1999年9月、まだ大阪では残暑の中、早く秋を撮りたくて、カメラ関係、テント、食料品、WINE、シュラフなどなどを背負い、上高地から個沢まで歩いてきました。
一日目、上高地は天気もよく、撮影POINTばかりで、行程の予定と撮影時間の調整に苦労しました。ザックが重くて重くて肩が取れそう。暗くなる頃にやっと個沢カールに到着し、その中でTENTを張り、食事、そして初めての撮影旅行に乾杯。それからしばらくして、TENTの外は大雨になり、風もひどくドーム型TENTは曲がって壊れそうでした。その日は嵐の中そのまま就寝。
二日目、朝早くTENTの外に出ると、雨は小降りでひどくガスっていました。お目当ての紅葉は、ほとんどなく、しかし雨とガスの独特の雰囲気がありました。カッパを着て上高地の方に下山。お腹の中に消えた分だけザックが軽くなっていました。上高地まで下りるとそれほど天気も悪くなく、時間ぎりぎりまでねばりました。
下山後穂高の町で食事をして、少しゆっくり。JRに乗りこの旅の終わりとしまいた。