HP管理人日記(01年8月)


#135
 8月31日(金)「ミルク参上」

今日の日記のタイトルは「なんだ、ありゃ?」にしようと思っていた。電車を待つホーム、ふと見上げると巨大な建物が目に入った。毎日見ているのだが、今まで気づかなかったようだ。容積は大阪ドームくらいありそう・・・。しかし、形が滑らかな直方体であるところや窓が極端に少ないことが特徴的だ。普通に考えれば劇場、大穴は新興宗教の総本山といったところだろうか。

今日は夏休み最後の日。なかよしの1日がずっと気になっていた。マルサから携帯メールが入る。何とオリエンテーリングの最終ポイントは不二家レストランだそうだ。「打ち上げ」にふさわしい場所だと思った。大人でも最後は、ぱっーとやりたいもんな。

家に帰ると、なかよしの新ペット「ミルク」がいた。ハムッチが死んでからあまり時間がたっていないのになあと思ったが、おそらく皆で決めたことだろうから、とやかくは言うまい。ハムスターは少し変わった齧歯類で急に低温になったら冬眠状態(仮死状態)になったり、膵臓がんになりやすい生き物だ。

ずっと長生きしたらいいのにな・・・。


#134
 8月30日(木)「ある良い関係♪」

食べ物屋の価値は何で決まるだろうか?雰囲気?店員の接客態度?ロケーション?・・・。しかし、最も重要な要素の1つは「味/値段」だろう。その点で職場の食堂はもう論外になってしまい、ほとんどの場合、近場にある焼き肉屋を選んでいる。焼き肉屋といっても、天ぷら・唐揚げ・カレー・フライ・うどん・トンカツ・ハンバーグ定食なども出している。もちろん、焼き肉定食も種類も多い。この界隈では「味/値段」は最高レベルだと思う。今日、その店でこんなことがあった。いつも開店と同時に行くので準備が完全にできていないことがごくたまにあるのだが、今日は「あと5分でご飯炊けます、すいませ〜ん」ということだった。ホルモン定食を頼んでご飯を待っていると、しばらくしてお盆の上に見慣れないアイテムを置いた店員さんが近づいてきた。「隣のお客さんが頼んだんかなあ。見たことないけど、うまそー♪」と思っていると「にいさん(年喰っているのにそう呼ばれる 笑)、今日遅れたからこれ食べてや。ゴメンやでえ」との事であった。スジ肉を特製のタレで漬け込んだ品で定食メニューにはなく、一品として売られていた。その量たるや、味見程度ではなくて完全に一人前だった。ホルモン+スジ各一人前という昼から豪勢なメニューが目前で網焼きされている。こんな気遣いを今まで何度か受けてきた。初めて食べるその店のすじ肉は少し甘かったがなんと言っても気持ちがおいしかった。食べ終わった後はこちらも食器4,5枚を重ね、机の上を簡単に拭いておく。かなり以前からそうしている。

やさしく親近感のある店員さん達の雰囲気がそうさせるのだ。


#133
 8月29日(水)「凡な1日」

最近、これといった話題がなく日記ネタに困っている。世間的にはH2Aロケットの成功、イチローのメジャー200本安打、株価暴落などあるが身の回りの話ではない。帰宅するとウユーがご飯を残していたので尋ねると「バイキング食べ過ぎた」とのこと。今日のなかよしは子供たちによるバイキングだったらしい。ええなあ〜(笑)。詳しい様子はまっせんの日記を待とう。

まっせんと言えば、なかよしの予定8月31日に「大オリエンテーリング〜ある場所へ出発〜とある」→とてつもなく気になる(笑)。この日はBBQ、学生バイト君達とのお別れ会もあるようで、かなりの狙い目度だ。「夏カレーライス」も喰ってみたいなあ。あれもしたい、これも参加してみたいという欲望と日々戦っているのが現状だ。大人なのにね。

