HP管理人日記(01年5月)

 


#57 5月31日(木)「いろいろな驚き」

 家へ帰るとウユー曰く「(はさみ)将棋優勝したでえ〜」と鼻高々(中驚)。優勝の瞬間には秘密基地に行った相方とアギトも見守っていたとか(小驚)。そしてなんとなんと優勝賞品の豪華なこと(大驚)!! 11種類の遊びができるという、携帯用遊技盤だ。ソリテア、バックギャモン…もちろんはさみ将棋もできる。夕食をとったあと「お父さん、やろ〜!」。子どもの頃はさみ将棋はやったことあるものの、ルールもおぼつかない。しかし、当然逃げるわけにもいかず、おそらく勝てるだろうとの予測のもとに親子対決は始まった。しばらくして管理人ケアレスミスで1個失う。またミス! 将棋と違い、先を読む競技というよりは相手のミスを待つのがポイントのようだ。「お父さん、意外と強いなあ」と予想外の高い評価を頂き(アホ、負けるかあ!)しばらく取り合いとなった。あと4個同士となったところから一進一退の攻防。そして、致命的なミス! やばい、リーチされた…。結局最後もミスで(いやこれが実力か?)、なんと息子に負けてしまった(超驚)。なあに、ちょっとやればすぐにパコガチできるだろう。

 「パッ!」の方は絶好調。ここ2日間、全然やってなかったのだが、ニイヤンやスピカに並ばれては黙っているわけにはいかない。「しいヒント」をフルに活用して、次々と記録を更新していく。ずらし方によってかなり裏返り易さが違ってくる。余りに次々記録を更新するのでウユーはちょっと驚いていた。父親の威厳回復か?(笑)

 結局、30枚の大台には1枚届かず29でストップした。これでしばらくは安泰だろう、フフフ(いや、しいヒントを駆使したニイヤンのパワーは未知だが)。29枚・・・・積み上げるだけで結構な眺めだ。満足!!


#56 5月30日(水)「まぼろしラーメン#2」

 今日は久しぶりに「まぼろしあります」の張り紙。ここんとこずっと鼻炎の状態がひどく五感が鈍っていたので再試験することは断念した。中途半端に評価しても次につながらないだろう。結局ありふれたカレー屋で「ほうれん草と卵のカレー」を注文。2倍の辛さに調整すると、みるみる汗が出てきて爽やかな気分に。その後、今後の展開について後輩数名といろいろ打ち合わせをした。もひとつ情熱が感じられず「自分がこれくらいのときはこんなんやったかなあ〜」と思ってしまう。もったいないことをしているという意識は乏しいのだろう。一度カツを入れる必要があるのか、ほっときゃいいのか悩むところだ。 

 どうするのか、しばらく考えておこう。


#55 5月29日(火)「オムニバス」

 今日は車の中であるカセットテープを聴いた。いまから約20年前に、ある目的があってその当時所有していたカセットライブラリーからいろんな曲を編集したものだ。内容は、誰でも知っている有名な曲、知る人ぞ知る隠れた名曲、マニアックな曲など多様で、西海岸のAORを中心としている。90分テープで8本もあり、1曲ごとにアーテストは変わっていく。よくもまあこんなテープを編集する暇があったなと思った。バイト代のほとんどをレンタルレコードに投資していた時代だ(もちろんその当時CDなどない)。愛好してる音楽のタイプは今ではすっかり変わってしまったが、それでも当時のことをいろいろ思い出すし、まあ聞き易い音楽なので結構楽しめる。20年というと、とてつもなく長い時間に違いないのだが、自分の精神構造はあのときと余り変わっていないような気もする。それとは対照的に肉体的な衰えは、いやというほど痛感しているが・・・(いまからトレーニングすれば、少しは戻るのだろか?、あるいは目標:現状維持か?)。これから20年先でも(おお、60手前だ。恐ろしい・・・)あまり心の方は変わらないような気もするが、甘いか?? いずれにせよ、20年経っていてもこの手のテープは年に数回かは聴いているような気がする。永久保存版として、この8本のテープをデジタル化したいと思うが、CDに焼くにはどういった手順が必要なのだろうか。

(ここで、掲示板路線に変更) だれか教えてちょーらい!(注:アナログテープからMDへは変換できます。そのあと、どうすればいいのですか?)


#55 5月28日(月)「監督の優しさ」

 

 昨日の日記で書き忘れたことがあった。昼から動物公園で練習していたときの話。その公園の使用を事前に予約していたドルズは、弁当を食べた後早速練習体制に入っている。そのとき外野の隅っこの方で青いユニフォームの少年が4,5人いた。監督が大声で「おーい、そこの子〜」といったので、子ども達の近くにいた管理人「すまんなあ、ここ予約してんねん。のいてくれるか?」「うん、わかった」という子もいたが、予約という概念がいまひとつわかりにくかった子ども達もいて「よやくって、どういうこと?」「??」と聞き返す子もいた。せっかく自分らで練習してたのに、のかせて悪いなあと思ったが仕方ないと思っていた。

 遠くにいた監督は管理人と子どものやりとりは聞こえておらず、ブルーの子ども達に向かって予想外な一言「君らも一緒にノックやるから、好きなポジションにつき〜」気のせいでなく、ひどく蒸し暑かったグランドに爽やかな風が吹いた気がした。そうだ、一緒にやりゃあいいんだ! ブルーの子ども達は、とまどいながらも好きな守備に着き、おのおのノックを受ける。ドルズのメンバーも新しい顔が新鮮なようで、いつもより盛り上がる。世話好きなユウジは、同じポジションのF君(2年)にあれこれとアドバイス。うまい子、へたな子、いろいろいたが楽しいひとときだった。監督、コーチ、両チームの子ども達も同じ気分だったと思う。

 結局、ブルーチームのメンバーが勢揃いするまでの時間一緒に練習した。子どもが好きで野球が好きな監督の人柄を垣間見た気がする。


#54 5月27日(日)「右足膝壊れた

 

