ムコ殿
〜in focus on TAKEYAMA Ryo



5th try
「初恋の嵐」
2001.5.10
 
亮くんが主演気取りの回です。ドラマタイトルによると、『初恋』らしいぞ!放課後、一人カフェでアイスコーヒー(?)を飲む高校2年生・・・。見下ろした街中にあこがれてる担任の先生を見つけて、追いかけたところ先生はファッションヘルスのお店に入ってしまって・・・・。呆然と立ち尽くしてます、武山少年・・・。制服姿です。・・・拉致されるぞ、そんなだったら。てかねぇ、カフェから出てくるときに既にさわやかなのね、右肩からリュック下げちゃってさ。

次のシーンは、亮くんのお部屋。「入るな!」「入っちゃったぁん!」な始まり。時折シャウトだから、イルカが見えますが、「こっちが心配してんだよ!」の台詞がなんだかいい感じ。立つ裕ちゃんに、座る亮くん。二人が立っててもだけど、見上げる形の亮くんは微妙に上目遣いになっちゃうし、なんだか年下テイスト満載です!

そして、先生が本当にその店で働いているのか、裕ちゃんと確かめに行くシーン。台風リーゼントな亮くんにあんまり違和感を覚えなかったのはなぜ?まゆげキリリです。請求された料金を自分の財布から出そうとする姿が真面目くんです。で、人が見ているプロフィールを覗き込み、持ち主と目が合ってびびって固まってるところがなんか役者さんでした。亮くんのほうが多少落ち着いてるってことで、お店の人への返答等もしてたけど、やっぱり先生の姿を確認しちゃったらそんな冷静さなんて・・・・。動揺も外に出ないほど、固まってしまいました。なんか、チクンとします・・・。

で、家で。亮くんも寝る準備は万端ですが、眠れそうもありません。とそこで、ヘルスの会員証が見つかってしまった裕一郎と嫁・さくらのケンカに気がついて、自分の部屋から出て階段に腰掛け、居間でのモメ事の様子をうかがってます。やっぱり、自分のことが原因ゆえ出て行く覚悟はできているような表情です。すると、裕一郎は自分の名前を出さずに、自分ひとりで行ったと言いました・・・。亮くんの胸中複雑だよねぇ。怒って自分達の部屋へ駆け込むさくらや裕一郎を立ち上がって、振り返る姿がなんだか美人です。そして、足元に寝転がっている部屋を追い出されてしまった裕一郎を、あごで自分の部屋へ・・・。この時の亮くん、ちょっとピリ辛なんだけど素足に、ヒザ小僧です。ヒザ!ヒザ!>なぜに浮かれる?>私

その部屋にて。相談の続きです。先生との写真を「ほらね」とばかりに見せてあげます。そのあとの一言が、もう!!!!「やっぱり、お金で困ってんのなぁぁぁ・・・」時折かすれ、すっごい情けない声なんです。ヘタレです。今にも泣き出しそう、ちょっと鼻すすってるし。キャー!目指せ、演技派の戦士、第2号!ていうか、もう就任する?いや、他にも戦士はいたもんねぇ、嵐の中には。ランクはつけられないから、やっぱり2号就任でいいや。きっとメンバーも許してくれるでしょう・・・。
そして、家庭訪問の日。お母さんと先生を玄関でお出迎えです。緊張で肩がいかっちゃってますよ。だって、先生に聞かないといけないもんね、真実を。で、おかあさんに「亮ちゃん」って言われて「ちゃん付けはやめろって」と。先生の前だもんね。普段は平気なくせに・・・。で、浮かれたお母さんに苦笑しつつ、最後には「っ!さくらちゃ・・ん・・・」ですって!「さくらちゃん」って呼んでたのね。そりゃそうだよねぇ、4つくらいしか離れてないんだし。小さい頃から、ここに遊びにくるたんびに、さくらちゃんにも遊んでもらって、他のお姉さん達にもりょおちゃんりょおちゃんって、かわいがってもらってたんだろうなぁ。・・・妄想が広がってしまいましたが、本題にもどります。

次のシーンは、先生を自分の部屋へ招き入れます。「どうぞ、せんせぇ!そこ座って!」ってかわいらしいぞ!先生との会話は、結構自然です。いい雰囲気。ですが、途中から家庭訪問されてる側が逆に質問攻めです。次々と真実を引き出していくその話術!どこで仕入れた??>亮くん   結局、自分が先生のバイト事情を知ってることがばれてしまい、そのとたんに亮くんの張り詰めていた糸が切れてしまいました。もう、半泣きです。語尾も「でしょ?」ってやわらかくなっちゃってます。いつもの「だろ?」は強がり?「お父さんのため?」「ねぇ?そうなんでしょ?」「せんせぇ・・・」「・・なにって・・・」「どうして?何も風俗なんかで・・・」「でもぉ・・・」これ全て亮くん(17歳)の台詞。これをを涙交じりの声でいわれちゃったら、あなた・・・。すっごく先生を心配してるのに「武山君には関係ないでしょ!」と言い放たれてしまいます。その瞬間に寄せられた眉が、とっても悲しくて辛いです。

