小説コーナー

ここのコーナーは、管理人(higa)作った作品などを展示し、さらにこのコーナーを見てくれた人にも、
この管理人(higa)にもみんなが考えた自分なりの発想を生かした作品を送ってもらってこのhpに
載せさせてもらう、というコーナーです。※載せていいのかなどは作品の最後に書いてください。

題「 後悔 」

前書き

みなさんは後悔したことはありますか?人生経験の中で1回ぐらいは後悔したことがあると思います。
僕もよく後悔します、「ああやっていれば、こうやっていれば」など考えます。ですが、この小説でその
後悔がこの後の役に立てばと思いこの小説を書きました。
この小説は短く読みやすいのでぜひ読んでください。

本文

ある日の、午後4時ごろ小学四年生の小柄な少年が下校中だった、すると歩道橋をわたる時に
おばあさんが重い荷物を持ちながら歩道橋をわたらず、信号を渡ろうとしているのに気が付いた、
少年は思った、
「荷物を持ってあげないと・・・」
だが少年はあることを思い出した、それは、学校の約束だった。内容は
「登校時や下校時に歩道橋を通って、信号は一切通るな」ということだ。
無論、その少年は学校の約束など守る必要が無いなど思っており、おばあさんを助けてあげるつもり
だった。だが、少年は考えた、もし、ここで誰かに見つかったら、即学校に連絡されるに違いない、
しかも、たとえそのおばあさんの荷物を持って信号を渡ったとしても自分の利益は何も無い・・・、
そういうことを少年は考えているとだんだん「おばあさんの荷物を持ってあげて人助けをしてあげよう」
という気持ちはしだいに薄れてきた、そして少年はついに決断した、少年はおばあさんの荷物を持って
あげなかった・・・、少年はそのまままっすぐ自宅に帰った、だが少年は家に帰っても落ち着かなかった
あのおばあさんはぶじに荷物を持って信号を渡れたか、まさか車にはねられたりして・・・、
そんなことを考えたらいてもたってもいられない状態だった、
「ああ、学校の規則なんか万が一の場合は破っていいものだ」と少年は改めて思った。
さっきの自分が憎い!、少年は怒りという壁にぶつかっていた、その日、ニュースでおばあさんを車が
はねたという放送がやっていた、少年の予想は的中だった、さいわい、そのおばあさんは軽い怪我で
すんだという、少年は絶句した、僕があの時重い荷物を持ってあげてていればこの事故は回避できた
かも知れない、少年はその後何週間か学校を休んだ、少年はこのことを親にも話さなかった。
食事もあまりとってなく、心の傷がかなり深かった。自分はなぜあの時に・・・、などそのこと
ばかり考えていた、だがあるとき、学校の先生のある言葉を思い出した、それは
「人生色々あるもの、一つのことにとどまっていたらだめだ、もし後悔するようなことがあれば次の時
には必ず自分を変えなくちゃいかん、そしたら、後悔もいいものになるだろう」
ということだった、少年は考えなおした、「自分を変える」ことについて・・・
次の日、少年はいつもどうりに学校に登校した、気持ちを入れ替えて・・・。

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※また、この作品偽造などは断じて禁じます!!        管理人 higaより

作者  りょうすけ(管理人:higa)  

自分で作った小説

「後悔」を読んで

感想

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