 今日も一日ドルの日。午前中の公式戦、3回を10−0のコールド負けであったが、2回の裏は敵陣を3者凡退にとり、収穫もあった試合だったと思う。あのイニング、ドルズはいつもと違い声がきちんとでていた。リズム良くボールをさばくジーコマン、もてる力を充分に出し、小学生離れしたファインプレーのユウジ。今日の試合で見るべきところは本当にあのイニングだけだったが、希望の光を感じた回だった。皆がそれなりにうまくなっていることは間違いない。しかし、以前にも触れたように(練習後のミーテングで言っておいたが)他のチームもそれ以上の速度でうまくなる。だから相手に勝つためには、より内容の濃い練習が必要だと。一人一人がチームの勝利のために自分のやるべきことを黙々とこなしていく・・・課題を克服するために懸命になる。今のチーム状態ではこのような理想的な状態を望むことは難しいのは事実だが、やはり指導するものの立場としては成長速度がチンタラしていると納得できない要素もある。一人一人がどれだけ自分の課題を直視して、修正していくか・・・(実際に、この数ヶ月でかなり弱点を克服しているものもいる)。あまり、強面で子どもを脅迫するのはすきではないが、飴と鞭がいいのか・・・結構悩んだりもする。ニコニコばっかりしていても、事の重大さは残念ながら伝われないことも多い。うまくなろう、という純粋な気持ちが凄く乏しい気がするが、指導の内容と関係あるのだろうか。それとも、単に子どもの側の問題なのだろうか。そんな苛立ちが関係したのか、今日は、ちょっと怒鳴る場面が多かったかも知れない。声を出すことくらい、なぜできないんだろう。なぜ、そういう風になるように指導できないんだろう。

 あたり前のことだが、ニイヤンは全てのことができている。投げる、打つ、守るはもちろんのこと、たかが子どもの草野球なのだが、状況判断、声かけ、すべてが見本だ。ああいったことがどういった訓練でマスターできるようになったのか、一度じっくり話を聞いた方がいいような気もする(ニイヤンは中学から野球を始めたらしい)。

 シートノックで何回もランナーをつとめた結果、古傷の右足膝を痛めてしまった。今もびっこをひいている・・。


#53 5月26日(土)「涙→快哉」

 マルサから携帯メールで「スピカ20枚・マルサ14枚・マキ25枚(?)・ケイ19枚・しいちゃん18枚」という連絡が入る。もちろん「パッ!」の記録のことだ。昨日、アイボンが驚愕の19枚をクリアしたばかりだというのに・・・。「マジかよ???」皆で児童館に集まってやっていたらしいのだが、集団催眠効果でもあったのだろうか? スピカは「走り込んでやり直す」といっていたが・・・。あわててやってみたが14枚止まり。何か新しいコツがあったに違いない… 教えてくれ!!(爆)

 その後・・・・マキ母より「しーちゃんからのヒント」を入手しそれをもとにやってみると、返る返る・・・・。あっという間に22枚までいった。かなりの興奮度(笑)。それにしてもこのヒント、自分で思いつくべきであった。さて、人類は何枚までいくのであろうか?


#52 5月25日(金)「スーツ」

 今日も昨日に続きスーツでお仕事。汗ばむ陽気の中でのスーツはまるで拘束服のよう。めったに着ないスーツだが、着たとたんにやる気がうせてくるので不思議だ(笑)。Tシャツ・タンパン・サンダルの方がよっぽど仕事ははかどるのだが、そうもいかないし・・・。スーツにネクタイの方が仕事の効率が上がると感じる人間はどれくらいいるのだろう?


#51 5月24日(木)「むっせんダイアリー2001」

 今日は生まれて初めて「営業」といえる仕事内容だった。あるところへ行って職場のPRをしたのだが・・・まあ、向いてないことは最初からわかっていた(笑)。気にせず、明日から平常勤務に戻ろう。

 営業現場が職場から遠かったので夕方に帰宅。「なかよし」に顔を出してみた。

 一太郎君がいるだろうと期待して行ったのだが彼は5時から現れるとのこと。あと30分ある。秘密基地内では「パッ!」にいそしんでいるアイボン、まっせん、ケイ。ウユーはコン君のお相手中。「1000手いきそうやぞ!」隣で見ているジーコマンが解説する。1000手まで粘ることは初めてらしい。カウンターが1000に近づくと「パッ!」の連中もその瞬間を見つめ、1000の瞬間「おー」。その後も善戦を続け、一時は3対2で勝っていたが、結局は負けたらしい・・・。30日にウユーとジャガタムが生はさみ将棋で対決するらしい。事実上の決勝だとまっせんはいっていた。あの2人が強いのか・・・。

 そして「パッ!」。まずは自分でもやってみた。子ども達が見ているのでかなり緊張し、1枚を失敗(笑)。しかしすぐに平常心を取り戻して順調に10枚までクリア。その後何回もトライし、ついに12枚。スピカに並んだぞ! キャップの枚数が充分にないので醜い取り合いまで発生。明日からドンドン集めろよ。

 しかししかし、この日の主役はなんといっもアイボンだった。初めて見るアイボンの「パッ!」。きわめてオーゾドックスなフォームで何の秘策もないと思うのだが、12,13,14,15・・・・おいおいマジかよ・・・。途中で失敗することも何回かあるが順調に記録を伸ばしていく。そして、16,17。(世界?)新記録が出るたびに、まっせんと管理人「スゲー」。アイボンは比較的冷静な様子で記録を伸ばしていく(そう、普段の時の方がよっぽどハイテンションだ)。まわりでも、ゴー、マリオ、ケイがそれぞれの自己新記録に挑戦中。あとからきたジャガタム、「パッ!」に乗り遅れているのか最初は「フッ、こんなんおもんないわ!」という表情でいやいやスタート。しかし、当然のことながら記録を伸ばしていくうちに「ウッシャー」「ヤッター」とエキサイトしていく(だからおもろいっていったやろ!)。何をやらせてもスジはよく、最終的には12枚を記録。その間もウユーはコン君一筋。

 そ〜〜〜〜〜〜〜〜して、そして、アイボン驚愕の18、そしてその驚きに酔いしれるまもなく19!がでた。まわりの子ども達はその信じられない記録を信じたくないのか、比較的冷静であったが、まっせんと管理人は「テレビでれるで!」「な〜んで??」「すごいな〜!」「ビデオないんか、ビデオ!」・・・(ホント、テレビでれると思う!!)結局この日までの記録「アイボン19枚 vs ウユー・ジャガタム・スピカ・管理人など12枚」この7枚差がアイボンの凄さを物語っていると思う。今日、なかよしに顔を出したのは全くの偶然だが、記念すべき場面に遭遇できてよかった。あの調子じゃあ、さらに記録は伸びそうだ。日本記録、世界記録(外国にキャップはあるのか??笑)は何枚なのだろう。

 しばらくすると「コンニチワ〜」と明るい若者の声。一太郎君登場。いきなり19枚に挑戦するがやはり無理。でもさすがに少ない枚数では「ピシッ」とひっくり返っていた。明日からアイボンのライバルとなるか。

 そのあとアギトを迎えにいって公園で野球をした。ほどなくナッチとウユーが「四天ボール」を持参し登場した。アギトはこないだの日曜日にナッチとキックベースをやったのがとても楽しかったようで、ナッチを見つけるなり「キックベースしよ!」と言う。ナッチもいい笑顔で返す。おまけにアニヤン・ジーコマンもペアで登場。ジャンケンで組分けすると「管理人・ウユー・アギト」対「アニヤン・ジーコマン・ナッチ」となり試合開始。アギト用にはいつものちっちゃなダイアモンド。しばらくすると、なかよしのメンバーがアリンコのようにぞろぞろと現れてくる。もちろん一太郎君も一緒だ。

