4年国語 指導計画2
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│単元名  │ガオーッ                             │
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│配当時間│5時間                              │
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│時間│指導内容(発問指示)                         │
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│ 1│☆通読して粗筋をつかむ。音読の練習をする。              │
│  │                                   │
│  │題名、作者名をノートにていねいに書いてから、             │
│  │指示1  声に出して一回読みましょう。読みながら、読めない字があったら、│
│  │   周りの人に聞いたり、先生に聞いたりして、読めるようにします。振り│
│  │   仮名を振っておくといいですね。一度読み終わったら、立って2回目を│
│  │   読みます。                           │
│  │全員が立ってから、                          │
│  │指示2  読んでもらいます。読みたい人が自由に立って読みます。自分が読み│
│  │   たいところまで読んだら座ります。座ったら次の人が立って読みます。│
│  │   もし一度に何人もの人が立ったら、普段、あまり発表しない人から読み│
│  │   ます。では、だれからでもどうぞ。                │
│  │自由音読に慣れさせる。複数立った場合は、譲り合うことを教えると同時に、│
│  │自信のない人はどんどん先に読むように促す。全員が読むまで、何度も繰り返│
│  │して読み、全員が読んだら、2回目を読むようにする。          │
│  │指示3  速読みをやってみましょう。なるべく早く読む練習です。最初の文を│
│  │   なるべく速く、声をそろえて読みます。              │
│  │この後、時間がくるまで速音読の練習をする。              │
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│  2│☆新出漢字の練習を重点的に行う。                   │
│  │指示1  全員起立。声に出して一回読みましょう。読み終わったら、座っても│
│  │   う一回読みましょう。では、はじめてください。          │
│  │全員着席してから数分後、                       │
│  │指示2  やめてください。今日は新しく習う漢字を練習します。漢字の練習の│
│  │   仕方を説明します。まず、漢字練習帳を用意します。そこに、今日の日│
│  │   付けと題名、ガオーッですね、それを書きます。          │
│  │全員書いたのを確認してから、                     │
│  │指示3  まず、私が黒板に漢字を書きますので、それをよく見ていてくださ │
│  │   新しく習う字は黄色で書きます。皆さんは練習帳に赤で書きます。  │
│  │黒板に「以上」と書く。振り仮名も書く。                │
│  │指示4  まだ練習帳には書きません。次に、空書きをします。右腕を出しまし│
│  │   ょう。左で書く人は左腕です。私と一緒に新しくならう字を書きます。│
│  │   画数を数えながら書きますよ。                  │
│  │児童と一緒に空書きをする。書き順を間違えている場合は指摘してやり直しを│
│  │する。書き終えてから、画数を書く。                  │
│  │指示5  では、練習帳に黒板と同じように書きます。黄色の字は赤で書くので│
│  │   すよ。書けたら見せにきます。女子は高山先生、男子は私に見せに来ま│
│  │   す。競争ではないのであわてず、黒板の通りに書きます。      │
│  │全員のノートをチェックし、間違いは書き直させる。           │
│  │指示6  では、いま書いた漢字の下に練習をします。その行に書けるだけ練習│
│  │   したら、鉛筆を置いてよい姿勢をして待っています。        │
│  │以下、同様に練習をする。最後に、明日の国語の時間に今日習った漢字のテス│
│  │トをすることを告げる。                        │
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│時間│指導内容(発問指示)                         │
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│  3│☆物語の設定を確認する。                       │
│  │☆内容を読み取る。                          │
│  │漢字テストを行う。                          │
│  │指示1  全員起立。立って一回座って一回読みましょう。         │
│  │全員が座ってから、                          │
│  │発問1  このお話はいつごろのお話ですか。(「時」と板書)       │
│  │発問2  このお話はどこで起こったお話ですか。(「所」と板書)     │
│  │発問3  このお話には誰が出てきますか。(「人物」と板書)       │
│  │児童の意見を板書してkら、                      │
│  │説明1  時と所と人物の三つを合わせて「設定」と言います。物語には必ず書│
│  │   かれています。それを探すのも大切で楽しいお勉強です。      │
│  │発問2  P4「声がよく出ない」のはどうしてですか。          │
│  │発問3  P6 ライオンのサービスというのはどんなサービスですか。   │
│  │発問4  ライオンがガオーッとほえる理由は何でしょうか。その理由が分かる│
│  │   ライオンの言葉を3つ書き抜きましょう。             │
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│  4│☆ライオンとクロヒョウの気持ちを読み取る。              │
│  │指示1  全員起立。立って一回座って一回読みましょう。         │
│  │全員が座ってから、                          │
│  │発問1  P10「申し訳ない」とライオンが言っていますが、ライオンは誰に│
│  │   申し訳ないと思っているのでしょうか。              │
│  │発問2  ライオンは喜んでほえているのでしょうか。理由も書きましょう。 │
│  │発問3  P18「おれは、こういうのは好きじゃないんだから。」とクロヒョ│
│  │   ウが言っていますが、「こういうの」とは、ガオーッとほえることでし│
│  │   ょうか、それともライオンさんを助けることでしょうか。どちらか一つ│
│  │   を選んで、理由も書きましょう。                 │
│  │発問4 クロヒョウは嫌々ほえたのでしょうか。理由も書きましょう。   │
│  │いずれも、児童に意見を発表させ、話し合いの形になるようにする。    │
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│  5│☆上手な音読ができるようにする。                   │
│  │指示1  全員起立。立って一回座って一回読みましょう。         │
│  │全員が座ってから、                          │
│  │発問1 この物語の主人公は、ライオンでしょうかクロヒョウでしょうか。理│
│  │   由も書きましょう。                       │
│  │指示2 この物語を上手に音読してみましょう。後で読んでもらいますので、│
│  │   各自練習をしてください。                    │
│  │数人に音読をしてもらい、次の点を指導する。              │
│  │①張りのある声で読む。                        │
│  │②少し高い声で読むつもりで読む。                   │
│  │③遠くの人に声を届けるつもりで読む。                 │
│  │④息を充分に吸って、姿勢を正して顔を上げて読む。           │
│  │⑤おかしな節をつけないように注意して読む。              │
│  │⑥会話の部分は自然に話しているように読む。              │
│  │⑦間や句読点の読み方を意識する(徐々に)。              │
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