稲葉小学校 第3学年 学年だより

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2002. 6.25 発行
 第  35 号
編集責任者 山中
 
 
探検ツアー見聞録 5
 
 プールを出て「味の広場」へ向かう。
 子どもたちはもうここで、グループごとに昼食をとっていた。
「何を食べてるの?」
「パン。」
 見ると何やら細長いものを食べている。こんなので腹がいっぱい
になるのだろうか。
「そんなので、お腹いっぱいになるの?」
「もう一つあるよ。」
 どうやら、パンを2つ買って昼食にしたらしい。子どもたちも工
夫してお金を使っているのだろう。
 後で聞いたところによると、焼きそばを食べた子がけっこういた
ようだ。お店に入ってうどんを食べた子もいた。
 私も焼きそばとコロッケを買って昼食とする。しかし、時計を見
ると、のんびりと食べているような時刻ではないことに気付いた。
先発隊はそろそろ帰る時刻である。
 バス停に行って待つ。全員ちゃんと乗れるかどうか心配になっ
て、遠くをながめてみると、一つ前のバス停に1グループ待ってい
るようだ。ろまんちっく村にはバス停が3かしょあるのだ。
 そうこうしているうちに、残りのグループが集まってきた。どう
やら全員集合である。よかったよかった。
 帰りのバスは空いていて全員が座って行けた。始発だからだろ
う。しかし、いつもの調子で乗り込んで来た人は面食らったかもし
れない。いつも座れるのに座れな
いのでがっかりしただろうか。
 バスの中の子どもたちは立派だ
った。乗ってくるお年寄りの方や
小さい子を連れたお母さんにちゃ
んと席をゆずっている。ゆずられ
たお年寄りの方も、自分の孫のよ
うな子どもたちにゆずられて、そ
れがうれしいのか、子どもたちを
かわいそうに思ったのか、元気な方は座ろうとせずに子どもたちを
座らせてやっていた。いい光景である。
 さて、東武宇都宮で下車するのだが、小銭を持っていない子が多
い。両替したくても新500円玉は両替できない。ここで相当な時
間をとってしまった。バスは5分以上停車していただろうか。運転
手は明らかにいらだっている。舌打ちをし、とげのある声で子ども
たちに指図していた。迷惑をかけて申し訳ないとは思ったが、運転
手の対応もほめられたものではないだろう。
 ともあれ、全員無事にバスを降り、東武宇都宮駅へ向かう。
 滞りなく切符を買い、電車に乗り込んだ。宇都宮駅発だから空い
ている。全員がゆとりをもって座れた。
 もうここまで来れば一安心である。あとは、壬生駅までまっしぐ
らに進めばよい。
 公民館には2時30分頃到着。
 残りのグループも3時頃には全員無事に公民館に到着した。
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 日曜日、学童野球の準々決勝を見に行く。ベスト8まで勝ち残った。今
日勝てばベスト4、県大会出場である。結果は13対1の勝利。午後から
息子二人と栃木市体育館で卓球をやる。父の日にもらったラケットを初め
て使う。ラケットはいいが、もはや中3の息子の敵ではない。くやしい
が、今から努力しても逆転することはないだろう。これも人生なのだ。