アルミボートのプチ改造記

【バスフィッシング用に、トーナメント仕様に、アルミボートをプチ改造した記録です】


愛艇の紹介
ヤマハのクイントレックスV12LWです。本来カートップ用のボートです。クイントレックスV12HDを軽量スリムにした感じですが、デッキ位置が高いため思ったより広く使えます。静止安定性も思ったほど悪くなく、走行中のシャワーも旧タイプのアルミに比べたら格段に少なく感じます。(あくまで私感ですが・・・)。去年までカートップしていましたが、船体重量61kgにトップデッキと分割デッキなどを支えるアングルなどの重さも加わると、カートップは結構辛いものがあり、今年に入りとうとうトレーラーを購入してしまいました。船外機はシープロ15psです。ちなみに愛車は走行距離13万キロを越えた老体のレグナムで、ヒッチメンバーはTUGMASTER社のものを付けています。
フットコンの配線処理とキャビテーションプレート
モーターガイド社の54ポンド無段階変速を使用しています。
魚探の振動子(400khz/ピンスポット用)を取り付けている為、配線の処理はあるバスプロの真似をして写真のようにしています。また、エレキのパワーロスを軽減させる為にキャビテーションプレートを取り付けています。効果の程は・・・う〜ん違うと言えば違うような・・・です。
フットコンマウント取り付け用のスライドレール
マウントの取り付けは、スーと入れて、ピンを差すだけ。
ボート購入店オリジナルとのことですが、大変便利です。
魚探(ホンデックスHE−5700)と魚探用バッテリー
1画面で107khz・400khz2種類の周波数を同時に見ることが出来るというのが気に入り中古で購入しました。未だに使いこなせていませんが・・・。
下にあるのが12V‐12Ahの魚探用ポータブルバッテリーです。無段階変速のエレキとバッテリーを共用すると干渉を起こしノイズが出ることがあるのであえて分けています。
魚探の水温計の取り付け
船外機での高速走行時にも水温の確認が出来るように写真の通り船体の後部に取り付けました。取り付け方法ですが、ホームセンターで薄いアルミ板と水温計にねじ位置の合う適当な金具、超強力両面テープと配線保護用のスパイラル管と配線整理用のフックを購入し加工しました。アルミ板は同化してほとんど目立たず、なかなかの出来だと思います。【注】水温計の先端が船底より数センチ上にないと使用時に破損の原因となります。
スイッチ板の取り付け
トップデッキの裏側にはスイッチ板を取り付けています。ビルジポンプとトーナメントで使用するライブウェル用です。結構便利ですよ。スイッチ板自体はマジックテープで取り付けてある為、簡単に取り外しが出来るようになっています。また、このスイッチ板から写真にあるバッテリー残量計でバッテリーの残量も確認出来るようにしています。
エレキの振動子その2の取り付け
広範囲を探れる107khzの振動子は船外機での高速走行中にも役に立ってもらいたく、写真のように船体後方の船底にシリコンボンドで取り付けています。魚探(HE-5700)自体に高速モードがないことも加わって多少画像が荒れて見えますが、十分役に立っています。
エレキ用の電源端子
ボート購入の際にショップで加工してもらいました。
エレキのセッティングが大変楽です。
集合電源
写真の通り、ワンタッチクリップにスイッチ板やエレキ、ライブウェルやビルジポンプなどの全ての電源があらかじめ接続されています。エレキやビルジポンプなどのパーツを個別に接続する必要がなくなりました。
配線の保護
魚探に接続する水温計や船底に取り付けた振動子や、電源のケーブルも、ひとまとめにして露出部分にはスパイラル管を用いてガードしています。
ビルジポンプの取り付け
ビルジポンプ本体の底面を先程も登場した超強力両面テープで船底に貼り付けて、クイントレックスの場合トランサム内側に補強用のフレームが通っているので、そこに針金でくくり付けています。これで結構しっかりしていますよ。
船外機ロック
これは盗難防止と脱落防止の為に付けています。
マイ操縦席
ボート用クッションを使っています。
これが結構快適です。



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