 当然のように四天が始まる。まっせんの日記から「高度になった」と聞いていた通り、かなりのテクニック披露が繰り広げられていた。中学生も保育園児+大人も手加減なしであったが、天大中小がめまぐるしく変わっていく(アギトも頑張っていた)。人数が多かったので2面となり、どちらのフィールドでも熱気ムンムン。「え〜、はいっとうヤンケ〜」「きっしょ〜」「イジメや!」「なんでオレばっかり!(不利な判定を)」ワイワイいいながら熱戦は続いていく。

 それにしも#37のまっせんダイアリーは笑わせてもろた。毎回、世界で初めてこの日記を覗ける幸せを再認識しないといけない。個々のキャラクターをある程度知っているから面白い、というのもあるけど、それを差し引いても充分楽しめる内容だと思うのだが。


#50 5月23日(水)「おーこわ」

 こないだのドルの練習の時、たまたまホームのあるお母さんとバッタリ。短い時間であったが世間話をしていくうちに空き巣に入られたいきさつを聞いた。半日ほどのうちに、近所が7件もやられたそうだ。「それがね〜、10秒くらいでこじ開けられるタイプの鍵やったんですよ〜」「へー、どんなんですかあ?」とその鍵を見てみるとなんと我が家のタイプと全く同じものであった。新聞やテレビでピッキングの話をよく耳にしていたが、実際にどのタイプが危ないのか全く関心を持っていなかったのだ。たまたま会った人から、たまたま鍵を見せられ、たまたま同じタイプであった(これはたまたまじゃないけど)、ということは「いますぐ鍵を換えんとアカンで!」と言われているようなもんだ。今日、メールで鍵交換の業者も紹介してもらったので、週末にでも交換を頼もう。

 ものは取られてもいいけど、家族に危害を加えられては取り返しがつかない。


#49 5月22日(火)「おってけぼり…」

 指導員日記にもあるとおり「牛乳キャップでパッ!」がなかよしや学校で流行りだしているらしい。こちとら風邪が完治せず、精神的にも「パッ!」をやる余裕がなく、記録は2日目の10枚止まり。ウユーは最高12枚で、な、な、なんと今日のウユー速報によれば、アイボンが15か16枚をクリアしたらしい。15枚???????? ちょっと想像できない枚数だが(そうっすよねえ、スピカさん!)、ボルテージの高まったアイボンなら不可能でないような気がする(笑)。他の誰でもない、アイボンなら…。ガセネタ路線も少しは残っているのだろうが本当なら心底尊敬する…。ウユーの話によれば、その歴史的瞬間、ウユーとまっせんは外にいたらしい(室内には誰がいたのか???)。

 いずれにせよ、完全な「おってけぼり状態」だ。これをとり戻すのは並大抵の努力ではだめだろう。


#48 5月21日(月)「なんで??」

 人生には山があり、谷がある。苦しみも過ぎてしまえば懐かしく思えることさえある。これまでいろんな大きさの山谷を何度か経験してきた。これからも同様だろう。いまは谷でもいつしか山がくるはずだ。大きな山であることを祈る(だけじゃなくって努力も)。


#47 5月20日(日)「それじゃあ、100年経ってもダメ」

 今日は一日ドルの日。少しだけど「理詰めの練習」も取り入れた。理解はまだまだこれからだと思う(見本として用いた岡本氏のカードはある程度効を奏したが)が、それなりに効果はあったと思う。が、しかし・・・・このチームには致命的な欠点がある。チームワークだ。チームメートをけなす・・・審判の判定に文句をいう・・・・。あげくの果てにはコーチにまで不平をぶちまける・・・。全く自分がメジャーリーガーだとでも思っているのだろうか。ガキすぎるにもほどがある。他人を批判する暇があったら、自分のプレーを振り返ってできるだけ改善して欲しいのだが、実際には「ストレス解消」の方が心地よいのか、自分の力量は棚にあげて、批判・批判・批判・・・けなす・ボロクソ・無視・・・。。これはいわゆる「キレる世代」と関係しているのだろうか。その精神状態たるや、「無意味なストレス解消」に他ならないと思うのだが、それが全く理解できていない。不愉快の一言だ。これではこっちが切れてしまうこともありえるだろう。こんなチームではやってられん、と。冗談のように書いているが、これは案外根深い問題なのではないだろうか。個々の力は確かに伸びていると思うが、このままでは個々の力は相殺されるだけだ。むろん、勝利など遠い・・・。

 どうすれば克服できるのだろうか・・・。かなりの難題とみた。プレー以前の問題なんだ。

 完全な暗闇・・・。1つのチームとしてまとまるためにはどういった意識づけが必要なのだろうか・・・。


#46 5月19日(土)「草むしり」

 学校の草むしりに参加した。ホームのメンバーを結構見かけた:マキ、かなっぺ、ドッジ名人ユウ、マルコメ、ゴー、シオ、ナッチ、ゆかっぺ、久しぶりに見る顔も多く、それぞれに大きくなっていた。マルコメ君、髪を伸ばしており、マルコメと呼べなくなったしまった(涙)。「かっこよかったのになあ(本心)」「でもなあ、伸びてきたからしゃあないやん!」(ごもっとも)。反対に、ドッジ名人ユウはかなりのショートカット。スポーツマンの彼にぴったりでとても似合っていた。

 草むしりではアギトもがんばっていた(後半はダンゴ虫探しにご執心であったが)。3兄弟の真ん中ユウ:「おーい、アキボ・・・」とほとんど「アキボン」呼ばわりしたので処刑した(笑)。ウユーと同じ組には結構知っている子がいる。ドッジ名人のナルコ(こないだ、野球でクリーンヒットを打ってるところを目撃した)、個性派のMさん・H君(このままノビノビ育って欲しい)、昆虫博士のダイ、スポーツ万能のヒロ、公園の常連(そのお父さんも…-笑-)K君2人・M君、サッカー名手のトリオS君・T君・H君・・・。

 連休前にひいた風邪が完治しない。かなり体力が消耗しているようだ(涙)。一度ゆっくり休まなくては。


#46 5月18日(金)「男性指導員」

 朝、集団登校中のラハイを見かけた。なんとラハイ班長が年下の女子5人を従えている(他の男子はなし)。ラハイの後ろにきっちりとした1列ができており、まるでカルガモも行列のようだ。子ども同士の会話もあまりなく、とてもまじめな登校班だった。なにはともあれ、上級生としてのラハイの立派さが印象に残った。

