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1.化粧の意義 研究者の論文からも、老人ホームのおばあさんにお化粧をすることでうつ状態が緩和されるということがわかっています。これは、お化粧をすることど心の持ちようが変わるということが科学的に解明されつつあるということです。女性がお化粧をすることはこれまで身だしなみ、おしゃれの主に二つの目的で行われてきましたが、特にこれからの時代、気分を明るくするために積極的な意味を付け加えてよいと思います。 化粧をするということの歴史をたどるとそれは縄文・弥生時代(もしかしたらもっと前)にまでさかのぼれるのではないかと私は思っています。なぜなら、確かに紅をさすという事は確認されてはいないようですが、鏡のようなものが発掘されていることから、既に当時身だしなみを整えるという意識があったのではないかと推察できるからです。(なんて、めちゃくちゃだったらごめんなさい)それからずいぶん長い間、メーキャップは貴族やリッチな商人にしか縁のないいわば金持ちの道楽でした。しかし、江戸に入り長屋の女性たちはおはぐろを塗り始め、庶民に化粧がしたのです。そして明治時代、資生堂はビン入り化粧水を発売しています(その改訂版は今でも流通しています)。お化粧するということは、特別なことでもなく、全ての女性にとってトライできることになったのです。 いまや、至る所にメーキャップ用品があふれ、しかもその文字通り目に見えてわかる効果と目には見えない心理的効果とを合わせ考えれば、これを利用しない手はありません。 仕事柄、プロのメークさんに接する機会があり自らも試行錯誤を重ねる私が、これから順を追って具体的な製品名を出しながらコメントしていきたいと思います。 2.どこで買うべきか ①デパート 私が一番確かだと思うのはデパートのカウンターです。特に、初めて買う製品なら必ず対面販売を利用して下さい。それは、自分では気付いていないアレルギーがある場合、含まれている成分に反応して肌が赤くなったりすることもあるからです。そして、匂いの問題もあります。日本で販売されている製品は外国ブランドであっても「日本処方」されているのでほとんど問題にならないとは思うのですが、外見とは似合わない不必要などぎつい香りを発する製品もあるかもしれませんので、要注意です。デパートのカウンターでは、そういったことが購入前にじかに確かめられます。さらに、その製品とトータルで使ったほうが効果的なものがあれば恐らくサンプルをくれるハズですので、試せるという利点もあります。さらに、そのデパートだけでシーズン後とに販売する限定品も手に入りやすいし、新製品の予約や着払いでの自宅配達も可能です。欠点と言えば、比較的長い時間拘束されることと、デパートによってカウンターに化粧品会社の社員とデパートの店員の比率が違うため、当然化粧品会社の社員の方が知識が詳しいわけですからサービスも驚くほど違うことがあるということです。これは各デパートの同一メーカーのカウンターに行って体を張って(?)よいお店を見つけるほかありませんが、信頼できる筋からの口コミを利用したり、ヘビーユーザー(上顧客)のお友達がいる場合は紹介してもらうのもアリかもしれません。 ②ドラッグストア等 SHOP IN やマツキヨなどで買う場合、値段の安さが最も大きな利点ですが、外国メーカーなどはほとんど置いていないし、必要なものすべてを揃えるには向きません。さらに、試すことができないので、何回も購入してわかっている製品を買うにとどめるほうが無難かと思います。ただし、スキンケア以外の色もの(アイシャドウなど)は安くてもいいものがあるし、マニキュアもほとんど値段は関係ないので、こういったお店で気に入った色があれば買ってもいいと思います。 ③通販 何度も購入している製品か、お友達に評判を聞いてから利用した方がいいと思います。が、通販というのは出店の費用がかからないため、本来同じ質の製品であってもデパートのものよりかなり安く買えなきゃいけないはずです。だから、通販化粧品に必要以上にお金をかけるのは考え物です。あと致命的なのは、色味が全然わからないのです。だからバクチです。そういった意味でも、リーズナブルであればトライする、という利用法が賢いのではないでしょうか。 〜〜〜〜〜このつづきは、また今度〜〜〜〜〜 |