4年国語 指導計画14
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│単元  │文を組み立てる                          │
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│配当時間│4時間                              │
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│時間│指導内容(発問指示)                         │
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│ 1│☆全文を音読し、内容の概略をつかむ。                 │
│  │☆主語を意識した文を数多く作ることができる。             │
│  │                                   │
│  │指示1 「文を組み立てる」を声に出して2回読みましょう。       │
│  │                                   │
│  │指示2 読んでもらいます。○○君読んでください。           │
│  │ 数名の児童に音読をしてもらう。                   │
│  │                                   │
│  │板書1 犬□  ボールを くわえています。               │
│  │                                   │
│  │指示3 □の中に入るひらがなにはどのようなものがあるでしょうか。□の │
│  │   中にひらがなを入れて、文を完成させなさい。一つではありません。気│
│  │   付いただけ全部書きましょう。                  │
│  │                                   │
│  │指示4 発表してください。                      │
│  │     犬がボールをくわえています。                │
│  │     犬はボールをくわえています。                │
│  │     犬もボールをくわえています。                │
│  │     犬とボールをくわえています。                │
│  │     犬のボールをくわえています。                │
│  │     犬やボールをくわえています。                │
│  │     犬だけボールをくわえています。               │
│  │     犬さえボールをくわえています。               │
│  │     犬こそボールをくわえています。               │
│  │     犬までボールをくわえています。               │
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│  2│☆文例を場合分けして、主語の特徴をつかむ。              │
│  │                                   │
│  │板書1 (昨日出された文を板書し、Aから記号をつける)        │
│  │                                   │
│  │指示1 この文をいくつかのグループに分けます。ただし、文字の数で分けて│
│  │   はいけません。それ以外の理由で分けたら、ノートに分けた理由も書い│
│  │   て見せにきます。                        │
│  │                                   │
│  │説明1 ボールをくわえているのが、犬か犬以外の誰かかという見方で分ける│
│  │   分け方があります。ボールをくわえているのが犬の場合のグループでは│
│  │   「が、は、も、だけ、さえ」などのひらがなが使われます。こういう部│
│  │   分を主語といいます。全部「が」におきかえてみても、意味が変わらな│
│  │   い部分のことです。                       │
│  │                                   │
│  │指示2 教科書85ページを見なさい。そこに主語を次々に変えながら、文を│
│  │   書いていく例が載っていますね。これを真似して自分で書いてみましょ│
│  │   う。なるべく長く続くように工夫します。ただし、同じ言葉を主語にし│
│  │   てはいけません。書けたら見せにきます。             │
│  │ 数名の児童に発表させる。                      │
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│ 3│☆述語を意識した文をたくさん作ることができる。            │
│  │                                   │
│  │板書1 山中先生が(は)□□□□□□□□□□。            │
│  │                                   │
│  │指示1 □の部分に自由に言葉を入れて文章を作りなさい。ただし、なるべく│
│  │   短い文を作りなさい。                      │
│  │ しばらく時間をとる。                        │
│  │                                   │
│  │指示2 黒板に書いてもらいましょう。10人の人に書いてもらいます。  │
│  │ くじを引いて10人の児童に板書してもらう。うまく例文が出ない場合はさ│
│  │らに数名を指名する。                         │
│  │                                   │
│  │指示3 この文をいくつかのグループに分けます。分けられたらノートに理由│
│  │   も書いて見せにきます。                     │
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│ 4│☆述語の特徴を知る。                         │
│  │                                   │
│  │指示1 前の時間に考えたグループ分けについて発表してもらいましょう。 │
│  │ 数名の児童に発表してもらう。                    │
│  │                                   │
│  │説明1 教科書の88ページをみなさい。ここに書いてあるように、「どうす│
│  │   る」「どんなだ」「何だ」に当たる言葉が述語です。        │
│  │                                   │
│  │指示2 昨日考えた文が、教科書の3つの文の形のどれに当たるかを考えてみ│
│  │   ましょう。                           │
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