運営上、いろいろ問題が発生するなかよしではあるが、ホント有意義な活動をしていると自負したい。


#132
 8月28日(火)「二度寝」

朝、目覚ましで起きた。普段であれば目覚ましがなる前に起きるのだが。そんでもって、不覚にも2度寝をしてしまった。奇跡的にデッドラインまでには再び目が開いて事なきを得た。夏の疲れがでているのだろう。

帰宅すると隣家に懐かしい風景。そうだ、バッテングマシーンが復活していた。聞くところによると、相方、アギト、ウユー、ジャガ、ジャガ母でやったそうだ。ジャガ母はプレーもしたそうで、見てみたかった。

風呂から上がっても今度はチーコとやっている様子だった。これからしのぎやすくなるし、夜間練習もどんどん増えるのだろう。


#131
 8月27日(月)「列車と電車の違い」

昨日の補足:ドル合宿でそばメシ約30人前を作った。いつも作ってもらってばかりだったので苦労がよくわかった。最初の頃、火力がもひとつで試食のジャガに「まあまあやな」と言われたがほんとに「まあまあ」だった(笑)。

またもや野生の蚊にボコボコにやられた。これはホントに痒い。手足がアンパンマンパッチだらけになって、見た目にも悪いがかまっちゃいられない。

例君、ちょっと凄い発見をしていた。日頃の真摯な態度の賜だと思う。育った、育てられたでいえば、育ったほうだと思うが、それでも成長の過程をみるのは楽しい。いい意味で記憶に残る人物だと思う。

電車の中、ふと非常時の注意を見ると「・・・線路に降りるときは列車や電車に注意して下さい」と書いてあった。違いがわからないのは情けないのだろうか?


#130
 8月26日(日)「ドルズ合宿」

この夏、ホントにいろいろやった。そして、昨日今日はその締めくくりだった。ドルズメンバー、カンカン照りの練習にも耐えてきて体力もあるのだが、凄く意外なことがあった。現地についていきなり水遊びの時間。水が少し冷たいというのもあったが、しばらくすると何人かはもう陸へ上がっている。「もう、あがっててもいい?」と聞く子もいた。これはホームやクラブのメンバーとは明らかに違う面だと感じた。徹底的に遊ぶという経験が少ないのではないだろうか・・・。「おーい、あがれよ〜〜〜〜」と何度言っても水に浸かっているホームやクラブのメンバーとはかなり対照的。

体育館では10種類の競技を行い「筋肉番付」とした。個人記録も残っているのでいずれ「ドルズ非公式ページ」に載せておきたいと思う。ここではただ、ウユー&リュウが一位、ジャガ3位とだけ記しておこう。

夜は延々と続いていた。盛り上がるのは結構だが、次の日のことを考えればもっと早く寝るべきだと思う。事実、今日は雨で予定半減だったにも関わらず、皆の顔には、そして肉声でも「しんどい」が多かった。ペース配分は大人がやってやらなければならない。

キックベースやヘッポコ球野球では大いに盛り上がった。アギトもまたまた最年少で参加し、皆に温かく見守られていた。弟が多いせいもあるが、ドルズメンバーのこの優しさは特記すべきものだと思う。

それにしても、40年近く生きてきてかなり特別な夏だった。


#129
 8月24日(金)「空気が違う・・・」

今日はのっぴきならぬわけあって早退。学校の前を通るとコウチャンとゴッチンがいた。ゴッチンとは話をしたこともないが「ゴボウ!」と言われ照れる。時間がないので自転車で手だけ振っておいた。

公園を通りすぎるとき、なかよしッコの輪が目に留まった。またワーワーいわれるやろなあと思いながら徐々に近づいていくが、誰も気づかずこっちにはまったく目もくれていない。