 夕方4時半頃レオパに着くと、リードとマリオがコン君相手に奮闘中。リードは比較的あとからコン君の相手をしているようだが、もうレベル4までクリア。ウユーとジーコマンを抜き去っていた。ところで彼らは4,5年の男子だが、やっぱりスキンシップが大好き。こちらはいっこうに構わないのだが、「おいおい・・・」というほどすりよってくる、のしかかってくる、さわってくる。自分がこの年代のときにもこんな感じだったのか、全く覚えてないがホント意外な感じがする。今の子の特徴なのか、こいつらの特徴なのか・・・(おそらく前者だろう)。そういえば、ジャガタムも甘えん坊だ。

 5時頃、以前からお願いしていた大学生(正確には大学研修生)にわざわざレオパに寄って頂く。夏休みの臨時指導員としても可能性をお互いに手探りするためだ。ふとしたことが縁で、自宅の近くでもなく、大学の近くでもないこの地域に来訪して頂いて、そのことだけでも有り難く凄いことだと思う。学童の教育や心理に強い関心がなければできない行動だ。自らも3年間児童ホームに通っていたそうで、なんとも穏和で面白そうな人柄・・・いい人でよかった!!(いい人でないとまず、わざわざこんな遠くまで来ないわな・・・)。

 この地域の児童ホーム(1〜3年)の指導員。男性指導員はほんの数えるほどであるらしい(1人?、2人?)。各児童ホームには約2名ずつの指導員が配置されるが、女性2名のところが9割以上だろう。なぜこんなアンバランスが放置されているのだろう。仕事の内容を考えれば、男性指導員の方が適切な場面も多々あることは間違いない。女性がいい、男性の方が適しているという問題ではなく、もっと男女バランスのとれた指導員の配置が必要だと思うのだが、行政はその点について全く関心がないように感じられる。これは、子どもを知らず、現場を知らないことからくるピンボケ現象なのか。

 突然の(いや子どもは結構前からこの日の彼の訪問を知っていたようだ)お客さんに、ケイとゴー(アイボンはそのとき不在)は明らかな非日常的行動・言動。ケイは軽いカウンター・・・。「なんさーい?」「ん?、22や」「結婚してんの?」「(苦笑)22やのに、してるわけないやん!」女子とは対照的にリードとマリオは管理人に突っつかれるまでお客さんに挨拶せず、全くの無関心(マンガに没頭)。あまりのコントラストが笑えた。

 距離的な問題もあり、夏休みはお忙しいようだが、できれば一日も多く「なかよし」に通って、子ども達をいじくりつつ楽しみ、研究材料にしてほしいものだ。

 男性指導員に対して、大人も子どももみんなの期待は大きい(と、プレッシャー -笑-)。


#45 5月17日(木)「メール不調」

 今日、職場でのメールにトラブルがあった。なぜか特定の機関へのメールのみが送受信ともに不通となり、朝からてんやわんや。「昨日のメールいってます?」「いや、きてない。こっちから送ったやつは?」「きてません。おかしいですね、他へ送った奴は問題ないみたいですけど」「締め切りが近いで」「復旧するまでどれくらいかかるかわかりませんので宅急便で送りますわ」「了解」・・・そんなこんなでたった資料1枚だったがFAXではだめなので宅急便で送った。たまにあるトラブルだが、その度に電脳頼みの今の時代をかみしめている。なんて便利なのだろう。電話、コピー、電卓、FAX・・・20世紀のうちに仕事を効率化した革新技術は多々あるが、22世紀になったときインターネットはどの程度の位置づけになるのだろう・・・ふと思った。

 なかよしのHPも早くもカウント1,000を越える。こんな展開を1年前に誰が予想したであろうか・・・。


#44 5月16日(水)「まぼろしラーメン」

 今日の昼飯はラーメンだった。思い切って前から気になっていた店の扉を開けてみた。表の立て看板にはメニューと値段が書いてある。基本的にはラーメンやチャーハンを売る店だ。気になっていたのはときどき手書きで張り紙されている「まぼろしあります」というメッセージ。まぼろしラーメン、お値段1,000円也。店に入ると以外と広く、カウンターに加え座敷の席が結構ある。目の前には日本酒のメニューが所狭しと張り紙されていた。夜は居酒屋として営業しているようだ。「まぼろし、大盛りお願いします」まぼろしというからには相当うまくなくては許されることはできない。ましてやお値段は1,100円だ(大盛り料金)。ほどなく目の前に現れたのは豚骨スープで脂が結構浮いているタイプだった。麺は細麺で、たっぷりの青ネギにチャーシューと柔らかく煮込んだスジ肉が入っていた。スープをすすると、以外と薄味で「ムムッ、味薄すぎか?」との第一印象。うーん、失敗か・・・。失意のうちに半分くらい食べたところで「えっ??」味が明らかに変わってきたような気がする。スープもしっくりきて、スジの煮込みがなんとも美味。元来、細麺は苦手なので(やはり太めの縮れ麺ですよね)、それには最後まで納得がいかなかったが、不思議な印象を残してごちそうさんとなった。あれが1,100円の価値があるラーメンなのか、もう一度確かめる必要がある。


#43 5月15日(火)「こりゃあ、おもろい!」

 帰宅するなりウユー「お父さん、10枚やったで!」と鼻を膨らましている(ここんとこの日焼けで黒卵のような顔をして)。例の「牛乳フタでパッ!」のことだ。フタを集めてくれとはいったが「やってみ」とは言わんかってんけどな・・・。正直、先を越されてかなりジェラシーモードに入った。よく話を聞くと相方は昔、「自称:パッ名人」だったそうだ(早く言ってくれりゃあいいのに)。重要なコツが2つあるらしく、ウユーはそれを今朝聞いて、学校で試したところ10枚をクリアしたらしい。実際にウユーがプレーしているところをみればコツはすぐにわかるだろうと思い、じっと見てみた。1つのコツはすぐにわかったのだが、もうひとつがわからない。ウユー、5枚を難なくクリア。管理人「ブー」。そのうち「あっ、そうか!!」と気がついた。「なーんだ、そうなのか・・・」。ちょっと勘違いしていたようだ。正反対の考え方をしていた…。5枚以上に挑戦し、お互いクリアしたら1枚ずつ増やしていく。ウユーは、多くて3回くらいの挑戦で難なくクリアしていくが、管理人はかなり苦戦。しかしやっとのことで10枚クリア!!(なんでも意地になるタイプだ)。10枚がふわっと裏返る様はかなりの快感だった。そう、ベーゴマを初めてまわしたときの感動に似ている。まさか今日のうちに10枚も返せるとは思わなかった。今日のところは持ちフタが10枚しかないのでこれでバトルは終わったが、明日からウユーとの激戦が始まるのかも知れない。昨日も日記に書いたが最高何枚くらいが人類に可能な枚数なのだろうか? 第3のコツはあるのか? 結構、没頭しそうだ。その後なんとアギトまでもが(コツのことは知らない)3枚をクリアしていた。

