┌────────────────────────┐ │稲葉小学校学校課題研究通信 │2001. 6.19 発行 │ │第 19号 │ │文責 山中 │ │ └────────────────────────┘ 第2回目の研究授業に向けて 6月25日に第2回目の授業研究会が予定されています。授業者は 先生 と山中です。 今回は第2回目ですので、前回の授業を受けて、いくつかの提案をしていこ うと思います。 一つ目はこれです。 ┌─────────────────────────────────┐ │ALTとのTTをどのように作っていくか。 │ └─────────────────────────────────┘ HRT( 先生)、ST( )、ALT( )それぞれが、学 習活動にどう関わっていくのか。それをはっきりさせた授業を計画します。ど のように連携を取って動くのが最も良いのかの提案にまでは至りませんが、そ の在り方を考えていく材料は提供できると思います。 二つ目はこれです。 ┌─────────────────────────────────┐ │児童と3人の指導者の行動が見える指導案の形式 │ └─────────────────────────────────┘ 先日、 先生から配られた、文部省発行の『小学校英語活動実践の手引 き』の中の指導案の形式を真似て、前回とちょっと違う指導案を書いてみまし た。3人の先生が何を話して何をするのかが、ある程度分かるような書き方に なっています。これを改良していけば、より使いやすい指導案の形式ができあ がります。 三つ目はこれです。 ┌─────────────────────────────────┐ │どんなクラスルームイングリッシュを、どう使うか。 │ └─────────────────────────────────┘ 児童になるべく英語で話しかけることを念頭に、どの学習活動ではどのよう な英語の指示が必要かを考えて、なるべく英語の指示ができるようにしていこ うと思います。 四つ目はこれです。 ┌─────────────────────────────────┐ │ペアを基本とした学習活動による授業構成 │ └─────────────────────────────────┘ 前回、 先生より「練習の基本は二人」との指導がありました。二人組で 練習をする機会をどの程度設けるとよいのか、二人組による練習はどのような 場合に有効なのか、三人以上のグループによる練習が有効なのはどのような場 合なのか等について考えていく契機となると思います。 五つ目はこれです。 ┌─────────────────────────────────┐ │関心意欲優先か、知識技能優先か │ └─────────────────────────────────┘ 先生との検討の折りに、「What's this ?」に対して「It's an apple.」と答えるか「Apple」と答えるか、どちらにするかが話題となりま した。きっちりと文型を教えた方がいいのか、興味関心を高めるためにブロー クンでもやさしい英語を教えるのか。どちらの考えで進むのか、このへんで一 度考えておくのもいいかなと思います。 ─────────────────────────────────── 一般に研究には「新しさ」が要求されます。研究授業における「新しさ」に は3つのレベルがあります。 レベル3:その研究分野における新しさ レベル2:学校あるいは地域等の集団内の実践研究における新しさ レベル1:個人の実践研究における新しさ レベル3を目指すのはまだまだ先のことにならざるを得ません。もちろんレ ベル2でも十分意味のあることです。まずはここをかためていきましょう。