3月5日 天気:曇りときどき小雪
本日の気分「北欧」

暦の上では啓蟄らしい。しかし、なぜ雪が降る?
というわけで今日は、私のアタマに渦巻く、雪=寒い=北欧という偏見に満ちた等式により、 「北欧」を感じる音楽を聴き、本を読むことに。
北欧。行ったことはないし、知識も全くと言っていいほどなく、本当に漠然としたイメージしか持ってないが、いつか、必ず行きたいと思っている場所のなかのひとつ。
そんな強い思いに至る経緯というものが、またなあ。ふっ。これがスキー場の錯覚っていうやつか。

北欧的音楽
ENYA“THE BEST OF ENYA〜PAINT THE SKY WITH STARS〜”
音楽に感じられる透明感。彼女の声はまるで、涌き出る岩清水。
彼女はビジュアル的にもすごく好き。キレイ、というより、ギリシャ彫刻に通じる美を感じる。

シベリウス「交響曲第2番」
これを聴けば、気分はすっかりフィンランド。
・・・冬。北海道の無人駅。客は、私と、漁師風の若い男だけ。
ふと聞こえてきた、男の口笛。聞き覚えのあるメロディー。それは、この曲の第2楽章の冒頭の旋律だった・・・(とある本の一節より)
まさに絵画の世界。針葉樹の森がよく似合う曲。

北欧的本
星野道夫「イニュニック[生命]」
すでに脱線。舞台はアラスカ。
まず、トビラの写真にやられる。湖だったり、オーロラだったり、森だったりするんだけど、 見るたびに激しくドキドキするんだよなー。
なんか、時間が止まった感じ。本当は、そこには川が流れていたり、雲が流れていたりして、刻一刻と違う景色のはずなのに。
いつもは旅行のときのお供で、家の中で読んだのは今回が初めてだったりする。


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