グースカ奮戦日記「初日」

とりあえず今日が無事終わってホッとしています。ご報告です。

今日はなかよしの昼食づくりをかって出てた。カレーは昨晩仕込んでいたので、新入生もいることだし、ちょっと子供達の様子を見に行こうと9時頃、新入生などの顔を撮ろうとビデオを持って公園へ。すでに女子数人集まっている。天気が良く、みんな木のふもとに集まり、女子はアイボンを中心に輪ができていた。マリオ、ケイ・・遅れてくる子を撮りつつ、9:20。今日は挨拶だけして家に帰ろうと思っていた。先日昼食を担当したときは、昼から私も参加し、かえって邪魔だったかと反省したからだ。みんな輪になって座り背中を丸めて、まるで日向ぼっこしているみたいだった。

暇をもてあましたのか、女子が男子に因縁をつけはじめ、次第に言葉も汚くなってきた。チンピラのように舌巻いて怒鳴ったりするようになったので、私は「何でそんな言い方なん?おっさんみたいやで。」と言った。楽しくてうれしくての罵声なのはわかっていた。だけどそんな表現ないやろ・・。

そうこうしても先生まだ。なんとなぁく不安に。で、マルサにメール。9:30になり、先生へ電話。留守電になってた。移動中?と思いつつも不安が増してきた。とりあえず、子供達を残してご飯を炊きに帰ることに。家からも先生へ電話。留守電。嫌な予感。折り返しかかってきた電話で、「今日は聞いていなかったし、予定も入っているので来れない」との事。どひゃ〜!

とりあえず子供達に事情を伝えようと公園へ行くと、ボールで遊んでいた子供達は動きを止めた。悪い知らせなのがわかったのだろう。説明したとき、6年生からはブーイングはなかった。他の子もがっかりしている様子がわかり、初日なのにかわいそうになってきた。とっさにプラムが先日ホームで遠足に行った変形自転車公園が浮かび、「昼から行こうか?」と言うと、みんな元気になり、特にリードやマリオは無邪気に喜んでくれた。ジャガ、マリオ、ケイ、アイボンに昼までなかよく遊ぶように言うと、「はいはい、わかってます」みたいな返事だったけど、それはとても信頼できる「はいはい」に感じた。なかよしをよくわかっているし、4人とも半分指導員さんみたい。こりゃずっと来てもらわなくては!絶対。

すっかりパニくった私は前回残っていた鶏肉を焼き鳥にすべくネギを買っていたのに、用意できず。マルサも管理人もいろいろと連絡を取ってくれ、ほんとに心強かったです。

お昼のカレーはルウ2箱半使い、大鍋、中鍋に入れ、ご飯も1升2.5合用意した。ケイとフラワーが家まで取りに来てくれる約束だったが、連絡方法がないので遅れたり来なかったりすると、自分が焦って運ぶ羽目になると思い、自転車に乗せ、ゆっくり運びはじめた。するとケイとフラワーが前から自転車でやってきた。信じて待っていればよかったと反省。

休憩所にカセットコンロを置き、大鍋に火を入れた。11時過ぎだったと思うが、みんな「おなか空いたぁ〜」という。おたまを忘れたことに気がついたが、火気があるので場を離れられない。インサイドとフラワーに取りに行ってもらった。用意が調ったころ、ジャガ、リード、マリオ、ケイは早く食べたくて並んでいた。その一番前へファンが横入りし、少しもめたので、ジャガ達には悪いと思いながら小さい子順に私がつぐことにした。ごはんをつぐと、今度はルウは大きい子順にするべきだとの意見が出たので、これまた私がつぐことでその順にした。ファンはルウが最後で、待っている間にご飯を落としてしまった。キャナに怒られ珍しくしょげていた。ファンにつぎ終わる頃、インサイドが「おかわり!」。その後フラワーとマンを除いて次々と全員「おかわり!」。

中鍋とご飯追加を持ってきて蓋を開けると、みんな覗き込み、「少なぁ〜!」とブーイング。公平に分けているとピクシーが「やっぱりいい。」と辞退。気を使わせたのかな。誰かが「髪の毛や!きしょー!」と言った。「ごめん、ごめん」と言いかけたとき、ジャガが「それがどうしてん。文句言うな。嫌やったら食うな!」と言った。朝からバタバタしていたので、何だか救われた。

当然私の分は残ってなかった。鍋を持って帰ったついでにパンやらまんじゅうやらを放り込んだ。まっせんの様に昼食ぬきでは到底つきあいきれん!

