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お気に入りの管理釣り場
ルアー釣りの所感

2003/02/21

 前日夕方は吹雪。今日は曇り時々晴れ。天候を考えると昨日の影響でイマイチぽい。12時過ぎから釣りに入る。PROCOPEの店長によると今年は川鵜に小型のニジマスとアマゴが食い散らかされたとのこと。道理で魚影が薄いはずだ・・・。来期は大型のみ入れる事になるとか。まずは現場の写真。白泡がそそります。

水量は程々。水温5℃まずはこの辺の瀬を攻めるが沈黙。やはり魚は底に沈んでいる。今期の大戸川は底にへばりつく魚との戦いだった。

 今日の遊び相手は写真の2匹とばらした2匹の4匹。ばらしたうちの一匹は上の写真の手前のヨレでヒット。ここには大物が良く潜んでいます。白泡の中にもで居るんだけど今回は反応なし。やはり少し水温が低いのか。結局小プール上の淵で小型ミノーでこいつ。やはり底だった。

 そのあと小プールでシンキングディープダイバーで釣ったのが下のこいつ。その前にもう一匹黒いスプーンでヒットしたんだけど、根掛かり?と竿を軽くしゃくると上流へ泳ぐ。これは大物だ!と思った瞬間痛恨のラインブレイク。3gの黒いスプーンを銜えたまま潜っていきました。ではシンキングディープダイバーで釣ったニジマスを。

これは格闘中の写真です。なかなか難しいです。3Lbだから本当に大変。取り込むまで5分かかりました。

 大体60cmクラスかな?よく頑張ってくれました。

リリース直後。このあともう一度上流に戻り、瀬を探って一匹ヒット。しかし残念ながら針が外れてしまいました。

2003/02/05

 今年最初の大戸川。この時期水温が5℃程度で魚は低活性でした。しかも今日のように曇っていると寒くなくても水温が上がらないので厳しいかも。(実は直射日光がないので釣りやすかったのかも?(笑))結局短く日が差した直後にのみ釣れました。日が差した時に浅瀬は少し水が温む様です。浅瀬の下流で流れが穏やかで深い所はその温い水が入ってくるので、それまで底で佇んでいた魚もちょっと活性が高くなったようでルアーに反応した様です。4時間半で3匹。この時期ならこんなもんでしょう。ガンガンと水が掻き込まれているところは駄目でした。これから段々と水温が上がるので魚の活性は上がるでしょう。

 今回はデジカメの電池が切れてしまったので魚の写真はありません。

2002/12/30

 今年最後の大戸川。今期3回目。午前中に所用があったので現地入りが13:30。忘れ物は防寒用のフリース製タートルネック、スェットパンツ、そして靴下とウィンドブレーカー。気温の低下と共に集中力の低下を引き起こした。

 さて、大物が入っているとの情報を元にベイトタックル(ライトアクション、5Lb test)で挑んだが、釣果の方はでかいのんが2本とこまいのんが2本。でかいのんは下の写真の通り。今回はProcope前の瀬でのみ楽しみました。数を釣るためにはUL3LBの方がやっぱり良いと思う。5Lbではルアーが底を取れないからである。他に気になったのは近頃フライとワームの根掛かりが多い事。3Lbじゃ回収できないよなぁ。

13:43 エビのプラグ。Deep Diverの誘惑に負けました。ヒレピンなので居残りマスと思います。

これは同じニジマス。Rooster tail BKの誘惑に負けた彼はなかなかのサイズ。背中が厚いので新規放流分でしょう。

他に30cm程度のを二本釣りましたが、写真に撮るまでもないので記録にはありません。

あと、同じポイントでスプーンに一回バイトがありましたが、フックアップできず残念でした。

こまいのんはRooster tailとHellgrammiteにヒットしました。

防寒対策をしっかりしていないと釣りどころではなくなります。帰りの車中ではずーっと震えていました。運良く風邪を引くことはありませんでしたが、気を付けましょう。

2002/11/13

 今期2回目の大戸川。大戸川のBBSで知り合った「まっぴぃ氏」と現地合流することになった。現地到着は11時頃。準備していると川からまっぴぃ氏はが上がってこられた。聞けば既にプラグで堪能された後とのこと。覆面スピニング(ABU)とフェンウィックのグラスロッド、そして自作ルアーを見せて貰いた。自作スピナーに自作スプーン。フライのタイイングとは異なる世界がそこにある。覆面は糸をしごくようにヨリをほぐすという説をまっぴぃ氏は唱えられていた。スピニングの糸よれ防止部を固定する法がよいのかも。

 さて、川に降りる。予報では西北西5mの風。ということて、本日はスピニングタックルに決定。水路前の淵はフライのグループがポイントの上に立って狙っている。いくら管理釣り場とはいえあそこに立てば魚から丸見えなんだが…。