「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」「パッ」

 相方の話によれば、彼女のエリアでは昔はお互いに勝負する枚数を予め決めておいて、それを重ねるのではなく1枚ずつ並べ、一度の「パッ」で何枚ひっくり返せるかで勝負したそうだ。もちろん、ひっくり返した相手のフタはゲットできる。こうして勝負すればフタの取り合いになってなおエキサイトするのであろう。また、フルーツ牛乳のフタなどはレアを賭けたギャンブルだったそうだ。うん、これはおもろいわ。

 そうそう、それと今日はいいことがあった(感動)。


#42 5月14日(月)「プッ!」

 前公園では大きめのシルエットが二つ。まっせんと・・えーっと・・おおお!! ニーヤンやないか!! クラブもせんと何してんねんやろ・・・ブランコ鬼や(笑)。いつものニコニコ顔でなかよしッコのお相手をしている。反対側ではドルズを含めた子どもが野球。かなり盛り上がっている。自由な環境の中でプレーをすることも大切だ。ジャガタムは今日はなかよしの方に参加か・・・。

 ちょっとドキっとしたことがあった。遠くの方からアイボン曰く「むっせん、きのう寝てへんやろ!」「ええっ(動揺)、なんでわかるんやあ?」「目の下にクマできてるで」「ええっ、ほんまあ?」まっせんもアイボンの観察力に舌を巻いている。遠くのおっさんのクマを見つけるとは、先日のケイといい、あの年頃の女子にはちょっとした超能力があるのか・・。そのケイは前回と同様、かぶっちの話をいろいろしてくれる。「気持ち悪い」といいながら、生き物が好きなんだろう。

 帰宅してメシをすましたあと、ウユーから牛乳のフタ4枚を受け取った。前から10枚くらい持って帰ってきてと頼んでいた分だ。目的はもちろん「パッ」とできるかどうかを試すためだ。大きく息を吸い込んで「パッ」と一息・・・。あかん!(笑)。しかし、よく考えたら「パッ」でなく「プッ!」だ(笑)。この2種類では口のすぼめ方がまるで違う。当然、「プッ!」の方が息が集中してパワーがでる。「プッ!」とやるとやはり成功! しかし、2枚重ねるとびくともしない。おそらくコツがあって、その周辺をかすりもしていないのだろう。ウユーに「10枚もいらんな〜」と冷やかされる。それにしても、あやつは10枚か・・・・。たしか、トッサンも6枚、マキ母も8枚といってたな。3分くらいして2枚OKとなった。しかし100%ではない。そってるフタが何枚かあるんだけどそれはいいことなのか、悪いことなのか・・・。そして3枚クリア。そのあとすぐに4枚OK!! 

 コツをつかんだぞ!!

 明日、フタが入手できたらさっそく10枚に挑戦してみよう。ここ界隈の記録は何枚なのだろうか?(何枚っすか?、スピカさん)


#41 5月13日(日)「暑い! 熱い! 厚い!」

 真夏のような暑い日である。この日はアギトの早起きから始まった。お時間は5時半・・・。相方が遠方へ出張だったので早朝からゴソゴソとしていたこともあったが、彼はとにかく起きてしまった。早起きは得意な方だが週末くらいゆっくり寝てみたい。しかし、未熟な彼が起きた以上はほおっておくわけにはいかない。こんな朝から「野球しよ!」といわれないように、先手を打って「アンパンマンのビデオ見る?」と誘惑。→うまくのった(笑)。しばらくして「なんで早くおきたん?」と聞くと、「だってなあ、ガオレンジャーとアギトあるもん!」とご執心(7時半からやっちゅうねん)。この番組、かなり幼児の間では流行っているらしい。確かにガオレンジャーの方は一風変わった内容で、いろんなへんてこなキャラクターがでてきて大人がみても、まあ見れる。しかし、もう4年生のウユーまで食い入るように見るなよな……。

 ドルの練習時間が近づいて前公園へ。今日はアギトの専属コーチなので、ほとんどメンバーに助言はできなかったが、久しぶりに見て、欠点を修正しようという姿勢が見え(意図的ではなく、単に時間の問題なのかもしれないが)、実際にかなり技術が向上している子どももいる・・・、しかし対照的に全然変わってない奴もいる(笑)。残酷なようだが、これから先はうまさにドンドン差がついていくだろう。これは間違いないことだ。その実力差を身を以て感じることは非常に辛いことだが「才能の差」ではなくて(少しは関係あるが)「取り組む姿勢・謙虚さ・賢さ・気合い」がポイントであることを理解して欲しい(今度のミーテイングで再度いっておこう。真実だから)。ウユーのピッチング練習を見たが、あれでほんとに完投できたのか・・・という内容だった。キャッチャー・リュウの返球の方が速かったぞ(笑)。まだ肩ができてなかったのかも知れないが、50 km/hもでていないだろう。もっと、ビシっしたボールが放れるはずだ。うぬぼれることなく精進して欲しい。フォームをじっくり見てみると明らかな欠点がわかった。助言しておこう。

 練習に貢献できない後ろめたさを残してアギトとトイザラーへ。新しいバットを買うためだ。今より20cm位長い、青色のバットと「アンパンマンボールセット(アンパンマン・バイキンマン・メロンパンナちゃん)」を買った。帰りに児童館によって、お泊まり会の連中を訪問しようと思ったが、予想通りアギトは眠そうだったので、いったん帰宅。ご飯の用意をしていると5分くらいで深い眠りに入ってしまった。ドルの試合(二時半から)に間に合えばいいのだが・・・。

