俺のウズラ

なにやら要望が多かったので、俺のウズラ「プリン」を紹介します。

プリン写真集 

purin10.jpg手乗りうずら

purin11.jpg鷲掴み

purin13.jpg木屑浴び後

purin3.jpgプリンの家

purin4.jpg餌催促

purin5.jpg餌催促

purin6.jpg出たがる

purin7.jpgやはり噛む

purin8.jpgさらに噛む

purin9.jpgまだ噛んでる

 

 


「プリン(オス)」
夏くらいに吉祥寺の丸井前にて衝動買い、当時は下半分が黄色、上が黒とプリンのような色合いだった為
「プリン」と命名。現在はすっかり大人の毛並みとなりどこから見ても単なる「ウズラ」。誰彼かまわず噛みつき
かつ生殖しようとするので恐れられている。とりあえず家に来た人は絶対噛まれる。痛くはないけどね。   


 (入手方法)
「中国雷鳥」、「シマドリ」等の名前であやしげなおっさんが道端で売っていることが多い。
小学校の帰り道などが狙い目。雛の大きさはマッチ箱位で、この世のものとは思えない
 位かわいらしく、カップル達が思わず衝動買いしてしまうことが多い。しかし90%はその夜
に死んでしまい、次の日クレームに行ってもおっさんはほぼ居ない。ようするに子供相手の
よくある売り逃げ詐欺?なのだが、値段が一羽300円〜400円、ちゃんと飼えれば寿命が
7〜8年とコストパフォーマンスは非常に高いものと言えよう。成長してもすずめ位の大きさ
しかならず、ある程度大きくなると大変丈夫な鳥なので一人暮らしには向いている鳥と言える

(飼育にあたって)
先にも書いたが、買ったその日に90%は死ぬ。多産少生の種の為、いたしかたないが、
次の日に再度買いに行った所でおっさんはいないので、最初に買った固体が勝負と言える
だろう。ウズラを飼う為には、生き延びそうな固体をしっかり見極める目が必要となる。

「1、餌食いが良く、胸が張っている固体を選ぶべし」                       
首の下、いわゆる鳩胸といわれるあたりに「胃」がある。そこがパンと出っ張っているもの
その固体こそが一晩を乗り切る最低条件を満たしている固体と思って間違いはない。
推測だが、卵からかえって二日目位の雛を売りに出していると思われ、餌を自分で食えない
雛はやはり三日程が寿命だと考えられる。色合いが可愛いなどの理由もあろうが、二週間
もすれば全部一緒の色になるので、やはり胸の張ったものしかお勧め出来ない。
どんなに可愛くても次の朝冷たくなっていると、指先でつまんでごみ箱に入れることになってしまうのだ

「2、おっさんにお勧めを聞け。そして前も飼ってすぐ死んだ・・。などとどうしても長く飼いたい旨を伝えろ」
餅は餅屋に。おっさんにアドバイスを求め、おっさんお勧めの固体がやはり長生きする。
決して色合いで選んではいけない。どうせ色はほぼ同じになるし、三日間生き延びれば
数年生きる鳥であるため、なんとしても一晩を乗り切る固体を手に入れるべし。    
我が家の雌も選択ミスで死んでしまった。結構悲しいので絶対に気をつけていただきたい。

「3、寒さは絶対厳禁」                                               
今時期は寒く、売りに出ているおっさんもほぼいないだろうが、とにかく雛鳥は寒さに弱い。
夏場でも、クーラーの効いた部屋などは絶対に置かないように。すぐに死ぬ。我が家は幸い?
この夏クーラーが故障して熱帯の苦しみを体験したのだが、ウズラにとっては好環境だったらしく
部屋中を走りまわっていた。たまには自然に生きる体験も良いのではないだろうか?

「4、餌について」                                                 
私は一匹350円で買ったのだが、予算は多めに持っていくことをお勧めする。なぜならば
「雛用の餌」を一緒に買わされるのだ。中身はコーンをすりつぶしたもので、約300円。
つがいで買って、1000円ほど取られてしまうことが多いのだ。ペットショップでウズラ用の
餌は普通に買えるのだが、雛となると想像以上に小さい為、やはりすりつぶして与えざる
をえない。その手間賃として300円は安いと思うが、どうだろう?もちろんすりつぶした
オリジナル餌で健康なウズラを育てるのならば必要は無い。いりませんと誇らしげに言うだけだ。

もう一つ大事なこと、「水分」の問題であるが、必ず飼ってから二週間程は「レタス」を
つぶしたものを与えて欲しい。普通の水も飲むのだが、ほとんどは体がつかってしまい
寒さで死んでしまう。また、やはり鳥であり三歩歩くと全てを忘れるので、せっかく与えた
餌も踏み潰し、泥だらけにしてしまうが、怒らずにこまめに変えてあげて欲しい。
短気な方には絶対にお勧めできないペットであることは間違いない。       

「5、飼育箱など」                                             
いわゆる「水槽」で十分。かぶと虫などを飼うプラスチックの水槽の下に「おがくず」
をしいてあげれば完璧に飼いこなせる。ただ「砂浴び」が大好きなので、砂浴び用
のバケツを用意しないとストレスからあなたの手足は傷だらけになることは間違い無い。
砂浴びは体の虫を落とす為の行為で、止めることは出来ない。あえて砂浴びをさせないと
おがくず浴びを始める為、すごく木屑臭いウズラになる。背中にこんもり木屑が乗った
うずらも可愛いが、お勧めはしない。また、雌は生後3ヶ月程で卵を生み出す。雄が
いようがいまいが関係無い。無精卵をどんどん産む。しばらくは卵に困らない。しかし
雄はいつも盛りがつくので、生き物ならば何にでも生殖しようとする。つがいで飼うと
どれほど大変かは想像もしたくないものだ。どちらか一匹を飼う事を強くお勧めする。

入手は困難?
この間TVで一人暮らしの男性の間で、ウズラを飼うのが流行っているとの報道があったらしい。
多分あやしげなおっさん達ががんばってるんだなー。と思い、反面かなり死んでるんだなと思った。
実際売っているところを見ると絶対に欲しくなる生き物の上、すぐに死んでしまう生き物でもある。
再度買おうとしても、おっさんは同じ所にはいない・・。冬場はまずいないだろうから、結構レアな
ペットとも言えるのだろうか?おっさん達は杉並区、吉祥寺あたりにはよく出没し、ペットショップ
でも有名らしいので、誰か見かけたらぜひ教えて欲しい。ぜひ当たりの雌を購入したいと思う。
卵、もしくは雛はお礼にあげる。よろしくお願いします。