 まずはまっぴぃ氏に「白泡」の中に魚が居ること(これはPROCOPEでも聞いた)と私の好きなポイントを紹介した。しかし渇水気味のせいか釣れない。ルアーへの反応が鈍い。

 水温はこの時点で9℃でほぼベスト。しかし、昨日よりも冷え込んだので活性が下がっているのかも知れない。上流はまっぴぃ氏に任せて左岸を下ることにした。大岩の脇でスピナーに初ヒットあるもののジャンプ一発でバラシ。その下の泡の中にいたヤツをスプーンで誘いだしたものの、こいつはジャンプする前にバラシ。焦りだすとフッキングが甘くなる。新しい橋の陰で例の棒(赤)を使用。一発ヒットあるもののこれもまたバラシ。かなりヤバイ体勢。そのうちまっぴぃ氏が釣り降りてこられ、スピナーで一本とのこと。うーむ。上で粘るべきだったか…。

 そのまま下流に下り、小さいプールの上流にある淵で例の棒にヒット。でも一瞬でばらされた。今日は本当にヤバイ。小さいプールではフライの方が石の上からテンポ良く釣って居られた。ここでもルアーへの反応は鈍い。追うが口を使わない。水温は昼を回って10℃とねらい目だが…。そして小さいプールを見切って下る。かなり浅くなっていて以前のポイントは埋まっていた。

 開きを下って大きなプールの手前にある梢の下で例の棒に良い型がヒット。3Lbは恐ろしいが…と慎重にやりとり。ジャンプしないから結構でかいのかもしれない。背が見えた瞬間ラインブレイク。逃がした魚はでかいと云うが、ジャンプしない分だけ強烈に感じた。

 傷心のまま小プールに戻る。左岸から深みを確認すると結構な数のニジマスが居る。フェザージグにもプラグにも反応しない。フライの方はテンポ良く釣って居られる。そこへまっぴぃ氏がフライタックルで再登場。が、ヒットしないようだ。

 このまま本日の私は大戸川にしてやられるのか。と再度上流へ向かう。午前中にスピナーでばらした大岩脇をDeep Diving Minnow(SP, White)で探る。そしてヒット。

やっと写真撮影にまで持ち込んだ一匹。大体40cm程。さっきのラインブレイクもあるので慎重に対応。こいつが大岩の陰に頭を突っ込んだりするたびに魚がワサワサと、まるでフナムシのように沸いてきました。岩の陰に潜んでいたわけですね。

まっぴぃ氏と水路前の淵で再合流。しかしここは渋い。人影に怯えている様子。

水路前の淵を狙うまっぴぃ氏を逆光で捕らえた写真。

こうして川をじっくりと見るとこれらの岩の陰に潜んでいることがよくわかります。

写真撮影後そのまま上流へつり上がる。

上流の岩陰に潜んでいたやつ。これを釣った頃まっぴぃ氏は自宅からの帰宅指令に従って帰り支度中。

3Lbなのでこれも慎重に取り込みました。

最後はプライヤーでフックを外してリリース。

水路前の淵の下流。「例の棒」とはこれのこと。

このルアーの動きはナチュラル。スラッゴに近いかな。リップレスプラグで対応できそう。

最後に大物。これは小プール入口でDeepDiving sinking YAGOを駆使してヒット。深みにルアーを定位させる事が重要です。

3Lbでしたので結構焦りながら取り込みました。なぜか最後の方はバラシもなく、初めの一匹が心に余裕をもたらしてくれたのでしょう。それにしても午前中は自分のパターンが悉く裏切られていたので自己不信になるところでした。

ま、これで大戸川っぽいのが釣れて満足しています。

次回はボーナス後かな。

2002/10/23

今期初めての大戸川。大岩の下流に新たな橋を建設中。どういうルートか判らないが迂回路が出来るのかな。
左の写真が川上か撮ったもの。(夕暮れ前)
手前で釣って居られるのがProcope前の淵。
奥に大岩が見える。

 今回は敢えてベイトキャストで挑んでみました。スピニングはドラッグを効かすたびに糸が捻れますので…。
この魚は10:43に上の写真でフライフィッシャが狙っているところで釣りました。
全長約40cmの川育ちの美しい魚です。ルアーはリップ込みで60mmのDeep diving minnow(Daiwa)です。この魚は元気が良く、走って跳んで楽しませて貰いました。タックルはカルカッタ51XT+ペガサス6.0ft+5Lbのフロロカーボンです。

釣り方は上流からキャストして流れを使ってルアーを潜らせて踊らせます。言うなればU字釣法の最後の部分だけを使うわけです。
必要なのは或る程度のキャストと上流に立つ自分の姿を隠すことですね。