食後、ケイは満足して塾のため早帰り。
管理人からの連絡ではニイヤンが昼から助っ人してくれるそう。男の子達は強力な味方が来てくれるのを期待していたと思う。しかし、ニイヤンは来れず。結局西公園では間が持ちそうにないので、予告通り変形自転車公園へ連れて行った。まさかこんな事になるとは思っていなかったので、プラムもホームを午後帰宅させるようにしていた。おかげで、公園への移動は(なっちゃん)とプラムの2重乗せ。(なっちゃん)痛かったやろな・・。

公園に着くやいなや、乗る乗る!というので慌てて券を買った。この券売機、1枚ずつしか買えないし超スロー。一人ずつ渡し、14人分買ったのに1枚余る。??見るとファンが既に自転車に載っていた!ひえー。

インサイドがアイボンに手伝ってもらって一輪車を練習していた。傍らマア、マン、フラワーも乗っていた。山ちゃんやピクシーは上手にリズムをとっていろんな変形自転車に乗っていた。イクタンは普通の自転車を乗り回していた。つまらない暴言を吐くこともなく、みんな嬉々として乗っている。このままずっと5時まで乗せておいてやろうかと思ったくらい。3回1時間半乗って、スーパーで買ったアイスと家から持ってきたマドレーヌなどでおやつにする事にした。アイスの袋などをそこここに捨てるので、ゴミはゴミ箱へと話した。するとキャナがふざけてわざと袋を植木へ捨てたので「自分で拾ってゴミ箱へ捨て!」と少々きつく言った。キャナに限らず、注意すると余計ふざけたりする事がある。私は後から、時々起こるこうした事態にどう対応すべきなのかちょっと考えてしまった。子供達の傍らにいる大人の役目、加減が難しいなぁと思う。

アイスが1本あまり、じゃんけんの結果インサイドが取得したが、結局リードにあげていた。アイスのほかに持参していたマドレーヌやパウンドケーキと紅白饅頭。当然、洋菓子が人気だったけど、イクタンとピクシーは迷わず紅白饅頭を選んだ。

しばらくすると女子軍団は滑り台でワニごっこ(滑ってくる子をワニ役が下で待ちかまえるというもの)をはじめ、みんなで盛り上がっていた。4時頃山ちゃんとリードが抜けると、男子軍何だか面白くなさそうに管理棟に本を読みに行った。私が女子に「ドッチせえへん?」と聞いても「いやぁー!」と即答。盛り上がってるもんな、訳わからん遊びやけど。

いつの間にかファンも本を読みに行ったので様子を見に行った。
と、その奥で卓球台が1台空いていることがわかった。ジャガとマリオとファインに言うと「やる!」。女子に気づかれず、ラリーをしばらく楽しんでいた。卓球台1台50分200円と、よく考えると自転車より割安でいい。残り10分を切る頃、管理棟のトイレに行き気づいた女子が、卓球室に流れ込んだけど、時すでに遅し。「男子だけずるーい!」と女子からはブーイングを頂いた。みんなで次回チャレンジしようね!許せ。

仕事を終えたピクシー母を呼びつけ、5時すぎ稲公園を後にした。

ワニごっこで、マンはコンクリートの滑り台を登っていて滑り、
右のおでこを打ちました。しばらくアイスのためにもらっていた保冷材で冷やしましたが、大丈夫だったでしょうか?キャナも足を少しすりむいていました。消毒はしています。

毎日こんなことしてたら身がもちませんが、終わってみると楽しい一日でした。度胸も技もないもんで、皆様にはお騒がせしました。