 アギトはなんとか起きてくれて試合会場へ。この半年で寝起きもすっかり通常人並となった。根っからの方向音痴なので現場にたどり着くまでかなり迷ったが、携帯で誘導してもらいなんとか到着。試合は、2試合とも「ベアーズ以前」の内容で負けてしまった。いや、もちろんワイルドピッチ・パスボールやエラーの数はかなり減っていたが・・・。相変わらずダメだったのは、覇気がないこと。相手2チームは、とにかく声をかけあって気持ちのいい緊張感の中で己を磨いている感じだ。熱い雰囲気のなかでやるから力以上のものがでるのだろう。ドルといえば、監督コーチの目を盗んでは河を見に行ったり、副業をする場面もあった。何度もいうがあれでは技術以前の問題だ。監督やコーチから「声をだせ!」と言われ、面倒くさがりながらやるのでなく、自分の溢れる気持ち「絶対、勝つ!」を外に出し、チームメートにお互い伝染させることが「声を出すこと」の目的なんだ。これまでの強いチームで声がなく、元気のないチームがあっただろうか(あるわけない)。「勝とう!」「うまくなろう!」「ボールに集中しよう!」「スキがあったら次の塁を狙うぞ!」「絶対、次の塁へは簡単に進ませないぞ!」という強い気持ちが全員にないと、個々のパワーは効率よく相殺され減衰してしまう。そんな中で、ユウジとノブはいつも(いや、ほとんどだが)いいハートをもって試合に臨んでいる。簡単にいうと根性があるワルガキタイプ、ということなのだが、とにかく負けず嫌いなところがプレーにいい方向にでているのだろう。第1試合で控えに甘んじ、声をからして先発ナインを叱咤激励していたノブ。みんなが試合に出ている間、真剣にピッチング練習をしていた。「今回は補欠だけど、次は絶対やったる!」。その気持ちが第2試合での好投に間違いなくつながっている。とにかく気合い・やる気・根性を感じさせる、いいピッチングであった。まだチビではあるが、試合中のその表情たるや、神々しささえあった(これは決して誇張ではない)。子どもが必死で何かに打ち込んでいるのを見るのは実に気持ちがいい。目上のチームメートへの態度がときどき指摘される彼だが、チームを前にもっていくためには、ああいう熱いハートが不可欠なんだ。実に残念だったのは、先週の「勝った」という喜びや自信があまり伝わってこなかったことだ。少し寂しい日曜日の2試合であった。相手が弱くてもおそらく負けていただろう。これから越えるべき壁はかなり厚いが(なぜなら、他のチームはドル以上のペースでうまくなっていくからだ)、毎週、少しずつでも進歩していくしか他に道はない。それ以外になにかいい方法はあるだろうか。強力助っ人外人が入団することもないし、特効薬があるわけでもない。

 今日はアギトがいたために冷やかしコーチのような存在であったのが悔やまれる。それでも監督は練習後の一言を述べる機会を与えてくれた。言いたいことがありすぎたので、うまくまとまらず、これも残念だった。なんであんな早口になってしまうのだろう…(いや、興奮していたからだ。自分ではわかっている。人は伝えようとする気持ちが強すぎるとき早口になる)。おそらく、彼らには言ったことの半分も伝わってないだろう(この日記を読んでくれた方が伝わるのになあ…-笑-)。

 なんの縁か、来週は監督とコーチのお一人は練習に来られないそうだ。機会があれば一度「理詰めの練習」をしてみて、その効果が果たしてどうなのか、一日で答えを出してみたい気もある。これはまさしく自己評価、自分との戦いの1つだ。 


#40 5月12日(土)「凄いものを見た…」

 アギトを連れて実家へ行った。道中の電車の中、いつものしりとりで盛り上がる。以下アギトの解答。「こ・・・コマネチ!」「う・・・う○こ!」「あ・・・アギト!」「る・・・・る・る・・・「か」でもいい!?」→管理人「ガクッ!」 こないだの歓迎会のしりとりで出場させてもよかったな(笑)。グローブ、バット、ボールの三種の神器を当然持参して実家でもまず野球。当然のごとく、ジジババを感動の涙に誘っている。その後しばくらして実家の目の前にある小学校へ遊びにいった。

 そこで凄いものを見た。

 小学校の少年野球チーム。4−6年が中心であったようだが、それを差し引いてもうますぎるのだ。まずランニング・体操のあとノックをやったのだが、落球するものがほとんどいない。内野手の送球はセカンド以外は「相手が取りやすいワンバウンド」で統一されている。捕球体勢、肩、コントロール、送球の勢い、状況判断、チームワーク、目測、元気・・・全てが素晴らしい。ほんとに小学生でここまでのレベルにまで鍛えることができるんだ、と心底感動した。お互いの悪いところは遠慮なく指摘し、向上心に満ちあふれていた。また送球に勢いがあり、捕球動作もしっかりしているのでグローブの「ピシッ!」「パチッ!」という心地よい音が頻繁に聞こえる。バッテイングを見る時間はなかったが、間違いなくもの凄いのだろう。このチームが「ひらすら体で覚える練習」か「理詰めの考える練習」のどちらを中心にして育ってきたのか、とても興味がある。あれでどのレベルなのだろう? 市?、県?、全国? 墨谷二中のナインが初めて青葉学園の練習を見たときの心境であった。

 あー、損した。自分が小学生の頃にこの学校ができていたら100%入部していただろうに・・・。ほぼ毎日の徹底的草野球もよかったが、幼い頃にこんな高いレベルの野球も体験しておけばその後の人生も少し違ったものになっていたに違いない。身近なところに凄いもんがあってほんとにびっくりした。今度ウユーにも見せないとね。絶対、いい刺激を受けるはずだ。

 夜は金太郎。前回に劣らず完璧なチャンコを演出してくれる。ちゃんこ2人前で、腹はパンパンになったがスープがうますぎるので、思い切ってご飯をおかわりして雑炊にした。ゴマと青海苔をたっぷりかけてすすった・・・。

 →うーん、「軟骨唐揚げ」に入れ替わりうまいもんトップの座を奪取だ…(笑)。アギトは食べ過ぎで腹が痛くなり、帰りの車の中で泣いていた。

 なんてうまさなんだ!!


#39 5月11日(金)「お迎え」

 今日は保育園のお迎えで早退。いろんな子どもと遭遇し「にわかまっせん」気分。

 まず保育園のちかくの前公園。あれがうわさのブランコ鬼か・・・。やったことない遊びだった(いや忘れているだけなのかも)。確かにおもろそうな動きだった。ほどなく5年女子軍団+マリオ(口の周りのカレー拭いとけよ!)に見つかり「ムッチ〜」。子馬チンを補助椅子に乗せた自転車のまわりに群がり、しゃべるしゃべる・・・機関銃のようだ。やっぱり話をいろいろ聞いて欲しい年頃なのか、こんなおっさんでも。うるさくてしょうがないが子馬チンはじっとしている。以前なら「あっち!、あっち!」と言っていたはずだ(これも成長)。持ってきたバットとボールを女子に奪われ、おまけにマリオにちょっとやられたために、気持ちが切れてその場を離れることにした。同じ公園内になかよし以外のドルメンバーが3人いた。熱心に楽しそうに練習している。あれが普段の姿なのか「ベアース効果」によるハリキリモードなのか・・・。いずれにせよ、嬉しい光景だった。もっと野球好きになれよ! 近くの公園に移動してまた野球。アギト(変名)は、ますます進化していた。そらあ、家では毎日バッテイング練習と守備練習をしている(アギトが「やろう!」といってくるからで決して強制ではない)。でもほんの5日前より打球の飛距離が2倍くらいになっていた!。なんてことだろう、止まることのない進化だ。