「変やなあ・・・」何かを感じた。

まっせんが何か言っている。子どもを叱っているように見えた。そうか何か問題が起こったんだな。2,3mの距離まで近づいた。

「あっ、ムッチイ」カリスマがやっと気づいた。もうみんなの目の前にいた。

あと誰がいるのかな・・・遠くの方に目をやるとヨッシーが顔を真っ赤にして泣いていた。そして隣のアイボン・ケイも・・・。

ケンカか?と思った瞬間、誰かが言った。

「はむっち死んでんで!」すべてが理解できた。

ウユーがスコップで最後の土をかけていた。

何か言おうかなとも思ったが、何を言ってもしょうがないと考え直して、少しの間、黙ってお墓を見つめていた。

こんなたくさんの子どもにたっぷりかわいがられて、最後まで見守られて、はむっちは幸せだったと思う。

ヨッシーの泣き顔はしばらく脳裏に焼き付いていることだろう。


#128
 8月23日(木)「食と健康」

ふとしたことからあるホームページを見た。お役所とマスコミのバトルともいえる内容だった。ある食品が体にいい・悪いを巡ってのバトル。こんなときお役所は水面下で密かに交渉するものだと思っていたのでインターネットという便利で危険なツールを使ってその様子を公開していることは本当に新鮮な驚きだった。

ある食品が体にいいかどうか、悪いかどうかを実証することは極めて難しい問題だ。これが西海岸のロックのようにシンプルであれば誰も苦労をしないのだが、実は100万ピースのジグソーを完成させるほど難しい。まず100万個のピースを集めないことにはジグソー始まらないのだが、その過程を省略して穴だらけのジグソーをもって完成とする手合いがほとんどといっても差し支えない。

それにも関連して今日は謝辞朗とメールラリー。仕事のような・余暇のような(いや仕事だ、仕事だとも!2人爆)やりとりを楽しんだ。

そんな日の夕方、あるところから電話を受けた。今日の日の締めくくりにはあまりにタムりーだったので、「ああ神様、どこでこの様子を見ていたのですか!」といいそうになった(注:無神論者です)。偶然、そのとき部屋には誰もいなかったので安堵した。なんて巡り合わせだろう・・・。

食の神はいるのか・・・。


#127
 8月22日(水)「プロジェクトX+久々ゲスト」

昨夜、プロジェクトX「リーダー達の言葉 〜魂を揺さぶる生き方〜」を見た。青函トンネルの技術者、心臓外科医、瀬戸大橋の技術者・・・。

逆境に立ったとき、普通では乗り越えられない困難に向かったとき、リーダーと呼ばれる人たちは部下にどんな言葉を発するのか、という内容だった。

それぞれのリーダーの生き方が重厚すぎて、半分息を詰めながら見つめていた。

人は一度しか生きることができない、だから命を大切にし、悔いのない生き方をしなければならない・・・言い古されたことであるが、1人1人の登場人物の重い言葉を目前にして、まさに魂が揺さぶられた思いだった。

なかでも「瀬戸大橋をつくるよりも難しい人生がある」と言っていた技術者の言葉には強い印象を受けた。胃がんの奥さんとの闘病生活、厳しく忙しい仕事、3人の娘さんの子育て・・・。社会的出世よりも3人の娘さんとの生活を選んだ生き方には深い感銘を受けた。

今日は久々にアギトのお迎え。その道中でマルコメ班に遭遇。かなり遠く離れたところから管理人を認識してくれ、手下3名(1年生)とともに猛烈ダッシュで突進してきてくれた。1年坊主連中もかなり馴染んできており、こちらを見ながらニコニコしていた。もうすぐ手なずけられるゾ(笑)。ドッジ名人がホームをやめるという噂を聞いていたので、マルコメに尋ねると「ちゃうで!なにゆーとん!」と一喝された。ホントならいいけどなあ。