先生が帰ったあと、裕ちゃんの事務所を訪ねた亮くん。事務所内には社長も下ります。で、事実の全てを打ち明けます。このとき、ずっと立つなり上から見下ろす形で、話を聞いたり諭したりしている裕一郎を、やっぱり見上げる亮ちゃん。もう目がすがってます。「どう"じよ"う"・・・だずげで・・・」って。「関係ないって言われたんだよぉ・・・」って、だから泣くなってば!それにしても、間につんくを挟みすぎです!頻繁に映しすぎです!少しでも長く彼を流したいのはわからないでもないけど。でも!結局先生は家庭訪問のあとバイトに出勤していたらしく、そこで気持ちをぶつけてこいと言われた亮くんは・・・・。

その足で、お店に向かった模様。待合室で先生を思いつめた表情で待ちます。そこに、ピンクのチャイナドレス(相葉大好物!でも今はそれどころじゃない)を着た先生が登場。「せんせ、帰ろ」っていっても、先生は取り合ってくれません。ここはあなたのいる場所じゃない、あなたに関係ないと言われて、「だったら先生のいる場所でもない!」熱いです!お店の人に商売道具を持ち出されては困ると、ガンガン殴られる亮くんですが、吹っ飛ばされても相手の足にすがり付いて、「好きだから、関係ある」と。殴られ、蹴られ、血が流れても「この人は絶対に連れて帰る!」と相手に向かっていきます。そんな亮くんの姿を見て、ようやく先生が「・・・彼を殴らないで・・」と止めますが、せんせぇ・・・改心が遅すぎです・・・。咳き込みながらも、先生の気持ちの変化に安心した亮くんは外で待っている裕一郎の元へと歩くのです。

裕一郎が待っていたのは近くの公園。(余談ですけど、各テレビ雑誌や新聞にはこの時の服装で、亮くんの肩を後ろからガッツリつかんでる裕一郎って写真が掲載されていたのですが、このシーンは実際は放送されませんでしたよね。これから戦闘体制に入る亮くんを力づけてるシーンっぽかったのですが、放送ではいきなり待合室だったし。・・・カットか・・)足を引きずり、おなかを抑え、顔が腫れて血を流している亮を見て裕ちゃんビックリ!そんな亮くんが「俺のガッツ、見せてやったよ・・・」と。キャー、キャラ変っちゃったぁ!ネオクールの崩壊だぁ!>それ前からだし・・・   裕ちゃんに肩を借りながら、 時折おなかを押さえつつ、先生が学校を辞めて実家に帰ること等を報告します。痛いんだよ!おなかも足も!忘れたりするような痛みじゃないの!あーん、痛いよぉ。
そうして家に帰ると、お母さんが戦いの後に食べるという新井家伝統の鍋焼きうどんを作って待っていてくれました。いや、口ん中切れてるんッスけど?負傷兵ってことご存知ですよね?おかあさん?でも、亮くんにとってはお母さんが自分のために作ってくれたこのおうどんが、とってもうれしい。亮くんの前髪を上げ「かっこいいよ!」とチュ-するおかあさん。これが噂の、"マウス トゥー ホッペ"ですよ!でも、お母さんがしたのは目の下あたり。亮くん目を伏せて照れてます。向かいに立ってる努くん見て照れてた?

そうして、先生は仙台の実家へ帰ってしまうので、バス停へお見送りです。学校へ行く前なのかな?制服です。朝陽が差してるような、そんな穏やかな中、先生も亮くんも二人ともきれいです。先生たぶん、170センチ以上あると思うけど、亮くんは細いっていってもやっぱり男の子です。がっしりしてるので、先生よりも大きいです。ガッツでだの、がんばってと見送る顔がキラキラ輝いてて、吹っ切れてて素敵です。
その日の部活でしょうか?ものすごいやる気を見せ、サチコちゃんにキャラが変わったと驚かれてます。「気合」と言う言葉を「ガッツ」と言いなおす亮くん。・・・いいわぁ、単純で。「男なら熱くならないと」なんて言って目を輝かせてます。いいけど、根は熱い人だったんだろうから。


本当に、私が心配するなんてそれこそ大きなお世話だったんですけど、朝からいろいろと緊張いたしました、私も。そして、どうなることかドキドキしていましたが、心配無用でした。期待していたとしても、期待以上のものを見ることができたと、感涙です。当たり前です。だって、嵐が誇る『ウチの相葉雅紀』なんですから。なんに関しても動じない、無感動な人間を装ってきたけど、本当は動揺するし、泣き言も言う。今まで誰にも頼ることができなかった亮くんが、やっと弱みを見せても受け止めてくれる人に出会えて、心のバリアが取れた感じ。そんな様子を、見事に演じ切った相葉さんは「相葉くん好き!」と言う人たちみんなの誇りです。武山亮くんからも、相葉雅紀くんからも、オーラが出ていました。見えました、私には。

でも、このまま裕一郎道を突っ走られても困っちゃうんだよねぇ。キャラクターのトレーナー着たり、ヘアバンドされちゃったら困るんですけど・・・。いや、困らないかも。うん、全然困らない!かわいいの見てみたいかもなぁ。アホアホ電話、聞きたいなぁ。



2001.5.12

めあり