稲葉小学校学校課題研究通信
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2002. 3.15 発行
第 77号
文責 山中
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第3回アンケート調査結果 ②
ー考察ー
① 6年生だけ、「思う」と答えている児童の割合が増えています。年間を通
して見ても増え続けています。学習の効果があったということでしょう。
② 反面、「思わない」と答えた児童も増えています。こちらは4年生以上の
学年で、学期を追うごとに増えています。向上を実感できないのは評価の機
会と関係があるのではないでしょうか。もっと積極的に評価を取り入れてい
きたいと思います。
③ 学習の初期の段階では、多くの児童がうまくなったと感じるのは自然なこ
とだと思われます。学習が進むにつれて、以前の自分と比較した場合の変化
が少なくなるでしょうから、うまくなったと感じることも少なくなるのでし
ょう。上手になったところを教師が指摘して自覚させるという活動も取り入
れていく必要がありそうです。
④ 中学年の自己向上感が高いのは、発達段階による特徴と何か関係があるの
でしょうか。