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鉄製ワッシャー |
リアの車高を上げました。
リアの車高を上げた理由は大きく2つで、まずはアップハン化に伴いフロント加重が若干減少した。
次に右側にバンクさせた時にマフラーの4-2の集合部分が接地する。
という理由から対策として車高アップを実施しました。
車高アップと一言で言ってもやり方はたくさんあります。
社外品のリアショックユニットを組む、リアのスプリングのバネレートを上げる、
リアのイニシャルをかけていく、リンクロッドの比率を変更する、などなど。
私が今回行ったやり方は一番お金がかからずに、またノーマルのサスペンションセッティングを
崩さない方法です。
単純にリアショックユニットとフレームの間にワッシャーをかませ、
ショック自体のバネレート、自由長を変更せずにショックの全長を延ばすという方法。
写真のワッシャーは直径30㎜、穴の直径10㎜で厚さが3㎜あります。
このワッシャーの大きさがジャストフィットで、ショック上部とフレームの間に綺麗に収まります。
今回はこれを3枚入れました。ということで9㎜ショックの全長が延びる形になります。
9㎜のショック長の増加がリンクを介することにより、カウル後端で約3㎝上がります。
これにより現時点ではマフラーの接地は起きませんし、フロントの感触も良くなりました。
ただ、サイドスタンドで止めている時の傾きがノーマルよりも大分斜めを向くのがデメリット。
暖かくなって峠でちょっと走ってみて今後、考えていこうと思っています。
とにかくなんといっても安い。ワッシャー4個入りで\200程度。
作業自体も簡単なので気軽なセッティングの一つとしてはおすすめだと思います。