 元ホームのメンバー、ユウとショウも4年男子の集団の中でサッカーをしている。片方が「あっ、○○のおっさ〜ん」と見つけた。楽しそうで何より。相変わらずショウはカッコいい。身のこなし方がきまっていて、根っからのスポーツマンだ。その後、ナッチがふらっと公園へ現れた。「今日、なかよし行かんかったんかあ〜?」「うん!おもんないわっ!!」。理由はあえて聞かなかった。それでも表情は明るく、自転車のカゴにはボールも入れてあって、外の生活を楽しんでいるようだった。3人で野球を続け(ナッチは割といい球投げていた。お父さんの影響か?)、まっせんらと動物病院へ行っていたウユーと合流。帰り際になぜかナッチはみぞれ玉を1個くれた(アギトにではなく管理人にくれたようだった)。

 帰宅後、大好物「ナンコツの唐揚げ」などを作成。関節にうまみが凝縮しており、なおかつあの申し分のない歯ごたえ。いくら、どう考えてもやっぱり世界一うまい食い物だ。異論はあるだろうか? あればその方と対決してみたい。ビールと一緒にやるとほんとに「このまま死んでもいい!」と思ってしまう(爆)。


#38 5月10日(木)「鼻息荒らし」

 今晩の子馬チンとの会話。

#1 風呂にて

 兄ちゃんが風呂に来るのが遅いので「兄ちゃん、遅いなー」とつぶやくと、彼曰く「インターネットしてんのちゃうか?」「インターネットお??何のことか知ってんの?」「知ってるわ!!こうやって、ピアノみたいにやる奴や!」といいながら、キーボードを叩くような派手なジェスチャー。張り切りすぎて鼻の穴が膨らんでいた(笑)。(ちなみにそのとき兄ちゃんは、インターネットにつながっていないPCの「まっせんダイアリー」を見ていた。)

#2 夕食後1

 「保育園で誰が仲良しやあ〜」「なかよしい? それは兄ちゃんが行くやつやんかあ〜 なにゆうと〜んやあ〜」とまた鼻息荒らし。

#3 夕食後2

 「今日、お砂遊びした?」「ウン、ユウ君となあ、ご飯つくってん!」「何のごはん?」「おいもとカレー」「へ〜、お父さんも食べたかったな〜!」「砂やのに、食べられるわけないやんかあ〜!」

 いちいち鼻息の荒い彼であった。


#37 5月8日(火)「プライバシー」

 今日は年に一度の健康診断だったが、今までと違った点がひとつあって驚いた。

 検尿だ。

 昨年までは、尿を入れたコップを所定の場所に置いておけばよかったのだが、今年から、ビニール手袋をはめた職員の方(女性)がおもむろに我が尿に試験紙を漬け、数秒後には「はい、異常ありませんよ」ときたもんだ。異常がなかったからよかったものの、「あれえ?」「ちょっとおかしいですね。もう一度お願いします」「タンパクが出てますね」「異常です」などと言われたらどういう気持ちになるだろう(実際、尿が正常じゃあない人は何人かいただろう。果たして何て言ったのか?)。もちろんまわりには他人がいっぱい取り巻いている状況だ。尿がおかしいかどうかなぞ、後日こっそり知らせてくれれば充分だし、目の前で自分の尿がたとえ間接的にでも触れられるのはたまったもんじゃない。

 諸々の技術が発達する一方で、知性、モラル、想像力が低下している一例だろう(怒)。


#36 5月7日(月)「A BIG DAY !」

 昨日は、昼からドル試合を控えたウユーとジーコマンを車に乗せて朝9時過ぎに公園へ着いた。ゲームの準備を終え、一番大事な仕事「ビービー弾まき」をしていたら急に後ろからマキとヨッシー兄弟が「ワッ!」と背中を突いてきた。「しもた、宝探しの仕込みがバレバレや!」と、かなりショックを受けたが、昨日からのお泊まりでウキウキし、また「お父さんもきてんねん!」ということをいいたかったようで、仕込みのことはばれてないようだった。その後も、後ろ手にビービー弾を持ち、ばれないうようにこっそりと500個をまき続けた。マキ達はお父さんとドッジを始めている。「ほっ…」。

 こうして、長く楽しい特別な一日が始まった。

 10時が近づき、かなりのメンバーが集まっていたが無断欠席や遅刻が多く、最初のゲーム「班員全員集合!」は取りやめにした。ゲームの中で特に印象的だったのは、「名前当て選手権(新バージョンつき)」が予想通り人気だったこと、そのゲームでケイが超人的な才能を持っていること(彼女だけに、ふっとひらめきがくるらしい)、ヤマカズが「体内時計」をもっていたこと、などである。ああいうのをやると独特の感覚をもっている子どもがわかる場合が多いので非常に面白く感じた。「名前当て選手権(新バージョンつき)」では、ほとんど大人のでる幕はなく、子ども感覚の独壇場であった。詳しいゲーム結果は「思いで」にまとめておきたい。

 賞品は、かぶと幼虫、ベーゴマ+紙風船、お菓子を用意して、上位3チームには「かぶと幼虫、あるいはベーゴマ+紙風船」を選べるようにしておいたが、案外幼虫を選ぶ子どもが多いのに驚いた。特に女子があれほど気色の悪い幼虫を選ぶとは夢にも思わなかった結果だ。11匹の中で何匹成虫になれるのか楽しみだ。

 場所を近くの公園へ移すと、太陽の陽射しもかなり強くなってきてビールの売れ行きも順調だ。みんな、ガンガン遊んでいる。昼からはホームやクラブに関係なく遊ぶ趣向になっていたので、入れ替わり立ち替わりいろんな子どもが参入してくる。ベーゴマ、ドッジ、四天、ケンパ、野球、そして騎馬戦までやり(キックベースもやりたかったな)、遊び三昧の楽しい一日となった。子ども達もかなり満足していただろう。あんな日が月に1回あればいいなと思った。

 夕方になり、ジャガタム母(こちらとドルを掛け持っておられるようだった。頭が下がる)に「試合、いまのところ3対3よ。ウユーがピッチャー」と聞き、急にそわそわし出した。「ええ、相手は青9やろ?」。いままで20対3とかで負けていたチームだ。かなり訓練の行き届いたチームだったので、これから5年は勝てないと思っていたチーム。その強豪を相手に善戦? ピッチャー、ウユー? なんでや? ワクワク・・・。しかし管理人は、最終結果を知らないまま、ある方々と噂の店「ちゃりん坊」へと向かった。

 道中で、ドルズのメンバー、モッチャンにばったり。自転車ですれ違い際に「勝ったかあ〜」と問いかけると「ウン、勝った!!」と最高の表情で返してきた。そうか、勝ったか・・・。ウユーはどんな内容で、誰が打ったのだろう・・・。いろんな想いを胸にしまい、現地まで自転車を走らせる。「ちゃりん坊案内人」の自転車の運転が凄くジェントルだったのがとても印象に残った。黄色信号で無理して渡らない、歩行者に道を譲る、ゆったりとペダルを踏む・・・。

