Roadster購入の動機
Douki of buying Roadster

本年(2002年)、8月の終わりに乗鞍スカイラインへ行ってきました。長野と岐阜の境?にある乗鞍岳。 乗鞍スカイラインは国内で最も高い地点を自家用車で走ることが出来る道路でした。 なぜ過去形なのかと言うと、今年の10月一杯で自家用車の乗入れが出来なくなってしまったからです。 冬季は雪が降ったら閉鎖らしいので、開通する春にはもうバスなどでしか走れません。 たしかに渋滞が激しく、行きは初心者(MT)には非常に辛い試練になったでしょう。 休みの日にはゲートまで1時間、ゲートくぐって頂上の畳平駐車場まで渋滞2〜3時間なんてザラでしたから。 これからは環境重視の時代。どこでも車で行けるなんていう時代ではなくなってきているのかも知れませんね。(→)
首都高から中央道へ入り、諏訪ICを出てビーナスラインへ向かいます。私は乗鞍スカイラインよりビーナスラインの方が好きです。 途中でしょっぱい「野沢菜ソフト」と普通の蕎麦を食べたので霧ヶ峰辺りを走ったのは 日が沈むくらいの時間でした。夕日が遠くの山に落ちて行く。空は赤と紺のグラデーション。なだらかな尾根が続く… あまりの美しさに少し失禁。もとい、呆然。

…プジョー106は最高だ…小さいし軽いし、良く吹けるしイスもいい。速くはないが、気持ちがいい。しかも青い…
ここで私はその良さを再確認し、このクルマはずっと乗っていけそうだ、と思いました。(↓)
そんなことを思っているうち、対向車線の遠くに赤いロードスターが現れました。ここではオープンカーは最高だろうな…いいなぁ…
近づく距離。
乗っているのは自分の親より年が上だろうと思われるカップルでした。私は少しの間、目を奪われてしまいました。(危険)
そんな私の熱い視線に参ったのか、ハンティングを被ったドライバーの男性は すれ違いざまに手を上げてくれたのです。 が、予想していなかった出来事に私は何も出来ず、その夜は枕を濡らしたのでした。
翌日がメインの乗鞍岳でしたが、予想通り混んでいました。書くべきことは多くあるのですが、ロードスターを購入する動機とは関係ないので ここでは省略します。
頂上についたあと山を登ったら、気持ち悪くなってヤバげでした。もうオジサンだ。

2日間のドライブを終え帰宅した私は、早速ロードスターの情報を集め始めました。知り合いには誰にも言っていませんが、購入の本当の動機は この赤のロードスターです。将来はあんな風に奥様とドライブ行きたいですな。

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