「記念日」
明日の独立記念日で 僕の記念日も一つ歳を数える
十代をふるさとに置いて来てから もう四度目の夏だ
遠くで鳴るものに耳を澄ます事を覚える様になったかな
それでも別れがあって 誰かが泣いているのを止められずにいたかな
友達がキャンドルを灯もして遠くに行ったりもしたよ
コーヒー あの頃とこれは変わらない この苦さと この若さ
僕にとって 別れと言う物はすでに 生きていく上での消化作業だ
何かのごみと間違えて捨ててしまうような思い出もあったりする
そう それで良いのかもしれない もう心がはちきれそうなほど
辛い思い出や別れや衝撃があったから 少しづつ捨てて行った方が利口なのかもしれない
写真あったかなぁ あの頃に映した貴重な写真
とってもとっても大切で もうその写真達がないと
あの頃どんな風に笑ったり 誰と笑ったかなんて 思い出せない
愛の詩集へ クールの部屋へ