昼前から日没まで殆どディープダイブのミノーで丹念に探りながら誘って6本でした。
ヒレピンで40cm程度でしたが、走って跳んで元気良く楽しませて貰いました。
工事中の橋のたもとも面白いポイントになっていました。

彼は16:22に釣ったヒレピンのニジマス君です。これも大凡40cmで大戸川平均サイズでしょう。
ルアーはエビを模したDeep diving minnowです。

適度にドラッグを滑らせながら元気よく走って跳んで楽しませてくれました。

今回も一人で撮影していましたので、最後まで取り込めて綺麗に写せたのは上の二本だけですが、釣れたポイントと魚のリストは次の通りです。
一旦伸びた針を戻すと折れたり、撮影寸前にジャンプして逃げられたりと残念な結果になっています。

場所 サイズ ルアー種類 写真の有無
Procope前の淵 40cm Deep diving minnow(アユ) 有:写真上
大岩左岸の落ち込みの白泡の中 40cm Deep diving minnow(エビ) 無:
カメラを構えたら針が伸びてリリース。
新しい橋の左岸岩陰 40cm Deep diving minnow(エビ) 無:
伸びた針を戻したら針が折れました。
小プール流れ込み 35cm Deep diving minnow(赤金) 無:
バーブレスは最後に外れました。
大岩左岸の岩陰 40cm Sinking minnow(REBEL: やご) 無:
撮影前の最後のジャンプで逃げられました。
Procope前左岸の小さい滝の下。 40cm Deep diving minnow(エビ) 有:写真下
針を変更したので取り込み成功。

基本的に左岸を釣り降りてまた釣り上がった形になります。これからは防寒具が必須です。

2002/05/22

つくばね漁場という管理釣り場に出かけた。アマゴが釣れるので楽しみだった。

つくばねとは「衝羽根」と書く。「5枚のがく片がプロペラのわように開いています。果実の形が羽根つきの羽根[衝羽根]に似ていることから名付けられた。この花に似ているペチュニアは、衝羽根朝顔という別名をもつ。ビャクダン科/日本原産/落葉/淡緑色 」らしい。この辺一体はつくばねという植物がよく繁茂しているらしい。

 車道から見たところ。簡易な堰堤があり、その先がプール状になっている。水は綺麗で澄んでいるが少し狭い。足場は良い事がわかる。つまり本格的な装備は不要と言うこと。

 手前の殆ど写っていない池と向こうの池がルアー・フライ専用区。大戸川の様に本格的な、ボーズもある本流とは考え方が異なる。

 ルアー・フライの練習には向いているが。ココまで水が澄んでいて浅いとルアーを見切られるのでつらい。実際放流当初はルアーに対して貪欲だが狭くて浅いことさと透明度の良さのためアマゴはすれてしまった。

 リアクションバイトに持ち込むにしても、アピールの高いルアーは興味を示しても喰わないし、ナチュラルなルアーには反応しないという物凄いジレンマに陥った。

 この写真に見える堰堤を無くした方がルアー・フライには適している。

 これが9号池。浅い。足場がよいのでどこでも狙えるが、浅いので魚が丸見え。同時に魚からも丸見え(笑)。

 今回は平日と言うことでここの管理人も兼任された漁業組合長殿のご好意で車を釣り場の前に止めさせて貰ったが、普段は事務所の約100m手前の大駐車場へ。

 アマゴをフライで狙う方がよいね(笑)。

 ここが10号池。ここで頑張りました。9号池よりも深いのですが、底は丸見え。魚を隠す岩はなし。

 10号池のプレートの下が少し深いので魚がいます。でもそこを狙うので魚はスれます。

 9号池と10号池には川底の苔を食べるために鮎30kgが放たれています。彼らはアマゴやニジマスの餌になってます。そう、アマゴやニジマスはすぐに満腹になってしまうのでルアーを追わなくなります。

 あと10日もすると鮎も大きくなって餌にならないとのことですが、盆明けには大きな鮎に育っていることでしょう。

 釣果は午前中にニジマス3匹とアマゴ1匹。鮎を食べさせないために釣り上げて欲しいという組合長のご要望とご指摘に従い、釣った魚は開きにして干しました。おいしかったです。

 普段C&Rなので戸惑いましたが、考え方の違いですね。養殖された魚を放流し釣って食べる。その後、川には魚が居なくなる。という束釣り・大漁を基準とした日本古来の釣り方の考え方と。川に居る魚と戯れる。また楽しませてくれという考えを基にしたC&Rのゲームフィッシング。どちらが良いのか難しいが、前者は最終的に川を改造して遊び場を作る箱モノの発想だ。後者は自然はそのままで参加するという発想。箱モノは殆ど不要である。どちらが今の主流なのか、誰が儲かるのか、どのように楽しむのかなど、根本的に考えなおすところが多い。私は自然を残したままの後者を支持する。NZは後者の考えである。でも釣って食べる分の確保は許されている。