その後クッキングの終わったなかよしッコにも遭遇し、いろいろ歓待を受けたが(笑)、ここでは省略(他の方がレポートを寄せて下さる予定なので)。

家では久しぶりにゲスト2人来襲。いちいち面白すぎるのだがこれも省略。

ただ一言「カリスマ健在、いやさらに進化」


#126
 8月21日(火)「ADSL移行」

月々のダイアルアップ接続料がADSL料金を上回るようになったので回線を変更することにした。

電話でその意向を伝えた後、エントリーナンバーを聞いてプロバイダーのホームページから登録する手順だ。最終的につながるまで2,3週間はかかるという。

ホームページの構成が不必要に複雑なため、最終的な手続き終了までかなり手間取り、何度か電話で問い合わせをした。

もっと簡単な内容にしたほうがいいのにな・・・・。それとも理解力が平均以下なのか・・・。

それとは別に今日は妙チクリンな1日だった。台風11号来襲。


#125
 8月20日(月)「迷惑いろいろ」

ここ2,3ヶ月、携帯迷惑メールが1日に4,5通は届く。その度に受信料を払っているのだから立派な犯罪行為だと思うのだが、取り締まるどころか、迷惑メールを遮断する技術もないらしい。携帯会社の利益にも関係していることだから対策が生ぬるいのかとさえ疑っている。

帰りの電車で4人席を独占している初老の老人がいた。確かに荷物は多いのだがこれも迷惑だ。しばらくしてウトウトしていると、タバコの臭いがして目が覚めた。「誰や」と思って車内を見渡すとその男だった。「ここ、禁煙やで!」注意すると、意外と素直にタバコをもみ消した。

スモーカーが喫煙することで寿命を縮めようとこっちの知ったことじゃない。でも「吸っていいですか?」なんて生の言葉は今まで聞いたことがない。他人はもちろんのこと、我が子や妻までもをハイリスクに陥れる行為が許されていいはずがない。

自分もそういいながら知らず知らずのうちにまわりにいろんな迷惑をかけているのだろうが。


#124
 8月19日(日)「ハーフ&ハーフ」

昨日の補足:お茶1.5L、ポカリ1.5L、アクエリ1.5L、コーヒー0.6L:ウユーと2人で飲み干した液体量だ。

今日はドル合宿の下準備と買い出しにでた。昨日はアギトを放ったらかしだったので今日は彼の相手をしようとも思った。昼はあるところでバイキング。BGMがなぜかカーペンターズだった。特別なファンではないが有名な曲はほとんど知っている。おそらく多くの人も同じだろう。いつ、どこで聞いても鼻歌が歌いたくなる名曲揃い。凄い浸透度だと思う。

昼ではあったが、コクキレ比が理想的なハーフ&ハーフ大2を頂いた。なんてうまいんだろう・・・。朝からのアギトによる「肩車地獄」でコリきった体が一気にほぐれてくれた。

昨日は疲れで途中休憩していたウユー。今日は元気で帰ってきた。狭い練習場ではあるが「バッテング練習でフェンス直撃」したことを真っ赤な顔して話してくれた。他のチームメイトに比べ、バッテングの進行度が少し遅れているが、徐々に向上してくれればいいと思う。結果でなく、プロセスが大切だ。

今日は一人でポカリ1.5Lを空けていた。

昨日の補足#2:バッテング練習のピッチャーを努めた監督、ウユーには少し多めに球を投げていたと思う。これも優しさの表れだと思う。


#123
 8月18日(土)「暑さ極限」

久々にドル練習へ。学校に近くの恵まれた球場で練習することができた。感謝感謝。その道中、自転車に乗りながら学校の校庭へ視線をやると、コウチャンがいた。こちらは野球帽子に怖目のサングラスをしていたのだが、すぐに認識してくれてなんだがとても嬉しかった。「おうっ!」と近づいていき、しばし歓談。ホームは開いていたけれど、今日はホームじゃなくて姉ちゃんは家にいるんや、とのこと。ホームじゃなくても学校へきているんだな・・・。相変わらずつぶらな瞳をしていて、久しぶりに一緒に遊びたいなあと思った。が、そういうわけにもいかないのでそのまま球場へ。コウチャンは前に見たときよりも凄く大きくなってて、当然のごとく真っ黒焦げだった。

