アニメ「宝島」のビデオを見せる。見せながら、次のように指示する。
が映って消える。そこでビデオを止めた。 T:分かりましたね? S:分かりません。もう一度見せてください。 T:ではもう一度だけ見せます。よく見てください。 ビデオをもう一度見せた。
数名に発表させてみると、「海があって、大きな岩があって、緑の上に曲がった道があって〜」 という具合に、ただ見えるものを列挙している文が多い。そこで、 T:今の文よりも長く書けている人、発表してください。 T:今の文よりもうまく書けたと思う人、発表してください。 と言いながら、さらに発表させた。すると、中に物語っぽく書いている子がいたので、その子の 文章をおおいにほめ、次のように指示した。
しかし、なかなか物語のようには書けないようで、どうしても説明調の文章になってします。なぜ 説明調になってしまうのか。それは「〜がある。」という文末を多様するからである。そこで、次 のように指示して書き直しをさせた。
数名に発表させると、説明調から脱して、物語風な書き方になった子が多かった。
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