秋の3大祭り その1:駅祭り

管理人日記特別編「独占店舗」

なかよしでは、昨年に続いての駅祭り。が、ジャガに聞くとジャガ家ではそれより前から参加していたらしい。

その日は、家に帰ったあと、スーツケースも開けずに溜まったメールをさっと読み、掲示板を見てからすぐにお迎えへ。「今日は祭りやねんで。お母さんが言ってた」というアギトの力強い言葉を受けて、荷物をおいてすぐ駅前へ。まっせん、Jマン母、ジャガ父母はすでに準備で忙しそうであった。

Jマン、ウユー、ゲンボウ、ジャガは電動式キックボードのようなもので遊んでいた。なかなか面白そうであった。その後しばらく、子ども達とボール投げなどをしていると少し寒くなってきたので、アギトに茶色のジャンパーを着せる。ゲンボウがそれを見てぼそっとつぶやく。「刑事みたいやなあ・・」(笑)。子どもの発想は面白いなあ。

グースカがおーちゃんと来店。子祭り用の品物を提供してくれる。今度はその品物は使わないかもしれないけど、気遣いがとてもうれしい。

今回の祭りでは、なかよしは結構広い場所を確保できていた。というか、もうすぐ5時になろうとしているのに店らしい店はほとんど出ていない。「おー、食べ物はうちだけかあ?」という嬉しさと不安が共存。

ふと遠くを見ると久々の相方の姿を発見。アギトと共に手を振る。今日は店番は相方に任せて、子どもとの遊びに専念すると決心(笑)。

その後、焼き鳥の方に目を向けると、サングラスをかけた、めっちゃ怖そうなおっさんが、店番に何か言っている。遠くだったので内容は聞こえなかったが「おまえら、誰に許可とってんねん。ごらあー!」と言っていてもおかしくない光景であった。しかしこのおっちゃん、後ほどタダの気のいいお人であることがわかり、仲間数人と最後まで明るく楽しく飲んでいた。最後の方で子ども達が鬼ごっこを始め、近くをバタバタ通り過ぎても全く問題なし。店の前にいたときは「1万円札しかないねん。悪いなー」と言っていたそうだ。ほんと、人は見た目で判断してはいけない。

日もすっかり落ち、本格的に祭りが始まった。

<なかよしの出し物>

当て物(キャラクター消しゴム、アイドルグッズ、おもちゃ、ぬいぐるみとキョロチャン携帯ストラップ→ケイ母の提供品らしい。50円と超お買い得であったが、売れ残っていたようだ。キョロチャンが獅子舞に変身したりする、おもしろオリジナルグッズなのにもったいない!管理人は2つも買った。

食べ物:ビール、ジュース、コーヒー、ドーナツ、焼き鳥、シャケご飯、おこわ、おでんなど

どれもこれも飛ぶように売れ出して、特に当て物は小銭を抱えた子どもで賑わう。コウやアスも、ときおり客になりながら店番も手伝ってくれる。とても嬉しい光景だった。これからもどんどん遊びに来てや! かたや食べ物の方も、マルサはエプロン持参で煙にまみれながら焼き鳥を焼き、最初はビールを楽しんでいたアス父も、忙しさに見かねたのか、気が付くと焼き鳥を焼いてくれていた。お二人ともサポート姿勢がごく自然で、そんな心意気がたまらく嬉しかった。

m娘。のカレンダーや下敷きを含む当て物はかなりの盛況ぶり。まるでバーゲン会場でエキサイトするおばさん軍団のようだ(失言?)。「こいつ、10回目やー!」ジャガのかん高い声が夜空に響く。彼の同級生が必死で(いや顔は笑っていたが)、上物を狙っていたのだ。そのうち、ナッチンが上物をゲット。マキは外れ(ではなく充分良い物だと思う)のカードを手に一杯抱えている。ゲン2号はなぜか女の子のように髪をくくっていた。ラハイが彼にやさしく接していたのが目に止まった。

商売に一区切りをつけたジャガが隣席で焼き鳥とおこわをパクついている。ふと見ると、もうなくなっていたのでちょっとビックリ。「ちょっと焼き鳥買ってきてーな」「ほな、おごってくれよ」・・・またまたどちらがどちらともわからない会話で(笑)共に焼き鳥をほおばる。早く一緒に酒を飲んでみたいな(笑)。アギトと一緒にジャガ父店のトイレを借りると、外から閉じこめようとする彼。何かしないと気が済まないのかあ?(爆)。

その父、焼き鳥の下ごしらえでチンしたり、コーヒーを販売したりと、休むヒマもないようであった。コーヒーは最高にうまく、絶賛の嵐が吹き荒れていた(特にbyゴー母)。ジャガ姉とチーコはどこからかドーナツを仕入れており、これも大好評。一家総出でホントにご苦労様です!

祭エリアの空き地にて、アギト・ジャガ・ゲンボウで手打ち野球。小学生の頃は手が真っ赤になるのも気にせずに、休み時間には手打ち野球をやっていた。芯(!)に当たれば信じられないほど遠くまで飛ぶのだ。場所が狭いので手加減していたが、しまいにはゲンボウの親友、ユウD兄弟も絡んできて大騒ぎ。エラーすると、全員が「しっかり〜(語尾を上げる)」と声を揃える。異年令、かなり面白かった。

次は、缶を縦に4個積んで、ストラックアウト。アギトのみパーフを勝ち取った。管理人の番が来たときに、缶そのものではなく、缶の横後に座っているジャガを狙ってやれと思って、思い切り彼をめがけて投げると、ボールは、ひょいとよけた彼の横を通ってホームを通過し、線路に落下してしまった。皆の「あー」というため息が聞こえたような気がした。実に大人げない管理人・・・。Jマン、ウユーも参戦しかけたが、このトラブルによってこの夜の球技は全て中止。変な色気でイベントをぶちこわしてしまった(泣)。

8時頃、クラブとホームの子ども達はもうかなりの人数になっていた。でもって、誰かが「オニゴしよ!」という。自然発生的にこんな夜中の駅前で遊ぼうとする子どもは実に活き活きとしており、夜の照明の下、美しく映っていた(なんつって)。

店で売る物も底をつき初め、気が付くと店の前になかよし父母の円陣が!(笑)。なにやら真剣そうでもあり、楽しそうでもあり、何か企んでいるようでもあり(笑)、遠くで見ていて実に頼もしい集団に映っておりました。

こりゃあ、ホントやめられまへんなあ。クラブも祭りも!