 今回お邪魔したこの釣り場も前者の旧来の管理釣り場の発想だ。まだ箱モノはないがこれで組合の黒字化を達成させたいようだ。組合長によると都会から遊びに来て欲しい。彼の現状打開の渇望はよくわかる。が、箱モノにこだわると良い自然が失われるだろう。

 東吉野村という場所は非常に交通アクセスが悪く、車でしか訪れられないのだ(奈良交通のバスはあるけど…)。でも大阪から日帰り圏内だ。水の美しさは郡上八幡にも負けない。温泉もある。ただ吉野=桜というイメージとはかけ離れる。どちらかというと三重県境なので大台ヶ原の一部と考えても良い。一泊二日程度でほっこりするのは良いと重う。あまり人に知られていないから観光地の風情はない。変わりに何もないけど、鮎料理はいけるんじゃないかな。

 難しい話はおいといて、釣り場の話に戻るが、9-10区域をプールで区切らず途中に渓流区間を設けてくれるとありがたかった。瀬・淵・大岩・これらがあると魚も隠れるし、攻め甲斐もあっただろう。そして最大水深は1.5mで比較的大きい岩で魚が隠れられる状況がよいね。樹木によるカバーはルアーの展示場になるので、瀬の泡によるカバーが良い。アマゴは表層で流れてくる餌(虫)を狙うわけだからフローティングの虫ルアー(結局フライだね)が有効だろう。大物は底に潜むのでDDのプラグで攻めたいし、3^4gのスプーンでもう少し戯れたいね。

 これからは管理釣り場ももっと自然を活かして貰いたい。大戸川は釣り人の意志が反映されていることが売りだ。そして大戸川のように大物を入れて欲しい。

2002/05/20

 ハスを釣りに夕方から名張川に行った。でかいニゴイ約50cm一本で終わってしまった。

初め、CALCUTTA(5Lb)を使うつもりだったが、ラインを買っただけで巻いていないことに気付いたので3Lbラインのスピニングタックルで狙うことにした。ハスなら大きくても30cmなので十分と判断した。

が、こいつを釣る前に一回り大きいのが一瞬でルアーとの結び目をぶっちぎった。プラグが浅瀬に差し掛かった瞬間、根掛かりと思うようなアタリと共に浅瀬でのたうってブチ。ドラグも効かない早業だった。

そこで腹が立つのでPE12Lbに変更してこいつをしとめたけど、ULタックルは満月状態で大変でした。

 どうも急激に水温が下がったのかハスの気配もなかったが、ライトタックルで遊ぶ方が無難。ワームで底を探るともっと釣れただろうけど、ハードルアーで楽しめないと川は面白くない。

この釣りの往復は久しぶりにワインディングを楽しんだというのは秘密(笑)。奈良と三重の境目は他にも色々と楽しめそうなところが多くてネタには事欠かないようだ。

2002/05/18

 ハスを狙いに木津川に行った。CALCUTTAはなかなか使いよい。1時間ほどキャストの練習を行った。メカニカルブレーキを締めておけばバックラッシュしないが、後ろの草にルアーが絡むと辛い。今週、平日に管理釣り場で確認するつもりだけど流れがあって魚がでかいところは閉鎖中。やっぱ鮎釣り区でのハス狙いかな。

2002/04/29

 Angling誌の影響でCALCUTTA 51XTとHIRO NAITO PEGASUSを買ってしまった。ラインはとりあえずフロロの6Lb(東レ BAWO)を巻いてみた。テストは明後日。今期末はこのタックルで狙う。今までもなんとなくベイトでやりたかったが、持っているベイトの最軽量タックルはバス用のPRESTAGE ML(3/16~3/8oz : 5~10g)なので5g未満のルアーをキャストできる自身がなかった。リールもそんなに良いリールじゃないので細いラインを巻けるモノじゃない。と言うわけで新しい道具を買ってしまった。

 雑誌の影響で最も大きかったのは「スピニングはドラッグで糸を出すほど撚れる」という項目。今シーズン終わり、結構良いスピニングリールを使っていたのだが、3Lbなので大物が釣れると糸を引き出すたびに撚れていた。スピニングの撚れはスプール内部で撚れた糸の塊が一気に放出されてしまうし、バックラッシュよりもたちが悪い。これを何とかしないと駄目だと思っていた。さらに、最近のダウンストリーム釣法ではキャスタビリティよりもラインの取り扱いが問題。大戸川のスーパーレインボーを相手にするためにはウルトラライトよりもライトの方が良いだろう。そのうちラインは細くなるに違いない。

 東吉野村まで行くか、ハスを狙いに行くか。明日の工事が早く終われば「ハス」だな。