 店は意外と明るい雰囲気で(もっと、薄暗い汚い店を想像していた)、常に満員の様相であった。衣がしっかりとついた、歯ごたえのしっかりしたお味。ぽん酢、ソース、塩、マスタード・ケチャップ(試すの忘れた!)で味をつける。特に気に入ったのが、野菜類。アスパラガスには特に感動した。付け出しでカウンターに置かれている生野菜も美味で、生ネギ(隠れたヒット商品だと思う)をかじりながらあつあつの串カツをほおばる。もちろん、生ビールをぐびっとやりながら。楽しかった一日を反芻しながら、数ヶ月前までは存在すら知らなかった方との懇談。風邪がまだ抜けていなかったので早めに切り上げた(スンマソン)。

 帰宅すると、待ちかまえていたかのごとく、ウユーが眼をキラつかせながら今日の試合の説明。序盤〜中盤をなんとか3点で切り抜け、6回に11点を入れるビッグイニングをつくったらしい。最終スコア11対4。相手の交代投手の内容が悪かったみたいだが、それにしても6回に何があったんだろう。このときばかりは現場にいなかったことを真剣に悔やんだ。彼自身「ボールにスピードがなく、コントロールを重視した(というより、まだちびって腕が完全に振り切れていないのだろう)」といっていたが、内容には全く関係なく「勝った! しかもコールドで強豪に勝った」という紛れもない現実が、これからの彼ら彼女ら(ドルには豪腕女性投手もいる)をどれほど勇気づけるのだろう。全く想像できない。ドルズがベアースになろうとしているのか・・・。

 遊びや野球の潜在的なパワーを再認識した BIG DAYであった。


#35 5月4日(金)「回復のきざし」

 イチゴはうまかった! イチゴ狩りの現場へ行くのが遅くてチビイチゴしか残ってなかったが、変に甘ったるくなく、ドンドンお口の中へ入った。子馬チャンも張り切って収穫していた。ウユーは自然に夢中。他愛もない田園風景であったが「こんなとこに住みたいな〜」と宣い、絶え間もなくしょうもない虫たちを追う姿に複雑な心境であった。子どものころの管理人にとっては日常風景であった「並の自然」が現代の子どもには「格別の自然」となっている現実だ。彼は時間があればいつまでも虫たちを追っていただろう。親としてすまない気持ちで一杯になった。

 帰宅後、ウユーはジーコマンにすぐに電話をして共にバッテングセンターへ足を運んだ。おそらくスピカ氏もよく通っているところだ。初めてその現場に足を運んだが、まず、グローブやユニフォーム関係の商品も数多く販売されていることに驚いた。こんなタイプのバッテングセンターはお目にかかったことがない。ちょうどグローブを買い換えようと思っていたのでいい店を見つけた! 小学生2人は80 km/h、中3のアニヤンと管理人は100 km/hでチャレンジ。小学生はお金がもったいないくらいにカス当たり&空振りが多かった。まだあいつらにはもったいない環境だ(いやホントに→20球300円)。毎日素振りして、腕を上げてから挑戦するべきだろう。一方、アニヤンは、かなり実力を見せつけていた。途中で「実践モード」に設定を換え、ランダムに混じってくるカーブにも適応していた。さすが現役!! 管理人、直球にはなんとか対応するものの(かなりシャープなアタリが2,3本あったが)、カーブには翻弄され話にならなかった。

 その後、前公園に場所を移し「また野球」。37才、 14才、10才、9才、3才が混じるマカ不思議な集団で、一応のシートバッテング形式。1人5本ずつを打ち、ベースを駆けめぐる。子馬チャンは一塁まで遠すぎるので、小さなダイアモンドを設定したが、この日も絶好調で(いや事前に管理人と二人でやっていたバッテング練習に比べると少し調子は落ちていたが)、5回とも出塁した。守備でも、自分と関係ない打球でも素早い動きを見せ、怠慢なプレーは一切なし。見ていて気持ちがよかった。3才でもちゃんと参加しているんだ…。ニイヤンの特大ホームランでボールが1個なくなったのは痛かったが(笑)、充実した夕方だった。あのパターンはまた是非とも再現したい。ウユーやジーコマンが楽しんでいたのはもちろんのことだ。

 それに止まらず、さすがは連休! 

 夜はジーコマンのwelcome-BBQコール。相方は、すでに手巻き寿司のセットを用意してくれていたのでそれを自転車にのっけて持参し(笑)、ジーコマン家にお邪魔した。昼寝をしていない(昨日も)子馬チャン、いつぐずるのかと心配していたが、あにはからんや、気分はどんどん盛り上がっていく。家以外の場所ではほとんど見せない悪ガキな面をちょっと見せていた(ほんとはスゴイんです、彼)。ジーコマン家の人々や雰囲気に馴染んできた証拠だろう。突然のジャガタム親子ご乱入(もっと長居して欲しかったな。おっと人の家や!)もあり、楽しい晩餐であった。おいしいBBQを頂いたあと(子馬チャンは初めて食べるタンがひどくお気に入りのようであった)、ウユーは当然のような顔をしてお泊まりであったが(昨日はジャガタムが拙宅のスペシャルゲスト。家がパッと明るくなったので、ぜひとも、また来てくれ!!)、子馬ちゃんは強制帰宅命令に号泣した(自宅風呂の後、2,3分間「泊まりたい〜」と大泣きしながらもすぐ寝た-笑-)。諸事情から、半年前なら「泊まる」ことなど想像さえもできなかったが、いまでは大変な成長だ。おっきな子に守られ、揉まれながらドンドンたくましくなって欲しい。

 そんなこんなで、まだちょっと喉にタンは絡むが(失敬!)、風邪の諸症状は緩和されてきたように思われる。風邪の場合、熱がなければ、気分が向上することをドンドンやっていけば快方に向かうのであろう(たぶん)。

 いよいよあさってだ。まだ一等の賞品を考えていない…。


#34 5月3日(木)「凹」

 今日はドルソフトの日。風邪は治ってなかったが、当然参加した。あんなプレーでは胸を張って子どもに教えることはできない(涙)。自らも相当鍛錬しないことには…。前からうすうす気づいていたが、少年野球コーチのレベルの高さにはほんとに驚いた。ソフトボールを60mもカッ飛ばしたしたところを初めて目撃した。ちょっと、いままで経験してきたヘナチョコソフトボールとは雲泥の差であった。「あんな風になりたい!」と少年のような胸中であった。

 これではイカン。技術的裏付けも必要だろう。