10/12 TOWER RECORDS Live SPECIAL LIVE Vo.3 PM2:00
場所  TOWER RECORDS SHIBUYA  
アーティスト OLIVIA


何年か前、D&Dというアイドルグループが存在した。のそ中で一際目立つ存在それがOLIVIAだった。1998年OLIVIAは有名プロデューサー 小室哲也と出会う。
小室氏はフランスで行われるワールドカップ98用の歌を作っており、そのための歌手を探していた。 そこで天使のような歌声とロックサウンドを合わせ持っているということを理由に
OLIVIAにその役を依頼した。そのマキシシングル‘Together Now’1998年4月22日にリリース。
同年D&Dでアルバムを発表しOLIVIAはグループ脱退。その後精力的に音楽活動をするものの苦悩の日々を送る。
その活動は地味だったと思う。その間メディアであまり見る事も無くなった・・・がっ!
昨年からやたらとOLIVIAの名前を耳にする、正直自分の記憶の中から消えかけていた!彼女は素晴らしいアーティストとなって僕の前に現れた。
彼女の持つオーラにただ唖然、OLIVIAは脱退して我が道を進んだ!僕は確信した、彼女の脱退と苦悩の選択は間違いではなかったと。今現在彼女の取り巻きもそれを信じていた!
そんな中で今回向かった先はタワーレコード渋谷店。都内で彼女のCDを購入できる唯一の場所。会場入りするともちろんファンの人達だと思うが外人さんが目立つ!
場内はもの凄く怪しげで音楽以外に英語で喋るグループが近くにいてそっちに気を取られているとPM2:10をまわった所で照明が落ちOLIVIA登場。服装は黒のフリフリのカットソーに5本のウォレットチェーンのついた黒いパンツ。
僕は正直驚いた!アイドルの頃とは180度違いメチャメチャROCKで!今回が初生OLIVIAだったので大興奮!1st「026unconscious333」が始まった!
こんなにROCKなのにあまり盛り上がっていない?そんな会場の空気をもかき消すバンドの圧力!それにも劣らずシャウトするOLIVIAオーディエンスはこのまま飲まれてしまうのか?
そんな事は無く徐々にヒートアップ!特に僕の前にいた人は縦揺れを通り越して常にジャンプ!凄く邪魔!!見えね〜よ馬鹿!って感じ。2nd「Celestial Delinquent」
激しくかき鳴らすギターにある意味戦い(戦闘)の意識を持たされ他のオーディエンスに負けぬようその渦の中に立つ。間にMCが入り3nd「57Sto R M03」このナンバーは
スローナンバーだがとにかくROCK!髪を振り乱し歌うOLIVIAはとても怪しげで魅了的だった!「Bliss Forest」では全曲に引き続きスローナンバーだがOLIVIAの歌は激しい!
音域が高いため低音の音が殺されるほどに・・・昔から俺の中で「UNDER GROUNDの天才」という言葉がある。何においてもその場の状況とか立場、経歴とかで才能があるのに
埋もれる人や物があると!OLIVIAがある意味そうかと。なぜOLIVIA売れないのか?支持されないか?理由は唯我独尊!我が道を行く!群れないとやたらと寂しい現代の社会。
そうしないと不安だから・・・だがそれを拒むと周囲の反応は厳しくなる!突っ張って生きるとは非常に厳しいものだ。
変わってPOPなナンバー「BLIND UNICORN」オーディエンスはとにかく立て揺れ!俺も負けずに飛んでました!ステージ上では跳ね回るOLIVIA
オーディエンスと張り合うように飛び回る!こんな元気な子なのかと今までのイメージが一転した。「Devil's in me」では狭いステージをいっぱい使い
激しく歌う!OLIVIAのライヴがこんなに激しいとは思っても見なかった!D&Dの頃と比べると・・・時代の流れとは・・・
歌い終わりステージを去るOLIVIA、すかさずアンコールの声!VIVIコール。少し間を取ってOLIVIA再度登場!アンコールは「SpidERSpins」
オーディエンスは大爆発!それをあおるかのように動き、叫びまくるOLIVIA。終了後、CDが出るのでよろしく!と言ってステージを降りる。
今までOLIVIAのライヴは見た事無いので多くは語れないが音に忠実で素晴らしいライヴだったと思う。機会があれば是非もう一度彼女を見たい物だ!


OLIVIA
SETLIST
01.026unconscious333
02.Celestial Delinquent
MC
03.57Sto R M03
04.Bliss Forest
05.BLIND UNICORN
06.Devil's in me

アンコール
メンバー紹介
SpidERSpins

     2003/11/12  jetta

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