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│稲葉小学校学校課題研究通信           │2001. 11.28 発行
│                        │第 47号      
│                        │文責 山中      
│                        │                
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授業研究会の記録 ②

   逆の方が児童が意欲的になったのではないかと思った。スキットは実際
   はカタカナ英語だったりうまくいかない児童もいた。それぞれのコーナ
   ーに先生が入ったり、ALTに入ってもらって刺激を入れた方がいいと
   思った。そうやって、理解の高い子と低い子のどちらも生かすには教師
   がどんどんかかわっていったほうがいいのではないかと思った。レベル
   に応じて、指導者が質問をしていく。車いすが突然出てきたが、あれは
   児童の考えで予定にはなかった。これが6年生の実態。あのような場合
   どう指導したらいいのだろうか。もっと英語やジェスチャーを教員が使
   って表現を教えていくことが必要ではないか。今の英語活動は週1で教
   科書もないので、同じ内容を繰り返すことにしたが、スキットの内容を
   変えずに変化をつける方法があれば教えていただきたい。
  ウ 
    今までの5年生の英語活動は、一つの例文を使って、それに関するゲ
   ームや何かをやるという活動を繰り返してやってきた。今日の活動で 
   も、今までにやったものが入っているスキットをやったが、このような
   やりとりを中心にしたものは初めてだった。思ったより抵抗なく受け入
   れられていたのではないか。英語の読み書きが全くできていなかったの
   で、児童は紙を見て英語を読むことができない。カタカナを読んでも単
   語で区切って読んでしまう。個人差が出てきている。初めの頃は、それ
   をどこまで、全体を同じレベルに引き上げていくのが大事なのかどうか
   考えていたが、全員が同じレベルにならなくても、一つでも二つでも英
   語がしゃべれて英語はおもしろいという感じをもってくれればいいと今
   は思っている。スキットを行う計画がどういうのがいいか考えた。最初
   7つのグループを作って、それぞれのグループごとに発表しようと思っ
   たが、見ている児童は活動していないことになるので、今回はあのよう
   な形で、回っていってという形で活動してみた。もっといい方法がある
   のだろうか。もっと広い場所でできればよかった。もっといい工夫があ
   るか聞きたい。スキットの時間を20分くらいとったが、児童は十分に
   活動できていただろうか。全部回った子もいたがそうでない子もいた。
   でも、自分のグループでの活動はよくできていたので、今回はしょうが
   ないかなと思う。一つ一つのスキットが短いスキットで、慣れていない
   ので、果たしてそれが適切なのか、手探り状態である。英語活動に対す
   る動機付けという点ではそれなりにいいものがあったのではないかと思
   う。活動量や内容やカタカナを読むことがいいのかなどを考えると、1
   グループに一人指導者がつくのがいいかなと思う。しかし、それは無理
   なのでどうしたらいいだろうか。今後は自分たちで考えるという課題を
   出したので、6年生に向けてやっていきたい。
  エ 
    まだ、授業そのものに慣れていなくて、指導者ではなく生徒として参
   加したようなもの。今後、もっと協力できるように勉強していきたい。
   グループ全体が楽しそうにやっていたと思う。
  協議
  ア Skitは児童の英語活動への動機付けを強めたか。意欲を高めたか。
(  )1学期の終わりにだんだん意欲が低くなってきたという話だったが、
   具体的には想像できなかった。今日はよくやっていたと思った。5年生
   は元気がないかと思ったが、楽しくやっている子もいて、とりあえずは
   成功していたのではないか。
(  )正直言って、参加さえていただいて楽しかった。調子に乗って遊んで
   しまった。一緒にやらせてもらって、練習を積めばここまでできるんだ
   ということはすばらしいと思っていた。あの中のごく一部でもいいから
   3年生に体験させてやりたいなと思った。文は教師が提示しているの 
   か?(5年は教師、6年も基本は教師、付け加えるのは子ども)子ども
   の文を直すのも指導者の仕事で大変だと思った。学年に応じてやれたら