「侵食」
自転車に乗った中国人が僕を見て無表情だった
僕はとてつもない恐怖を覚えた
体中が凍り付いて悲しみはさらに上へ
僕が乗るはずのバスが来た もう行ってしまった
あのバスに乗れなかったことで僕の何かが変わりかもしれない
これから9ブロック下がる道の途中で誰かに処刑されるかもしれないし
バスの中で誰かが火炎瓶を誤って落として炎上するかもしれない
早く顔を洗って歯を磨いて夢を見なくちゃ
今日買った新しいレコードはいったいどんな音楽なんだろう
ジャケットを見て買った俺は少しかっこいいだろ
きっとそれを聞いて彼女を思い出して泣く事が出きるんだ
なぁ かっこいいだろ 心が何かに怯えることは、、、、、
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