火の精霊は赤い服を着ていて　赤い靴を履いて

熱い恋をしたら誰よりも自然で　誰よりも美しいだろう

そんな想像で僕は煙草に火をつけた

 

水の精霊は青い服を着ていて　青い靴を履いて

雨の降る日は誰よりも自然で　誰よりも美しいだろう

そんな想像で僕は絵本で泣いた

 

僕等が生きてるこんなちっぽけな世界で

僕等は何を生み出し何を創るんだろう

僕には君のような愛を必要としてる　この想像力をも壊すような

 

地の精霊は緑の服を着ていて　緑の靴を履いて

霞草を贈ると誰よりも自然で　誰よりも美しいだろう

そんな想像で僕は花束を選んだ

 

風の精霊は白い服を来ていて　白い靴を履いて

翼を持てば誰よりも自然で　誰よりも美しいだろう

そんな想像で僕はべスパにまたがった