「君の横に」
 
きっと君は余り気にしないだろうこの空間で
 
現に僕は君の横にこうして座っている
 
これをこう書きながらも 君は隣に居て
 
何かしら文字を綴っている
 
二人の間には少ないほどの会話しかなされていなかったから
 
別に今もお互いそれほど気にしてはいないだろう
 
静かだったこの空間にいつしかたくさんの人が集まり
 
ざわめきが二人の間を楽にしていき
 
まら気に触らないほどの空間に余裕ができた
 
でも僕はまだ君に触らないように
 
きっと君は余り気にしないだろうこの空間で
 
現に僕は君の横にこうして座っている
 
 
 




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