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クラフトワーク



YMOファンの方なら一度はこの名前を聞いたことがあるのではないだろうか。
クラフトワーク、テクノの開祖、ゴッドファーザーと称えられるグループである。
その音楽は、果てしなくストイック。眩暈がするほど禁欲的。

私が初めてクラフトワークを買ったのは「なんとなく新しい音楽が聴きたかった」から。
理由は適当。そして購入、拝聴。

・・
・・・・
・・・・・・・・なんじゃこりゃ。。。

最初に買ったのは「放射能」と「人間解体」というアルバム。
ひたすらストイックに写実主義な音楽を追求するクラフトワークの”芸”が、 私には理解できなかった。だからしばらくは、棚の奥深くに眠らせていた。ちーん。

その後少しして、「ヨーロッパ特急」というアルバムを購入。表題曲「ヨーロッパ特急」にハマル。
そして私のボルテージは急上昇、まさにヨーロッパ特急並みのスピードで、 クラフトワークを聴きまくったのであった。

しかしまああれだ、クラフトワークを聴いて改めて思ったのが、 ただノリがよくてポップで、ひたすらに聴きやすい音楽より、 無愛想でも深みのある音楽がいい。ってこと。
やたらに愛想のいい音楽は飽きる

今までまったくなんとも思ってなかった曲が、ある日突然カッコよく聞こえだすその瞬間が好きだ
その瞬間を求めて、また新しい音楽を探す。そんな喜びを知っている人は、意外と少ない。
「ヨーロッパ特急」は本当に名盤だと思う。「THE MIX」もイイ。
「RADIO−ACTIVITY」は、今現在では、一番好きな曲だ。

クラフトワーク、未体験の人には、なかなか面白い体験になると思う。
YMOに飽きたら、クラフトワークでもどうぞ。




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