ドル練習はカンカン照りの中、盛大に行われた。練習に出ていない間に新メンバーも入っていて、戦力も厚くなりつつある。プレーのレベルの方も、当然かなりアップされていて、期待できる体制が整いつつあると感じた。内野ノックを任されたとき、前からやってみたいなあと思っていた練習を取り入れてみた。自分でいうものなんだが効を奏しているように思えた。あの練習はいけるか?(笑)。

コーチを交えての練習試合も当然面白く、自分は必要以上に興奮していた。まあ、悪影響はないと思うのだが(笑)。

残念だったことは終わりの時間のときのコーチ一言のコーナーがなかったことだ。今日は、いつもと違い子ども達には批判的なことは一切言わず、みんな暑い中ほんとによく頑張っている、このまま野球をやめずに続けていけば大人になったとき、精神的・肉体的に凄い財産になっているはずだからがんばろうと言おうと思っていたのだが、人生、そんなときこそそんな機会に恵まれないのが皮肉なものだ。まあ、ジャガはこの日記を読むと思うが・・・(笑)。

「目標は、勝つことでも甲子園に出ることでもいい。しかし、目的は、勝つことでも甲子園に出ることでもない。将来、野球をやってよかった、と思えるようになること。それこそが、いま野球をやる目的だ。私はそう教えてきました。」( by ある高校野球の元監督)とフロントページに書いているが、ここでもう一度再掲したい。全くドルのメンバーにも通じるものだ。同感だ。

東洋大姫路が0−15で負けた。最終回、ニヤニヤし続ける日南の投手とは全く対照的に4人のバッターの表情は実に真剣で素晴らしいものだった。高校野球は結果が全てではない、プロセスが大きな財産なんだと彼らに伝えたかった。

野球というスポーツは本当に素晴らしい。


#122
 8月17日(金)「ボンボン丸坊主?」

今日はなぜかウユー・アギトそしてボンボン(アイボンとは別人)とそばめしを喰った。その店はいつものように格別のお味だった。ほんとにこの界隈ではNo.1ではないだろうか。それはさておいて今宵のゲスト・ボンボン。Sタウンのストラックアウトで4枚以下だったら丸坊主にすると自ら仰る。

食後、一同現場へ。

まずアギト、最高記録は3枚だがこの日は2枚だった。

続いてウユー、7枚の自己新。

そしてボンボン。1球、2球・・・フレームにさえ当たらない。「えーっ?えーっ?」と言ってる間に全ての球を投げてしまった。記録3球・・・。

どうするのだろか・・・(笑)。


#121
 8月16日(木)「テトラの下の世界」

盆休みに海に潜ってみた。とはいっても酸素タンクはおろかシュノーケルさえつけておらずウユーから借りたゴーグルのみ。いつも全然釣果に恵まれない、阪神間のある波止場だ。海水は意外と透明でときおり親指ほどのフグに遭遇する。「テトラの下はどうなっているのだろう?」気になったので近づいてみた。すると、いるわいるわ、メバル、グレ、アイナメ、ウマヅラ、カワハギ、サンバソウ、チョウチョウウオ、チャリコ・・・。同じテトラの下といっても魚がわんさかいるポイントと全くいないポイントがある。調子にのって、ウユーに釣り糸を垂れるように提案する。仕掛けが水上から落ちてきた! ふわふわと揺れ動くゴカイをめがけてフグやサンバソウがダッシュする。「あわせ」の必要にない雑魚どもだ。ほどなく、あるサンバソウがウユーの魔の手に引っかかり、生まれて初めて魚が釣れる一瞬を見た。魚の辞典に載っていたように、メバルが斜め上45度を向いて泳いでいたりと、手軽で楽しいレジャーを見つけた気分だ。


