4年国語 指導計画25

単元名 ごんぎつね                              
配当時間 8時間

時間 指導内容(発問・指示)
 1 ☆全文通読。読み方の確認。

指示1  声に出して1回読みなさい。読めない字は周りの人に聞いて読めるよう
    にしましょう。読み終わったら2回目を読みなさい。では始めなさい。
指示2  後追い読みをします。1ページ後追い読みをしたら、同じページを各自
    で音読します。その後、次のページを後追い読みをして、また同じページ
    を各自で音読する、というように進めていきます。
 2 ☆全文通読。初発の感想を書く。新出漢字の練習をする。

指示1  各自1回読みなさい。
発問1  「ごんぎつね」を読んで何か分かったことがありますか。(指示)あっ
    たらノートに書きなさい。
発問2  「ごんぎつね」を読んで何か気付いたことがありますか。(指示)あっ
    たらノートに書きなさい。



指示2  「ごんぎつね」を読んで思ったことをノートに書きなさい。

 この後、新出漢字5文字をプリントで練習し、読み替え漢字は家庭学習とする。
 3 ☆場面1での「ごん」のイメージを検討する。(野口先生の実践の追試)

指示1  起立。「1」の場面を読んだら座りなさい。座ったらもう1回読みなさ
    い。

発問1  「1」の場面のごんはどんなきつねでしょうか。一番ぴったりすると思
    う言葉を一つ、ズバリとノートに書きなさい。

 挙手により分布を調べる。
指示2  自分がそう思う理由をノートに書きなさい。
 話し合いを通じて、「ごん」に対する「かわいい」「かわいそう」「いたずら好
き」等のイメージを修正し、「性悪」「極悪」「ひどい」等のイメージの正しさに
気付かせる。
 4 ☆場面2と3での「ごん」のイメージを検討する。

 場面「1」の場合と同様に進める。
 読みとりのポイントとして次の箇所に着目させる。
「2」−−−「ふふん、村に何かあるんだな。」
      ごんは村の墓地へ行って、六地蔵さんのかげにかくれていました。
      ちょっ、あんないたずらをしなけりゃよかった。
「3」−−−「おれと同じ、ひとりぼっちの兵十か。」
      ごんは、そのすき間に、かごの中から五、六ぴきのいわしを〜。
      ごんは、うなぎのつぐないに、まず一つ、いいことをしたと〜。
      ごんは、これはしまったと思いました。
      次の日も、その次の日も、ごんは、くりを拾っては〜
 5 ☆場面4と5での「ごん」のイメージを検討する。

 場面「1」の場合と同様に進める。
 読みとりのポイントとして次の箇所に着目させる。
「4」−−−ごんは、びくっとして、小さくなって立ち止まりました。
      ごんは、「お念仏があるんだな。」と思いながら〜。
「5」−−−ごんは、二人の話を聞こうと思って、ついていきました。
      「おれがくりや松たけを持っていってやるのに、そのおれには〜。」
 6 ☆場面6での「ごん」のイメージを検討する。

 場面「1」と同様に進める。
 読みとりのポイントとして次の箇所に着目させる。
「6」−−−その明くる日も、ごんは、くりを持って、兵十のうちへ〜
      それで、ごんは、うちのうら口から、こっそり中へ入りました。
      うちの中を見ると、土間にくりが固めて置いてあるのが〜
 検討後、
発問1  この場面での「ごん」の気持ちを一言で言い表すと、どんな言葉になり
    ますか。ノートにズバリと書きなさい。
 7 ☆兵十が持つ「ごん」のイメージを検討する。

指示1  兵十はごんをどんなきつねだと思っていたでしょうか。場面「1」から
    場面「6」までをノートにまとめなさい。

発問1  兵十のごんに対する見方が変わるのはどの場面からですか。
発問2  兵十のごんに対する見方が変わるのは「6」の場面の何行目からですか
 8 ☆最後の場面での兵十の気持ちを読み取る。

発問1  兵十の「ごん」に対する見方が変わったのはなぜですか。自分の考えを
    ノートにまとめなさい。

 発表後、話し合いによりまとめる。