┌────────────────────────┐                 
│稲葉小学校学校課題研究通信           │2001. 5.16 発行 
│                        │第   13号      
│                        │文責 山中      
│                        │                
└────────────────────────┘                 

5月9日の現職教育の話し合い内容 ②

 いいのではないだろうか。壬生町のALTは子どもへの対応がうまいので、
 子どもたちと過ごす時間がふえた方がいい。
○ALTをテープレコーダー的に使うとはどういうことなのだろうか。
○読んでもらうとか、ALTについて読ませたりというだけ。
○小学校ではそういう授業にはならないだろう。
○ALTを気にしすぎ。たまたまTTの一人が外国人というだけ、と考えれば
 どうか。必要な時に話してもらい、一緒にゲームをやってみればいいのでは。
○それでもいいのではないか。
○ALTとの打ち合わせ。事前に略案ができたときに、略案の中にALT登場
 のマークをつけておいてはどうだろうか。
○基本的には教師が主で、やるということで。
○ALTの活躍の場を気にするなんてことをしないようにすれば、やりやすい。
○ALT主導の授業になってもいいのではないか。こだわらなくてもいいので
 は。
○たとえばALTのコーナーを作ってやるというようなことで?
○ALTの人にほとんど任せてしまっていいんじゃないですか。
○それは稲葉のやり方と違うのでは。
○ALTがいなくてもできる授業を目指すということを考えれば、ALT主導
 ではないほうがいいのではないか。ALTが来ても活躍の場がなくてもいい
 のではないか。
○子どもたちとたくさんふれあう場を作ればいいのではないか。
○そういうことをALTに伝えた方がいい。
○授業のやり方
○ALTの負担というのはコミュニケーションがとれないということ。なかな
 かこうしてほしいということが言えない。
○ゲームは授業に入れるべき?
○入れた方がいい。ALTとふれあう機会、とけ込む機会が増え、TTもうま
 くいく。ゲームを中心にした方がいい。難易度はあるが。
○いろんな活動を取り入れる。ゲーム、うた、ごっこ遊び、チャンツなどなど
○ゲームの説明を英語でやるのは大変。説明してもらってから、ゲームに入る
 方がいい。
○自分が使えそうなゲームをALTにやってもらって職員が授業を受けてみる
 といいのではないか。
○6月末の時に、日課を変えてALTの授業を受けてはどうか。
○子どもたちが盛り上がりそうなゲームを日本語で書き出して、英語に直して
 みてできるところからやってみてはどうか。
○ゲームをやるにしても、1週間前くらいから出しておいて、子どもが自由に
 遊んでいるというような状況を作っておくといいのではないか。ゲームひと
 つとっても、全部の学年で同じようにできるわけではないので、いろいろ研
 究していく必要があろう。

 思いつきの研修に真摯に取り組んでくださいましてありがとうございました。
時間を忘れるほど中味の濃いフリートークになったかと思います。この中から
も、いくつか大切な確認がなされたのではないでしょうか。
 ブレインストーミングは企業の企画会などでもさかんに行われる方法で、参
加者が自分の思いつきを自由に述べ、他の人はそれに決して反対意見を言わな
いという約束のもとに、自由で独創的な発想・企画を得ようというものです。
でもやってみると意外に難しいものですね。みなさんanother opinion を
お持ちですから、どうしてもそれを主張したくなるというものです。とすると、
国際社会で間々言われる「日本人は自分の意見を表明しない」という指摘は説
明不足かもしれません。「日本人は自分の意見を持ってはいるがそれを表明す
る意欲や技術を持ち合わせていない」と修正すべきかもしれません。
 英語に限らず、外国人とのコミュニケーションの技術を持つことの大切さも
また考えさせられたような気がします。