【日程】 :2003年11月2日(日) 【天候】 :曇り〜雨〜晴れ 【場所】 :桑野川 【同行者】 :どんちゃん 8月13日の「ワッキーさん、お帰りなさい釣行」から、実に3ヶ月が経過しようとした11月に 、どうにか休暇を捻出することができ、徳島に帰省することができた。 もちろん、釣行が目的であるのだが、11月の釣りは殆ど経験(釣ったという経験ね)がなかったので、タックル選択に悩まされた。 TOPはキャストしたいが、バスの顔を見たいので、ミノーやら、クランクベイトも…とか迷っていたら、なんとも中途半端な装備になってしまった。 午前中は大阪〜徳島(どんちゃんと合流)〜桑野川への移動に費やしたので、午後2時過ぎに最初のキャストとなった。 最初はどんちゃんの推薦もあり、「マスク100」を選択した。このプラグで彼はランカーをバンバン上げている。 どんちゃんの声が!まだこちらはプラグを結んでいるところだ。顔を上げると、どんちゃんが首を振っている。 バスのチェイスはあったものの、バイトに至らなかったとのこと。 「まさか1投目から来るとは思わなかった…」と悔しがっている。 それなら活性は高いのか?と、期待しながらキャストしたが、僅か数投で根がかり。 1個しか持ってなかったので、無理して回収に向かった。見ると、蟹を取るトラップ(虫かごを大きくしたようなモノ) にフッキングしていた。 どうにか回収に成功し、目に付くポイントをどんちゃんの指示に従ってキャストして行く…と、プラグの脇で大きな水のうねり… 同時に水中でギラッと光るものが! 期待に胸をドキドキさせながらリーリングを続けたが、正体はニゴイであった。 しかし、コイツもバイトに至らず、きびすを返し、流芯へ戻っていった。 それから数分後、水中に沈んでいる倒木にフッキングしてしまったマスクを回収するべく、立ち位置を変えロッドを煽ったら、 「バキン…!」と嫌な音が。そう、ロッドが折れてしまったのだ。 ’97年から使用していたTEAM DAIWA(601−3RB)であったが、 経年劣化や、細かい傷が入っていたのだろう。あっけなくその輝かしい幕を閉じてしまった。まさかのアクシデントにガックリと 力が抜ける。 思えばこの桑野川でデビューし、デビュー戦で記念すべき50UPを釣り、その後も長いことメインロッドとしてあちこちのフィールドで 活躍したよな… と、ブルーが入った状態で、スペアタックルの調子を見ていた。どんちゃんは既に下流域に向かって移動していたが、どうにも スペアタックルの調子が悪く、バックラッシュや、修正中のラインブレイクなどに見舞われ、しばらくは修復&セッティングに時間を費やすハメになった。 どうにか調整を終え、見ると、どんちゃんは遥か下流域まで移動してしまっていた。追いかけるのを諦め、土手に上り、お松に状況報告をして気分転換を 計っていたが、大型のバスが上流に向かって移動しているのを発見。これを狙おうと、上流域のポイントへ入った。 しかし、上流のポイントは見渡す限りのどシャローであった。こんなエリアの何処に隠れているのだろう? 色々と試したが、まったく反応が無い。ただ、対岸の方でベイトフィッシュの動きが盛んなので、対岸ギリギリを狙っていた。 ところが、見事に対岸ブッシュ際に決まったと思われたキャストが、水中に沈んでいた茎(根?)にグッサリとフッキングしてしまった。 対BON(ビワコオオナマズ)用に20lbラインを巻いたリールであったことと、茎(根?)が微妙にしなってくれる為、 ラインを切ることもままならない。 仕方が無いので、ロッドを持ったまま対岸へ移動し、藪を掻き分け泥にまみれながらようやくプラグが引っかかっているポイントに たどり着いた。プラグを回収後、対岸からも攻められるポイントが無いものかと、探っていたが、そんなポイントは無い…。 ロストしたプラグが回収できないものか、覗いて見たら、貴重な魚の隠れ家に思いっきり踏み込んでいることが、 どんちゃんの指摘で判明。なるほど、すぐ足元にバスが数匹泳いでいた…(涙) そんなこんなで、まともに釣っている時間はあまり無く、なんとも消化不良状態で納竿となった。 釣果の方は、どんちゃんが臨機応変にスモールプラグで、小さなバスを2匹釣っただけであった。 今回の消化不良の原因は全て自分にあるので、なんとも悔いの残る結果ではあったが、この悔しさを年末の 「釣り納め」にぶつけることにしよう。 (それまでに、新ロッドを調達しておかなければ…) |