11月÷日  VIVA!ラーメン!




拙者、大のラーメン好きである。
どうにも止まらず、週に3、4回食べていたこともあった。
しかしこの間テレビを観ていたところ、
年に400杯ほどのラーメンを食す男性が出演していて
自分の至らなさを痛感した次第である。
上には上がいるものである。1日1杯以上食べねばラーメン道は極められないらしい。

ところで、拙者も雑誌やらテレビやらでおいしいラーメン屋というのを探しては行ってみるのだが
近頃、結局のところラーメンの美味い不味いは好みに拠るところが大きいと思いはじめた。

まずは麺の太さ。拙者は細い縮れ麺派である。
ただ、喜多方ラーメンのような平打ちはまた別に好きである。勝手なものだ。

それから出汁の種類。鶏がら、豚骨、カツオなどなどいろいろあり、それをさらに組み合わせるのだから
これがいちばんの選びどころである。
拙者、特にこれといった好き嫌いはないが、強いて言えば和風すぎる出汁
(カツオ・昆布・ニボシの風味が強すぎるもの)はラーメンには合わないのではないかと思う。
杉並の中ほどにある、毎日大行列の有名ラーメン店は
まるでそばつゆ+鶏がらのようなスープに、ゆずまで入っていて
しかも量も3人前くらいありそうな独特なもので、拙者にはかなり厳しいものであった。

そして、基本的ではあるが塩か醤油か味噌か。
どれも美味ければそれでいい。しかし味噌味はやや苦手かもしれない。

・・・と、考えてゆくと
拙者の好みでは、どんなにおいしい店でも札幌ラーメンは駄目ということになってしまうのである。
麺は太いし味噌味である。
嗚呼、なんともったいないこと。世の中には美味い札幌ラーメンもあるかもしれないのに・・・。
もしも、ここは!という札幌(北海道でも可)ラーメンがあったら是非ともお教え願いたい。
全国どこにでも行く心づもりである候。

今は住んでいる場所の関係上、「大島ラーメン」という店に行くことが多い。
醤油、塩、味噌があり、つけ麺やチャーハンも置いてある。
拙者の好む細麺である。味はわりにさっぱり。
トッピングも豊富で、特にチャーシューとくきわかめが美味。
拙者があまりに通いつめるものだから、店長殿ともすっかり顔なじみになってしまった。
もし、好みに合いそうであれば一度お試しを。

あと最近聞くところによると、博多の有名豚骨ラーメン店「一蘭」が
六本木にやってきたというではないか!
それを食べるために福岡に飛ぼうと思っていた拙者にはこの上ないニュースである。
食べに行ったあかつきには、ご報告し申し上げ候。

しかし、なんですな、狂牛病騒ぎが起こってからというもの
ラーメンにも牛骨を使っているところは少なくないそうなので、つい足が遠のいてしまいますな。
今日も昼にラーメンでも・・・と思ったが、日和見主義な拙者は
コンビニで焼きそばを買って帰って来た。
ラーメン食べたい・・・あーついの食ーべたい・・・

なんとなく、矢野顕子の曲が頭を巡りつつ、本日閉店。

       



兎耳堂