#120
 8月13日(月)「オクラ」

うちでは週に一度、無農薬・低農薬野菜の配達がある。もう10年近くなるだろうか。体にいいかどうかはわからないが、確実に言えることはおいしいこと。そこらへんの野菜と確実に違うのは歯ごたえ。パリポリ・シャキシャキ・バリバリと実にいい歯ごたえが楽しめる。今日はビックなオクラが食卓に出た。普通サイズの1.5倍はあるだろうか。見るからに野生という概観だ。オクラについては、あまり進んで食べようという感じではない。あの滑りが苦手だ。子ども達はかなり敬遠している。

一口かじってみる・・・。「ポリポリ」と音がした。今までこんな体験はなかった。まるでキュウリをかじるようにバリバリいける。あまり知られていないことだと思うが、オクラは英語でokraと綴る。このことを初めて知ったときはとても意外だった。

夏バテには焼き肉・しゃぶしゃぶもいいが色とりどりの野菜をたっぷり摂ることも大事なのだろう。年取ったからこそ、そう感じるのだろうが。


#119 8月12日(日)「振り向けばジーコマン」

なんとキクちゃんに3度も遭遇した。1回目:朝、ドルズの練習があると勘違いしていた。無いと知り、ウユーと駅北の散髪屋へ。その近くでバッタリ(向こうはこちらのことは知らない)。花屋の娘をからかっていた。ビールは持っていなかった。2回目:アギトがどうしても野球をやりたいというので灼熱の公園へ。今度はビールを持っていた。アギトに歳を尋ねる。今度はこちらへ。「なんさい?」「なんでいわなあかんの?」「私は38才。あんたは1つ年下やろ!」1才違いや。でもなんで当たったんやろ・・・。いや待てよ、ちょっと前に38才や。でもなんでニアピンなんやろ・・・。3回目:夕方、家の近くをうろうろしていた。ビールはなし。難しい人だ。

晩はちゃんこへ。管理人以外「あんまり腹へってない!」という状態だったが、山盛りのちゃんこお鉢がでてきたとたん、一同食欲発動(笑)。

味に飽きたらユズシロップをちょっぴりかける。ゴマ、ゆず山椒は最初からたっぷりと。しばらくすると隣席のわんぱく幼児が暴れ出した。でもって、ウユーにまでちょっかいをかけてきた。なんて大胆なやつら、と思ったらニコニコ笑顔のジーコマンだった(笑)。うむ?家族はどこだと首をひねくり廻すと店の遙か奥の方にご家族でこちらの方に手を振っておられた。隣席だとよかったのにイ。

もちろん、ちゃんこは文句なしの美味であった。


#118
 8月11日(土)「花火に圧倒さる」

久しぶりに本格的な花火を観た。広い夜空いっぱいに美しく迫力のある映像と音響が広がっていて素晴らしかった。観る者の想像を超える、複雑なパターンがいくつも披露されていた。打ち上げの微妙なタイミングに関しては、今日ではコンピューター制御と聞いているが、現場はさぞかし混乱し、活気に満ちているのだろうと想像した。いくら頑丈な耳栓をしていても、絶対に耳を手でふさいでいるのだろうと思えるほどの大音響。複雑な放物線、想像を超える、多様で美しい色彩、ニコニコマーク(どうやって設計するのだろう?)、ナイアガラの滝、一度分裂した光から、またさらに光が分裂し、光の滝が漆黒の闇を流れていく・・・数えてもキリがないほどの芸術品が息着く暇もなく繰り広げられていく・・・。

花火の爆音が空爆を思い出させるという方もおられるかも知れないが、間違いなく夏の主役だと思った。


#117
 8月8日(水)「どろだんごラーメン」

どろだんご保育園の前を通った。アギトくらいの子ども10人がプールでキャーキャーはしゃいでいた。実に気持ちよさそうだ。こちらは数分歩いたせいですっかり汗だくになっている。どろだんごラーメンはここから1分もかからないところにある。札幌でうまいラーメン屋に入ったことがあった。数年後、再び行ってみるとがっかりする味に落ちぶれていた。人気が出過ぎたせいなのか。博多で評判の店にいった。ここのスープはかなり印象に残った(今でも1番かも知れない)。が、致命的なことに麺が細すぎて好みに合わない。和歌山で、日本一の称号を受けた店に行った。意外なことに、高価なインスタントラーメンの方がうまかった。この店はスープの再利用で一時期は営業停止にもなったらしい。テレビに出る前は相当うまかったのだろうが、典型的なおごり高ぶり具合なのだろう。今でもその店はかなりの人気だそうだ。テレビの影響とは恐ろしい。

