「君の面影」
もう忘れたはず 時折胸を叩く 君の面影がまだ何処かに残る
そんなに悲しい目で 心を見透かすのやめて 君に贈ったあの歌がまだ耳に残る
その花束はもう枯れてしまって 時のいたずらに僕は戸惑いを隠せない
君の黒髪が揺れてる 悲しい目をした君の
もう枯れてしまったはずなのに 黒髪も悲しい目をした君も
静かに思い出す 音の無い世界 枯れてしまったものは この先も枯れたまま
流した涙さえ もう涸れていた 僕の歌うあの歌も もう嗄れてしまった
その花束をさらに一つに束ねて 捨ててしまえば 本当に忘れられるかな
君の黒髪が揺れてる 悲しい目をした君の
もう枯れてしまったはずなのに 黒髪も悲しい目をした君も