしか目に入らない友達とでは、同じ物を見ていても、頭に結ぶ画像には雲泥の差がございます。

こんな子供のような決意を固めて早１年と約半分。
少しずつパーツをかき集め、仮組みして、出来る限り関節のゆがみをなんとかして、パーティングラインを削り、バリを取り除きして、後はお肌を染めるだけ……。

なのに、ここから先の作業がいっかな進みません。

なぜかというと、取りかかり始めたら、一日二日は時間を取られるので、なかなか踏ん切りが付かないのと、失敗したときのダメージがデカイから。

大掃除と同じで、「今だ！」と気合いが入ったときにやらないと、雑になりそうなので、時を待っているのです。ええ。