そしてどろだんごラーメン。東京で修行した主人は屋台で出発し、今の店を構えた。金儲けなど微塵も考えていない(普通ラーメン400円)。不思議なことにこのラーメン屋、絶賛するタイプと「普通やん」とばっさり斬る2つのタイプに分かれる(半々くらいだろう)。なぜかはわからないが、自分にとってはとにかく日本一だ(それほど多くのラーメン屋を廻ったわけではないが)。何といってもスープが素晴らしい。こんなに飽きのこないスープも珍しい。麺とちょうどいい塩梅に絡み合って、あっさり・こってり比が理想的だ。具の方は、チャーシュウ(当たり外れがある)、ネギ、シナチク、もやしとオーソドックス。麺は中位のまっすぐ麺。しかし一番の特徴は店のあるじ。30年後の自分はおそらくこんな風になってるんやろなあと思わせる、管理人と同じマッチ棒体型(顔もだ・・・笑)。鼻歌で演歌を歌いながら、独特のリズムでラーメンを作成する。麺の茹で加減は、麺の光沢で判断する。カレーもおいているがこちらの方は、まあ家庭的な味だ(笑)。

学生に頃から通っているが、何一つ変わっていない素晴らしさ。後継者がいないようだが、あの味がいつかは無くなると思うとかなり寂しい。


#116
 8月7日(火)「独りの晩餐」

まずは昨日の補足から。

会議先で顔を見るなり、数人の人間に口々に「黒いな〜」と言われ半ばあきれられていた。確かにドス黒いのだが「おまえ、ちゃんと仕事やってんのか?」と指摘されているようで気分はあまり良くはなかった。しかし一度色のついたものはしょうがない。秋口まで取れないのだから。

夕方、外で打ち合わせがあったが早く終わったのでそのまま帰宅した。道中でソノリンに遭遇。彼女も真っ黒だった(笑)。

家族は実家へ帰っているので家には誰もいない。ジャガ父の店でピラフ&ビアというアイデアにも惹かれたが、時間がまだ早いので、結局自分でつくることにした。冷蔵庫に残っている子供用のカレーにスパイスをいくつかぶち込み、激辛に変身させる。ご飯も白ご飯では芸がないので、ニンニクと干しエビで香りをプーンと出しながら炒めたあと、ピーマン・ハムを加えてその上にカレーをかけた。ビールメニューとしてポテトを揚げて野菜スープも作成。フランス料理などひとつも知らないが、下宿時代が長かったので自分の好きなものは手早く作れるようになった。生きていく上で大切な要素だと思っている。

BGMは何にしようかと迷ったあげく、なかよしの夏祭りとキャンプのビデオを見た。なかなかの面白さだった。

家の中はシーンとし、信じられない静寂に包まれていた。


#115
 8月6日(月)「ナンコツ・アラカルト」

早朝から遠方へ出かけ、会議を3つこなした。薬が効いていてかゆみはかなり治まっていたが、その副作用「眠気」と戦わなければならなかった。おまけにメガネを忘れていったので、表示されていたものはほとんど見えなかった。1つめは朝から夕方まであり、内容は各人「さすが!」と思えるレベルで参考になる情報が多くあった。2つ目は昼食をとりながらとなった。こちらは「後始末」的な内容が含まれていたが、それでもやりがいがあるように思えた。自分なりにどんどん案を出せそうなので、一発当てる気持ちで取り組みたい。3つ目は「謝辞朗プロジェクト」と言えるものでこちらも夢のある企画となりそうだ。部位別6種類のナンコツとトサカ・脳味噌・タンなどのレアなアイテムに舌鼓を打ちながら、こちらも速やかに会議は進んだ(脾臓以外は職人魂を感じさせるお味だった)。第1回の討議としては順調であろう。

