稲葉小学校 第3学年 学年だより
parents teacher children
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2002. 4.25 発行
第 10 号
編集責任者 山中
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家庭訪問への道 3日目
昨日の1軒目は○○さんのお宅です。
「先生,あたしんちね,プールのすぐそばだよ。」
「プールの中?」
「ちが〜う(笑),プールの隣り。」
「ああ,あの草がはえてるとこ?」
「ちがうよ!」
学校から歩いて行けるところですからね。今日の1軒目は初めて
迷いませんでした。と言っても,未来ちゃんが待っていてくれたか
らですけどね。歩いて1分くらいですね。
2軒目は○○さんのお宅です。気合いを入れて歩いて行こうと思
っていたのですが,歩くと以外に遠いということが分かりました。
愛車ででかけて正解です。
道路の脇で○○さんと○○君が仲良く(?)待っていてくれまし
た。お母様もちょうど出ていらっしゃったところで,4人でご対面
となりました。すぐに分かって一安心。
次は○○さんのお宅です。郵便局の隣りだと教えてもらっていた
のですが,念のため○○さんと○○君の姿をさがしました。でもま
だ時間が早かったのか,2人が見あたりません。そこで,ちょっと
走って来ることにして,七ツ石の道を復習しに行きました。
さて,復習から帰って来たのですが,やっぱり2人の姿が見あた
りません。仕方がないので,「郵便局の隣りの家」に入って行った
のですが,そこからちらっとそのお隣を見ると,何とそこに○○君
がいるではありませんか。どうやら,全然違う家に入ってしまった
ようでした。あわてて車を移動。郵便局の隣りばかりを気にしてい
て,2人の姿が目に入らなかったようです。
最後は○○君のお宅です。ちょっと時間があったので,いったん
学校へもどってから行きました。○○君の家は地図で見ると近そう
だったので,今度こそ歩いて行こうと思っていたのですが,気が付
いたら訪問3分前になっていたので,やはり愛車の出番です。
七ツ石へ行った時に場所は確かめてあったのでそれほど不安はあ
りませんでした。行くと,○○君が弟君と2人で待っていてくれま
した。
「ここ,入っちゃって大丈夫?」
「うん,大丈夫。」
昨日も子どもたちの協力でめでたく回ることができました。
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一昨日の放課後,2人の子が漢字スキルを教室に忘れたと言って
取りに来ました。昨日の朝は,女の子が私のところに来て,
「先生,漢字スキルを学校に置いていってしまったので,家でノー
トに練習をしてきました。」
とばつが悪そうに言います。おおいにほめました。
子どもたちに話しました。
「きのう,宿題の漢字スキルを学校に取りに来た人が2人いました
よ。とても立派なことです。忘れちゃったと言ってそのままにしな
いところが立派です。それから,漢字スキルを学校に忘れたので,
別のノートに練習をした子もいましたよ。これも大変立派なことで
す。忘れることがあるのは仕方のないことだけど,忘れたままにし
ないことが大事なんだね。」
「それからぼくがこうやって誰かさんをほめるでしょう。そうした
らね,ほめられた人の真似をするんです。そういうことも大事なこ
とですよ。」
忘れたままの子,やって来ない子が変わるといいですね。