ワゴンカーに素足(正確には靴下)を踏んづけられた(怒)。


#114
 8月5日(日)「変調」

実は昨日の朝から体の調子が少しおかしい。お腹が緩く、現地では半日に10回以上はトイレへいっただろうか・・・。おまけに蚊にさされたのだと思っていた足のボコボコが、冷静に考えるとジンマシンだということに気が付いた。見る見るうちにボコボコが広がり、顔以外のかなりの部分にできてしまっている。渋滞が予想されるバスをキャンセルし、電車で帰ろうと決心していたが、直前になりトイレの方は小康状態。こちらの方は大丈夫だったが元気のない1日になってしまった。夜がまた地獄でかゆすぎて寝られない。一度寝床についたものの、また起きて悶々としてしまった。今までに4,5回ジンマシンがでたことあるが、その中でもかなりひどい方だ。こうなった原因はわからないが、知らず知らずのうちに疲れがたまっていたのだろうか。それとも酒?

明日は早朝から起きて遠出をするだけに辛い。早く沈静化してほしいが・・・。


#113
 8月2日(木)「未来を取り戻そう!」

ある公開講座のビラに「未来を取り戻そう!」というキャッチフレーズが書かれてあった。なかなか味のあるコピーだと思った。近未来の行方は、現在にある程度依存している。近未来の概観は現在のあり方によって支配される。「過去」は、何人たりとも決して取り戻すことはできない。しかし未来は、今の、そして今後の営みによって修正したり回避できたりするかも知れない。そんな意味が込められているように思う。

アギトが連日黒みに磨きをかけている。保育園での毎日プールのせいなのだが、誕生してから今が最黒状態だ。お肌の方も信じられないほどツルツルで、なんだか泣けてきた。

カルビープロ野球チップス1973年という本を買った。当時のプロ野球カードを全て再掲したもので、裏の説明書きのところも忠実に再現してある。当時、かなりのコレクターだった自分にはたまらない懐かしさだ。奇しくも10才のとき・・・ウユーと同じだ。それにしても必死で集めたカード、ほんとに捨ててしまったのだろうか。時間というものはすさまじいものだ。

久しぶりにどらむかんのHPを覗いた。最近行われた行事やHPでのその内容もかなり充実しており正直「負けられない!」と思った(笑)。さすがは兄貴分だ。

グースカ@MLの投稿に吹いてしまった。ほんとにロバートったら(身内爆)。


#112 8月1日(水)「集中鼻毛」

今日は雑務も少なく、溜めている書き物にかなりの時間をさくことができた。意外とアイデアが次々と湧いていき、インターネットに力も借りてサクサクと進めることができた。こんなにいい集中ができたのは久しぶりか? 作家を気取るわけではないが、なぜか、時として1時間に1行さえも書けないときもある。そんなスランプ時と好調時で脳の中はどのように違っているのだろうか。集中力を表すバロメーターが脳についていたら面白いだろうな。

そして鼻毛(笑)。こないだ電車の中で、ウユーに大声で「お父さん、鼻毛出てるでエ」と言われた。4年生にもなってそんな分別がないのかと腹がたった(わざとか? 笑)。鼻毛のことを意識しだしたのは30を越えてからか・・・。それまでは鼻毛の長さを気にしたこともないし、ましてや「切る」とこなど想像もしたことはなかった。いまではウソのようだ(笑)。散髪にいったときは、鼻毛を切ってくれる人と切ってくれない人がいる。恐ろしくマニュアル化された理髪店なのだが、その点だけは融通を利かせているようだ(笑)。夏になるとなぜか鼻毛の伸びる速度が速くなるように感じる。だらしなく鼻毛の見えている人は自分を含めてかなりの減点対象だ(爆)。